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追放!追放!また追放! ~巨獣人たちの国~ その1



 なんやかんやあって、やってきました最後の大陸!

 巨人達の住まう地域!

 ここには希望が詰まっている、それはすなわち! 巨人サイズのグルメ! 超巨大プリンの山に、全身でダイヴすることだって夢ではない!


 キャラメルプリンの海を泳いで、バクバクバクと喰らいながら突き進むのだ!


 さあ!

 いざ行け、大魔帝! 天下のモフモフにゃんこ!

 靡くネコ毛も、当社比二倍に輝いている!


 ビシ――!

 と、本来ならテンションは最高だった筈なのだ。

 いきなりペテン師扱いされて、追放されなければ。


 大魔帝ケトスたる天才ニャンコな私は、考える。

 ありえなくない?

 と。


 さて、ここで冷静になろう。

 土で汚れた獣毛を毛繕い。

 しぺしぺしぺ。


 ここは、濃霧に包まれた巨人の里。

 巨大グルメを求めて一番偉い人に用意させようと、転移!

 ムースベース大陸の中央宮殿に顕現してやったのだが、その結果は……。


 門前払い。


 目の前で、ちょうど重い扉がギギギギギっと閉まっている真っ最中。

 地を擦る金属の匂いが、私の鼻孔を擽っていた。


 文字通り門前で佇むのは四人。

 一人は私、異界の邪神で魔猫の大魔帝ケトス。


 もう一人は口を開かなければ可憐な黒髪美少女。

 異界からの転移者で、かつてこの世界を救った女子高生勇者ヒナタ。


 そして、この世界の主神のシュラングくんと。

 更にもう一人。

 その最後のメンバーであり吸血鬼で聖騎士のカーマインくんが、困惑気味にこちらをチラリ。


 冷静にしぺしぺしぺと毛繕いをする私、その揺れる肩を見て。

 頬をぽりぽり。

 なんとか場を取り繕うとする、苦労人な声が響く。


「す、すみません。まさかペテン師扱いされてしまうとは……我が主、ヴァージニア伯爵の名はここでも通じると思っていたのですが……」


 そんな謝罪も今の私には届かない!

 モフ毛に赤い魔力がバチバチバチと、可視化された静電気のように溜まっているし!

 赤い瞳はギンギラギン!


 ネコちゃんの肩が揺れる。

 大地もゴォォゴゴグググっと揺れる。

 声も、揺れるのじゃぁあああああああああぁぁ!


『くくく……くくく、くははは、くはははははははははは!』

「……っ、ケ、ケトス様!?」


 宮殿の外でモフ毛を土で汚してしまった私は、ムカムカムカ!

 キシャアー! キシャアー!

 牙を剥き出しに、威嚇のポーズをとっていた!


『魔王様より褒められし、このモコモコふわふわ。我が至高なるモフ毛を穢すとは、許さん。許さんぞぉぉぉ。巨人族! 許さんのニャァアアアアアアアアアアァッァァア!』


 もこもこ毛を逆立てて、門に肉球を伸ばし。

 私は――ビシ。


『この我を追放するとは! いい度胸なのニャ!』

「然り!」


 私の横でも、ゴゴゴゴゴ!

 神聖なオーラを滾らせる美青年が一人。


「この主神たる我! シュラング=シュインクを物乞いの様に追い出すとは、なんたる不敬な! なんたる不遜! まさに愚の骨頂! 卑しくも愚かなその罪、万死に値するぞ!」


 一緒に追い出された褐色肌の垂れ目イケメン。

 シュラングくんが、ぐぬぬぬぬ!

 唾を飛ばす勢いで、歯茎を剥き出しに犬歯を唸らせていたのだ。


 彼はこれでも一応、この世界の創造主。

 門前払いには憤怒しているようで、下半身を完全な蛇状態にして――うねうねうね!

 尻尾の先をシュルルルル!


「許さぬ、許さぬぞ! これほどまでに我を不快にさせ、この最終降臨フォルムに至るまで憤慨させるとは! よもや我慢ならん!」


 ……。

 ちょっと私は冷静になる。

 後ろに下げていた耳を前に倒し、興味津々に蛇鱗をペンペンペン。


『てか、シュラングくん。君なんか種族変わってない? 上半身がニンゲンで、下半身が大蛇の男蛇神。いわゆる種族のカテゴリーでいえば、蛇人王。ナーガラージャ系の存在だったの? そういや、登場した時だか名乗り上げの時だか……どっちかは忘れたけど、蛇の眷属を使ってたもんね』

「どうだ、我が蛇鱗に見惚れたか? 魔猫の君よ」


 黄金装飾の下。

 ネラネラと下半身の蛇さん部分を輝かせ、こちらをチラリ。

 いちいちナルシストなやつである。


 まあ、これでも楽園の住人だ。

 一応は、ナーガラージャの上位種なのだろうが。


『いや、見惚れないけど……ええ……? ふつう、そういう正体的な最終形態って、戦闘中だけになるもんだろう? なんでヒナタくんとの戦いの時に、そのモードにならなかったんだい』

「ふ……っ、愚問であるな!」


 シュラングくんは、ファサっと銀髪を掻き上げ。

 ルーン文字のターバンを靡かせ、ニヒリ!

 長い蛇の胴体を揺らし、言う。


「愛する妻と真の最終形態で戦うほど、我は外道ではないからな! うっかりアダムスヴェインが発動してしまっても困る。それに、このモードは最終武闘スタイル。あまりにも美し過ぎる故、全てのモノを魅了してしまう可能性とてあるし――なにより我の蛇腹すはだを晒すわけでもある。あまり淑女の前で見せる姿でもあるまいて」

『へえ、一応ヒナタくんに気を遣ってたのか』


 チラッチラッと女子高生勇者のヒナタくんに、優しさアピールをしているが。

 彼女はまったく反応していない。

 この里をダンジョン領域と認識し、マッピングを開始している。


 たぶん、わざと無視をしているのだろうが。

 ともあれ!


『しかしだ。偉大なる私達への、この対応はいただけないね。君が巨人族ごとこの大陸をリセットさせようとしていた理由、十分に理解できたよ』

「ケ、ケトス様!? い、いや今回は我等も突然に宮殿へと顕現し。真実を語っても到底、信じて貰えないメンバーで行動していたから、仕方ない部分も……」


 冷静に諫めようとするカーマインくんの言葉を聞き流し。

 私はギロリと門を睨む。


『シュラング=シュインクよ。我に力を貸せ』

「ほう、奇遇であるな。我も今、同じ言葉を告げるつもりであった」


 ふふふはははは!

 くくくはははは!

 神の含み笑いが閉ざされた門の前でこだまする。


 追い出されて激おこプンプンな私達は、互いに顔を見合わせて。

 以心伝心に頷く。


『身の程を弁えさせてやるのニャ!』


 歯をグギギギギと軋ませ、同時にバッと手を翳したのだ。


は罪過の果てを駆ける漆黒!』

「汝、風土を享受し、喰らうモノ!」


 十重の魔法陣を発生させ。

 とぐろ巻く蛇の円形を描くように、大地にルーン文字を刻む。

 そのまま二柱で大魔術をぶっ放そうとしていたのだが。


「なによ、この世界を三周分ぐらいぶっ壊せそうな魔力は……ッ。って、ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁ!」


 マッピングを終えたヒナタくんが、黒髪をぶわっと膨らませ猛ダッシュ!

 ダダダダっと駆けて、ギン――!

 魔法陣封じの聖剣を地面に突き刺し、詠唱妨害!


 ブシュゥゥゥゥウウゥゥゥッゥっと、二人で溜めた魔力が散っていく中。

 私は肉球を輝かせたまま、抗議の唸りを上げる。


『何をするんだい、ヒナタくん! せっかくイイ所だったのに!』

「なにがイイ所よ! ああ、ああ……もう。そんなに眉間にシワを作っちゃって……、あんたら邪悪な主神クラスが二人して、なにをやらかすつもりだったのよ」


 と、呆れ顔のヒナタくん。

 冷静な顔で私は言う。


『なにって、とりあえずこの大陸の生きとし生けるモノを、苺の苗に変換しようとしてるんだけど?』

「我はその魂を全て金塊に転換してしまおうかと、思うておるだけだ」


 血を流さない。

 平和的な解決だよね?

 と、私達は腕を組んでうんうんと頷く。


「ケトスっちは毛を汚されて怒ってるんでしょうけど……シュラング! あんた、そんなんだから主神としてちゃんと祀られてないんじゃないの!?」

「なんだと!」

「聞こえなかったの!? そんなんだからこの世界はこんなに滅茶苦茶なのよ! 少しはその性格を改善しなさいよ! あと、どさくさ紛れに身体に巻きつこうとしないで!」


 べしべしべしと、女子高生に鱗部分を蹴られたシュラングくんだが。

 ちょっとその表情に変化があった。

 はっと瞳を開き。


「なんということだ……っ」


 感情を堪えるように歯を喰いしばったのだ。


 でも、たぶん……叱られて怒っているわけじゃないよねえ……。

 案の定。

 鼻梁を大きな手で覆い彼は言った。


「我が妻が! 我の心配をしておるだと! これはデレだな、異界の逸話に伝わりしデレ期というやつであるな!」

「どこをどうしたらそうなるのよ! だぁああああああぁぁぁぁ! 気持ち悪いから、肩を揺らしてせび泣くなぁああああぁぁぁぁっ!」


 今度は主神と勇者の戦いが再開しはじめていたが。

 その空気を察したのだろう。

 苦労人のカーマインくんが、慌てて二人の間に割って入る。


「と、とりあえず宿を取りましょう。ケトス様とシュラング様の気に入るグルメもあるかもしれないですよ!」

『そうかなあ……なんか、もう……この世界。結構どうでもイイっつーか。滅んじゃってもまあ仕方ないんじゃない? って、なってきてるんですけど』


 やる気をなくして、くわぁぁぁぁぁっと大あくびをする私。

 可愛いね?

 ネコ手の甲を舐めて、顔をフキフキし始める私にカーマイン君が泣きそうな声で言う。


「お願いですからっ、もうちょっとやる気になってくださいよ!」

『そうは言うけど、テキトーぐらいが丁度いいんじゃない? あんまり真剣になり過ぎると、即座にダメ判定しちゃいそうだし……ねえ?』


 ウニャハハハハハ!

 気楽に笑う私に、カーマイン君はぐぐっと肩を落としたまま。

 魔導ペンで報告書用のメモにサラサラサラ。


 そんな聖騎士の肩をパンパン叩いて主神が嗤う。


「まあ良いではないか。俗世の風呂を楽しむのも一興。温泉に浮かべて楽しむ酒、あれはなかなかどうして良いと聞くぞ!」

「宿屋も基本的には巨人族サイズでしょうから、温泉はあまり期待できない気もしますが……」


 ヒナタくんの作成したマップを眺めるカーマイン君。

 その横で、腕を組んで覗き込む主神がターバンを揺らす。


「ここだ! ここに温泉マークがあるではないか! 我はここを所望するぞ!」

「高級宿屋……になるのですかね。値段が少し気になりますが、とりあえず向かってみますか?」


 私に視線が向いていたので。

 とりあえず、うんと頷いた。


 ◇


 巨人族のサイズは人間のおよそ三倍ほど。

 イメージしやすくいうと、電信柱の半分ぐらいの高さになるか

 多少の違いはあるが、姿は人間と類似している。


 ファンタジー世界の言葉で該当する言葉を探すなら、獣人に近いだろう。

 顔がそのままライオンだったり、人によっては獣耳だけ生えていたり。

 果ては、顔がトカゲや鳥さんだったりと多種多様。


 巨人と魔物としての獣が交配を繰り返したら、こういう存在にもなるだろうが。

 どうやら以前出会った巨人。

 ネフェリム巨人族とは根本的に在り方が違うようだ。


 あっちは楽園の名残がある連中だったからね!

 今は魔王軍所属だし!

 対するこっちは巨人で獣人な、なかなか粗野な大陸のようである。


 まあ、それは別にいいのだ。

 顔が獣になっている種族など、山ほどいるし。

 それが巨人サイズになっているだけの話。


 とりあえず便宜上、巨獣人と呼ぶことにするが。


 問題はこっち。

 今、私達はホテルにチェックインしようとしたのだが。

 受付の巨獣人のお姉ちゃんが、にっこりとした笑顔で会計用のトレイを差し出し。


「一晩ですね。えーと……低級下等生物のネコが一匹、小人サイズなナーガラージャが一人、労働用ホムンクルスが一体に、田舎ものな吸血鬼が一体、ですか。みなさま、戦闘員ギルド登録をなさっていないので……割り増しっと。全部で三十六シュラング金貨になります!」


 カウンターが高いので空を飛んでいたカーマイン君がバン。

 机を叩いて言う。


「は? え? いや、一晩ですよ?」

「ええ、そうですけど。なにか?」


 ぼったくり店なのかな?

 私はカウンターによじ登り、カーマイン君に問う。


『ねえねえ。この世界の通貨にあんまり詳しくないんだけど、それって高いのかい?』

「高いなんてどころじゃありませんよ。わたしの給料の半年分にはなるかと……」


 ヒナタくんがこっそり。

 私に、金貨一枚で十万円ぐらいよと耳打ちしてくれる。


 一応、カーマイン君は大陸一つを統べる闇王ヴァージニア伯爵の右腕。

 それなりに高給取りの筈。

 三十六金貨で、その半年分となると。


 一月いくら貰ってるんだろ。


 えーと……、半年なら、六で割るんだから……。

 ……。

 今、頭脳も思考回路も完全にネコモードだからなあ。


 ま、まあそこそこ、貰っているという事は分かった!

 でも、ヴァンパイア騎士として最高位に近い存在の給金にしては……ちょっと少なくない?

 あの腹黒商人闇王、部下の給料ケチってる?


 そもそも、この世界の一年が十二ヵ月とは限らないけど!

 ともあれ。


 こちらに金がないと判断したのだろう。

 奥から黒服模様な虎獣人が、現れてヒソヒソヒソと受付姉ちゃんに耳打ち。

 あー、もうこの後の展開は読めてきた。


 受付の巨獣人の姉ちゃんがニコニコニコニコ。

 

「お金がないようでしたら、お引き取り下さい。こちらも仕事なのです、貧乏人に用はありません」


 言って、受付姉ちゃんがスキルを発動。

 シュゥゥゥゥゥウゥゥゥゥン!

 とりあえずスキル効果を確認したいので妨害はせずに、敢えて効果を受けてみる。


 他のメンバーも私の意図を察したようで、レジストをしなかったようだ。

 目の前の景色がブレて、切り替わっていく。

 私達全員の座標が移っているのだ。


 魔術式を確認した私は、猫口を開いた。


『商人系の職業が扱う基本技なのかな、魔術式はけっこう単純だったね。客を追い出す強制退去スキルってところか』

「ようするに、領域内から任意対象を排除する……門前払いをするスキルってわけね。ここは、普通にさっきのホテルの外かしら」


 ヒナタくんもこの大陸には詳しくないのか。

 周囲をキョロキョロ。

 目の前には巨獣人族の街並みが映っていた。


 まあそれはいいのだが。


 クスクスクスと、通り行く人たちからの嘲笑が聞こえてくるのが、問題だ。

 貧乏人。田舎大陸の吸血鬼。

 下等種族。そんなありがちな影口のエトセトラ。


 当然、勝気なヒナタくんにはカチンと来るのだろう。


「は!? なによあいつら! すんごい感じ悪いんですけど!」


 ガルルルルとまでは、唸っていないが。

 次に何かあったら、すぐにでも飛びかかりそうである。


『うーむ、階級とか、そういうのに厳しい大陸なのかな。それとも単純に金がないと駄目なのか、力がないと駄目なのか。あるいはその全部が必要なのか。シュラングくんは何か知ってるかい?』

「さあな。それを探りに来ているのであろう?」


 語るつもりはないのか。

 あるいは管理不足で把握してないのか……。

 どっちにしても、使えない主神である。


 ただの巨人ならともかく、獣人が混じってるのが色々と問題なのかもしれない。

 獣の本能は性格に影響を与えやすい。

 ケモノって上下関係とか力関係に、結構厳しくなりがちなんだよね。


 なにはともあれ。

 私達は、また追放されてしまったわけで。

 宿がない! すなわち、ホテルグルメも無い!


 プリン風呂は、泡沫の夢と消えてしまった。


 それってこの大陸が無価値だって言ってるようなもんだよね!?

 まだ遠くから影口が聞こえてるし。

 大きな身体のくせに、なかなかどうして陰湿だ。


 私とヒナタ君と、シュラングくんが互いに顔を見て。

 こくりと頷く。


 それぞれに魔導書を顕現させ。

 ゴゴゴゴゴッゴゴ!

 波乱が起こる前に動いたのは、カーマイン君。


「と、とにかく他の宿を探してみましょう……! だから、その……。三人で呪い、というか、不幸を撒き散らす儀式魔術を展開するのは、やめて貰ってもいいですか? 死者が出ないからって、本当に発動させるつもりですよね……?」


 他人事みたいに言っちゃうけど。

 このメンバーを暴走させないように頑張るカーマイン君。

 すんごい大変だよね。


 胃がキリキリしてそうな彼に免じて、私達はとりあえず魔術を解除した。


 ◇


 ちなみに。

 この後、とりあえず他の宿も探したのだが……。

 だいたい同じ反応だったのである。


 グルメがマズかったら。

 とっとと帰っちゃっていいよね?



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― 新着の感想 ―
[一言] んん? これはもしや? お前、実はTUEEEEE!で、しかも門前払いしちゃってすいやせーん!!!! な展開になるのでは? いや、絶対になるな。 ここでもドヤと信仰を集められるのか!? (こん…
2024/02/03 23:39 退会済み
管理
[一言] 他者排除にまでは至って無い選民思想に染まってんなあ 『平家に非ずんば人に非ず』の域にまで逝って無いだけマシ・・・・なのかなあ? 取り合えずそこの主神の記憶クリスタルちゃんと調べた方がいいぞ…
[良い点] えぇ…。(´д`|||)これ、やばくない? 下手すれば大陸ごと消されちゃうかも !Σ( ̄□ ̄;) [一言] ある意味エルフより感じわるくない?(´д`|||) ケトス様達に消されるの秒…
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