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最強のイナゴ当番 ~魔物を統べる者~



 戦闘は続くよ、どこまでも!

 今日も今日とて、空に向かって広がるのは――大魔術の波紋!

 ラスボスお兄さんこと異界のレイヴァンお兄さん。

 暴走する悪食の魔性が送り込んできた刺客、イナゴ軍団を退治して回っているのだが。


 あれから数日経っても、やっていることはイナゴ退治。


 もし闇落ちレイヴァン神が、神話再現アダムスヴェインを用いた終末再現。

 黙示録に記されし第九楽章。

 第一の災いとも語られる――イナゴによる世界攻撃を行っているのなら、このイナゴ戦争は五か月間も続く事になる。


 本当に世界の終末なんて起きるとは、思っていないが。

 それを再現するのがアダムスヴェインの力だから、けっこう厄介で……。

 しかもアダムスヴェインは神話を改竄して、再現することも可能。


 倒しても倒しても、イナゴイナゴイナゴ!

 イナゴ尽くし!

 もはやローテーションで、イナゴ当番を決めているのだ。


 で!

 大魔帝ケトスこと素敵ニャンコな私はというと!

 肉球を伸ばし、空に大爆炎を発生! ……させてはいなかった。

 本日、私は休憩中。

 作戦基地となっているヒナタくんの邸宅でのんびり、ネコ足を伸ばしていた。


 三毛猫魔王様からお借りした玉座型のソファーで、お手々を舐めて。

 ちぺちぺちぺ。

 顔を洗って、さあ完璧!


『くはははははは! あ! ねえねえ、我が宿敵~! オレンジジュース持ってきてよ~!』


 もう既に私の対応にも慣れていたのか。

 ヒナタママは渋々ながらも、ポテチと一緒にオレンジジュースを持ってきてくれる。

 コトンと置かれたお菓子セットに私の猫目も猫口も、ぶにゃ~っと開く。


『うむ、ご苦労。良きに計らえ!』

「キミさあ……本当にあの魔帝ケトスなんだよね?」


 獅子風な空気を醸し出すヒナタママは腰に手を当て、呆れ顔。


『どこからどう見ても、魔帝ケトスだろ? まあ、前よりはちょっと温和になってるし、落ち着いたせいか、見た目もほんの少しは丸くなってるだろうけど』

「いや、見た目もそうだけど……キミとボクは命の奪い合いをした関係だって事、もう忘れているんじゃないだろうね?」


 忘れる筈もない。

 しかし! もうそれは済んだ話!


『だって君、ヒナタくんのお母さんだろう? 転生魔王様の奥さんなわけだし。なら遠慮しなくてもよくない?』

「キミの割り切りっていうか、ネコのそういう部分はいまだに理解できそうにないよ。昨日なんて、あの人に報告にやってきた裁定の神獣と全てを見通す神鶏に、ケトスに手を出したら陛下の奥方とて容赦はせぬぞ? って、めちゃくちゃ牽制されたくらいなんだよ? 他の二柱は大魔族の貫禄かんろくが残ってるのに、キミときたら……」


 あ、ワンコとニワトリも挨拶に来てたのね。

 しかもヒナタママに喧嘩を売ったっていうのは、なんか分かる。

 あの二柱は私を心配しているのだろう。


『あれ? でもあの二人、昨日は肉じゃがを大量に食べたみたいに言ってたけど』

「ああ、ボクが作った肉じゃがを貪り食いながら、シリアスをしてたつもりみたいだよ? 君たち魔王の腹心。魔帝三獣は本当に、変わったね……少し、いや、かなり驚いているよ」


 一番変わったのは、目の前の獅子風主婦。

 元殺戮マシーンの君のほうだと思うが。

 まあ、それは言わない方がいいかもね。


「それで、今日のイナゴはどうなってるんだい? たしか例のラスボスのラスボスじゃないバージョン。レイヴァン神だったか、闇落ちしていないお義兄さんが担当と聞いているけど」

『ああ、レイヴァンお兄さんだね。でも大丈夫かな、ここ冥界じゃないから本気を出そうにも出せない場所だから……実力を発揮できないんだよね』


 獅子風美女は、ふふーんと口をニヤけさせ。


「じゃあ苦戦しそうだったらボクが途中参加して、ポイント稼ぎでもした方がいいのかな。義理のお兄さんなわけだから、ここで好感度を上げておいた方が都合がいい。チマチマと機嫌を伺うよりもはるかに効率的だろう」

『いや、効率って。ゲーム攻略じゃないんだから……』


 そういや我が宿敵(あの勇者)って、効率を重視しまくる傾向にあったか。

 その辺は変わってないでやんの。


 ともあれ私とヒナタママはじっと、外の様子を眺める。

 視線の先は魔道具と繋いだパソコン。

 ポテチに支配されたリビングのモニターでは、今日のイナゴ当番の戦闘が中継されているのだ。


 ヒナタママが勇者としての顔で、瞳を細める。


「毎日毎夜、地道にコツコツと災厄の化身、魔力イナゴを送り続けてきてる本体。どこかに隠れているソイツをブチのめしてやるのが、手っ取り早いんだろうけど」

『ラスボスの位置が分からないから仕方ないね。こっちは既に後手に回っているという事さ。この錚々(そうそう)たるメンバーの目すら欺き、感知できない場所に隠れることができる。それだけでかなりヤバイ存在なのは間違いなくなっている。迂闊な行動はできないさ』


 何が厄介って、相手は冥界神。

 死を司る力を権能としている。

 単独行動して殺されたら、そのまま吸収され相手の力や眷属にされてしまう可能性も高い。


 実際。

 レイヴァンお兄さんに聞いたら、暴走してないお兄さんでも軽く出来ちゃう能力らしいし。

 殺された時点でその存在が、敵となる。


 なので、まずは相手の本拠地探索を最優先。


 次元を司る黒白ワンコと、未来を眺める白黒にわとり。

 ホワイトハウルとロックウェル卿の探索待ちが、数日間続いている状態なのである。


『焦ったって仕方がない。ヒナタくんの命もかかってるし、慎重に動こうじゃないか』

「すまないが、頼りにしているよ」


 言って頭を下げる我が宿敵。


『私も弟子は大切だしね。それに三毛猫魔王様の御息女だ、私にとっても関係のない話じゃない。あの方のおかげで、今、私はこうして穏やかに過ごしている。幸せに生きている……その恩には報いるつもりだよ』

「そう言ってくれるとありがたいね、じゃあドーナツでも揚げてくるから食べるだろう?」


 シリアスイケニャンだった私の貌が、ぶにゃっと緩む。


「返事は聞かなくても分かったよ。すぐに作ってくるから、ポテチでも食べて待っていておくれ」


 すっかり主婦の顔に戻って、ハハハハと笑い去っていく我が宿敵。

 その背を眺めて、私はポテチの袋に手を伸ばす。


 贅沢にも十枚のポテチを同時に重ねて。

 邪悪なる猫微笑!

 バーリバリバリ! 容赦なく、一気食い!


『くはははははははははは! これぞ! 大魔帝の貫禄!』

「見たわよ~、ケトスっち。アンタいま、魔王陛下に禁止されてる一気食いをしたでしょ?」


 と、転移の波動と共に帰ってきたのは、学校に行っていたこの家の長女。


 贅を極める私に目をやったのも、女子高生勇者。

 黙っていれば黒髪美少女。

 自宅モードのジャージで、ポニーテールをぎゅっと結んだヒナタくんである。


 私はチッチッチっと指を振って見せ。

 周囲にランダム効果の魔術を放ちながらも、言い切ってみる。


『魔王陛下が禁止なさったのは袋食い。開けたポテチにそのまま顔を突っ込んで、ガァァァァっと食べる行為だからね! 今のは、セーフなのである!』

「ああ……あのポテチの袋に顔ツッコんで、わしゃわしゃ動きながら食べるパターンのやつね……」


 語らいながらも私のニャンコ目線は、モニターに移っている。

 今日の当番の戦闘を眺めていたのだ。


 空を舞うのは黒き翼の伊達男。

 ダンジョン領域日本をイナゴ地獄に染めている犯人と同一存在。

 冥界神のレイヴァンお兄さん(本物)である。


 漆黒の翼をバサっと広げ。

 両手を広げ、開襟シャツからジャラジャラとした魔道具の護符を見せつけ。

 お兄さんが――唸る。


「始原解放。アダムスヴェイン。さあイナゴどもっ――時の回廊に戻りやがれ!」


 相手のイナゴに自分のバッタをぶつけているようだが。

 戦況は五分五分。

 やはり地上世界でそれほどの本気はだせていないようだ。


 ちなみに、ジャラジャラとつけている魔道具の護符は、魔王陛下と三毛猫魔王陛下の手作りのタリスマン。

 クリスタルっぽい装飾装備。

 と、言えばなんとなく見た目も通じるだろうか。


 ダブル陛下がお兄さんの身を案じ作り出した、身代わりの護符である。


 ようするに、かなりの深度のダメージやら、全ての状態異常やらを防ぐ伝説級魔道具以上の神器だったりするのだが。

 たぶん、お兄さんには何も伝えてないんだろうなあ……。


「がぁぁぁああぁぁぁ! このイナゴどもっ、キリがねえじゃねえか! 異界の俺様が随分と暴れているようだが、あまり悪戯が過ぎるとこっちも本気を出してだなっ――」

「ハハハハ! 兄さんと一緒に戦闘ができるなんて、ワタシはついているね。ケトスも見ているし、それじゃあ、ちょっと本気を出そうか――」


 若干苦戦中のお兄さん。その横で満面の笑みを浮かべているのは、私の魔王陛下。

 ……。

 あれ? 今日は魔王様の当番じゃないのだが。


 ……。

 まあ、あの魔王様がお兄さん一人を戦わせるはずがないか。

 振り返ったお兄さんが、眉間に濃い皺をビシっと刻み、唾を飛ばす勢いで叫ぶ。


「ばっ……バカ野郎! てめえの本気って言ったら、俺様も巻き込まれるだろうがっ!」


 当然、魔王様が人の話をお聞きになる筈がない。

 儀礼服のままの魔王様が、スゥっと手を翳し。

 ギシリと口角をつり上げる。


「始原解放――アダムスヴェイン。さあ、顕現しておくれ、バーステットの猫女神よ!」


 言って、魔王様が指をパチン。

 それだけで意思なく人を喰らうイナゴ、ようするに敵の群れを強制的に引き寄せて……。

 刹那起こったのは、血の海地獄。


 グジャバジャァァアアアアアアアァッァァァァアア!


 血を吸った蚊を潰した時のような光景が、空を一面の鮮血で染めている。

 って!

 一瞬で全滅させた!?


 一緒にモニターを見ていたヒナタくんが、まともに顔色を変える。


「ちょ! 何よ今の!? 防ぎようのない儀式魔術? 一瞬で周辺からイナゴが消滅してるじゃない!」


 驚愕するその声の、なんと心地良い事。

 まるで私自身が褒められたような顔をした私は、こほんと息を吐き。

 ドドドド、ドヤァァァアアアァッァア!


『当然だろう! 私の魔王陛下だからね!』

「魔王陛下が凄いっていうのは聞いてたけど、まさかこんなに凄いなんて……で? いったい、どういう魔術式を使ったのよ」


 私は魔術式を読み取り……告げる。


『おそらく、敵のイナゴを自分の召喚コストの生贄に使ったのさ』


 ヒナタくんがじっとモニターを見て。


「なるほどねえ、つまり――本来なら味方サイドから消費するコストを、敵を対象にするように魔術式を弄った。ってことであってる?」

『正解だよ、さすがは我が弟子。覚えが良いね』


 召喚コストによって呼び出されたのは――。

 ネコの顔をした半獣半人の女神。


 おそらくだが――これも正真正銘の神。

 エジプト神話に登場し、冒涜的な夢創作神話でも語られる事のあるバステト神だろう。

 ドリームランドにも入場する権利があるらしいのだが……、その手には暗黒の力を宿した鏡が抱えられている。


 魔王陛下が魔を統べる王の顔で、悠然と告げる。


「猫女神よ――あの昏き空は全て敵だ。頼めるかい?」


 モニターの中の猫女神が、召喚士である魔王様にニッコリと微笑み。

 果ての空に浮かぶイナゴの大群に向かい、鏡を翳す。

 なにやら召喚門ゲートと同じ働きを持っているようだが。


 鏡から、モゾモゾっと粘膜の塊が顔を出し。

 周囲をきょろきょろ。

 召喚されたと知ったのだろう、歓喜の雄たけびを上げ始めた。


 テケリケ? テケリリリリリリリリ!


 声に聞き覚えがある。

 出現したのは、どこかで見たような強力なスライムだった。


 これはライカ君の事件の時に発生した、玉虫色のスライム。

 ショゴス。

 その群れ集う大群である。


 ヒナタくんがドン引きした様子で、口をへの字に曲げる。


「うわぁぁぁぁ……なによこのえげつない魔力と量のスライムは……。異界でも見たことないわよ? 強いってのはわかるけど……なに? この、なに?」

『恐怖を覚えた人々の心から生まれた、或いは狂気に満ちた心を持つ者が観測できる狂気生物。まあ単純に言っちゃえば超強いスライムさ。猫女神のバステトが持っていた鏡は、異なる神話体系をもつ夢世界の遺物。第六王朝にいたとされるファラオの所有物。ショゴス達が存在する異界との門を繋ぐ、暗黒鏡だったんだろうね』


 ちなみに。

 以前、呼びだされた個体、ショゴスエンペラーくんは魔王軍に在籍中。

 猫女神召喚の魔術を魔王様に教えた犯人は、ショゴスエンペラーくんの可能性が高い。


 そういや、仲間を増やしたがってたからなあ、あの子。

 魔王様はその願いを叶えてあげるつもりなのだろう。


 召喚の役目を終えた猫女神バステト。

 微笑みと共にお辞儀を残して、彼女が帰還する中。

 魔王様が蠢くスライムたちに、スゥっと長い手を翳す。


「やあショゴス達、君たちにワタシの力を授けよう。無限に湧き続けるイナゴを喰らってきておくれ」


 告げて魔王様は指をパチン!

 スライム状の存在、ショゴスの身体が変貌していく。

 魔王様の眷属となったことで恩寵を得て、魔王軍の傘下に加わったのだ。


 スライムたちは闇猫の形をとって再顕現。

 ショゴスキャットとなって、影の中を這いずり始めていた。


 不定形生物のスライムの性質を利用した進化。

 魔王様は魔物を統べる王の性質を利用し、強化を促したのだろう。

 ショゴスキャットが空を駆ける――果ての空にまだ大量にいるイナゴの群れを、喰らい始めた。


 《喰らい尽くす者:ショゴス》

 単純なスキル名だが効果も単純。

 相手を粘膜で喰らって、その力を取り込む能力である。


 ……。

 これって、イナゴを吸い続けて成長するんだろうけど。

 イナゴは無限に湧くわけで……。


 大丈夫かな?


 同じ疑問をレイヴァンお兄さんも抱いたのだろう。

 頬をポリポリしながら、鋭い眼光を尖らせる。


「おい、おまえ……これ、ちゃんと制御できるのか?」

「ワタシの配下にはケトスが連れてきたショゴスの上位種、ショゴスエンペラーが所属しているからね。彼に頼めばきちんと軍としての機能を果たしてくれる。ワタシの部下は優秀なのさ」


 決め台詞を述べる魔王様も大変麗しいのだが。

 たしか、ショゴスエンペラーくん、今日は非番だった気がするけど。

 ……。

 魔王様、ちゃんとそれ、覚えてるよね?


 もしショゴスエンペラーくんのボス能力を利用して解決しようとしているのなら。

 制御できないんじゃないかなぁ……と、私は思うのだが。


「さあ緊急顕現でておいで。我が配下の一柱、魔帝ショゴスエンペラー。君の出番だよ!」


 あ!


 本来ならここで、闇の渦と共に皇帝風のスライムが顕現する筈だったのだろうが。

 周囲に広がるのは、沈黙のみ。

 レイヴァンお兄さんが、翼をバサつかせながらジト目で腕を組む。


「てめえ、まさか――部下のシフトを忘れてやがったな? おまえ、たしか非番の魔物をうっかり召喚しないように、休みの日には召喚不可能にするとか言ってただろ」


 頬を垂れる一筋の汗が、魔王様のうっかりを物語っていた。


「そ、そんなことも、あったかな?」

「しょーがねえな! 弟の不始末は兄の責任、ちゃんとショゴスどもを従えてやるよ!」


 言って、お兄さんは冥界皇帝モードの顔で髪を掻き上げ。

 ふふん♪

 闇の微笑を浮かべて、手を翳す。


 お兄さんも無限ともいえる死者の魂。

 そして飛蝗や黄金ネズミを使役する冥界の神。

 ショゴスキャットの支配も可能なのだろう。


 お兄さんは、冥界神モードのキリリ顔で朗々と宣言する。


「一番活躍した猫にはタワー状に積んだ液状ネコオヤツの、ゴージャス盛り合わせを進呈してやる! さあ戦え! 俺様のために動け! んでもって、後でナデナデしてやろうじゃねえか!」


 って、結局モノで釣るんかい。

 と、言いつつも私は緊急転移をし、空を駆けていた。

 お兄さんはショゴスキャットと指定していなかったからね!


 ビシっと肉球を輝かせ、ポテチの袋を頭にかぶった私は超格好よく。

 宣言する!


『くははははは! 我はケトス! 大魔帝ケトス――! 続け、新たなる魔王陛下の眷族ショゴスキャットよ! 全員で活躍すれば、全員が一番活躍したことになる。お兄さんの奢りで、オヤツタワーを全員ゲットニャ!』

「な! おいこら、駄猫! 俺様はそんなこと一言も言ってねえぞっ!」


 夢のオヤツタワーは、全員のもの♪

 私という群れリーダーを手に入れたショゴスキャット。強化された新たなネコ眷族がイナゴの群れを喰らい尽くす。


 むろん、敵は全滅した。

 当然。

 帰還後にドーナツもちゃんとゲットしたとだけは、記載しておこうと思う。


 さて。

 こうして時間を稼いでいるうちに、ワンコニワトリ連合が敵の本拠地を発見してくれるといいのだが。

 おそらく、まだ時間はかかる。

 とりあえずは無限に湧くイナゴの対処をしつつ。

 こっちも戦力を増強するしかないか。



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― 新着の感想 ―
[一言] あの2体でなかなか見付からないって事は 探そうとすらしてない場所に居る可能性が出て来るな・・・ 三毛猫魔王の家の庭とかヒナタの箪笥の中とか(棒
[良い点] レイヴァン兄さんのち●ーるタワー発言に釣られてケトス様まで参戦( *´艸`) [一言] ジョゴス君が魔王様の眷族になった途端に猫化…。モフモフ化は魔王様の趣味嗜好がそうだからなんだろうね(…
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