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英雄犬 ~望郷のライカ~後編



 正義扇動事件を追ってやっと辿り着いたのは、かつて人類のために犠牲になった動物。

 ライカ犬。

 魔性と化した、彼女と話し合いをしたい所なのだが。


 ザッザッザッザ!

 ザッザッザッザ!


 はい、囲まれてます~!

 魔術で詳細まではチェックできない科学ゴーレムなので、地味に面倒でーす!


 とりあえず結界で各部屋の扉を封じて、守ってみたのだが。

 あくまでも応急処置。

 たぶんそのうち科学と魔術の合同技術で生まれた存在には、破られてしまうだろう。


 規則的に鳴り響く足音に、ネコ魔獣である私――大魔帝ケトスの尖る耳がピンと立つ!

 既に応接室を包囲されているのだが……。

 猫目石の魔杖を肉球で掴み――確認するように、私は部屋の主に言う。


『念のために聞いておくけど。この科学ゴーレム達は家政婦みたいなもんで、部屋の掃除をしにやってきた。なーんてことはないよね?』


 モコモコの首を向ける私に、ここの部隊リーダーのブロンド姉ちゃんが銃を構え。

 ごくりと動揺の息を呑む。

 額と頬に汗を浮かべて、彼女は叫んだ。


「そんなはずないだろう!」

『いや、そんなに怒鳴らないでよ。こっちは君達の技術を把握してないんだ。自動掃除マシーンか人を殺すための科学ゴーレムなのか、判断できないんだし』


 ジト目で猫口を動かす私に……。

 というよりも――私にではなく自問自答するように、金髪姉ちゃんが顔を青褪めさせて呟く。


「なぜだ、わたしの起動命令がなければ動かぬはずのゴーレム達が――何故動いている! 設計図に破綻はなかった。あの子の言う通り、ちゃんと組み立て……」


 そこまで言って――。

 既に”あの子”にウソがバレていたと気付いたのだろう。

 勝手に盛り上がる軍人女の背に向かい、私の口は動いていた。


『そう、ノスタルジアくんは君達が作った偽の映像に、とっくに気付いていたのさ。だから魔術式に細工をした。詳しく見ないと断言はできないが、制御権の最上位に自身を設定してあったんだろうね。おそらく、それ以外の性能部分にも仕掛けがしてあるはずだ。魔術式が読めない君達に内緒で記述を増やすなんて、簡単だろうしね』


 言って私は、ネコの魔眼を発動させる。

 ゴーレムくんは次元を裂いて、次から次へと現れているわけだが……うわ、これ、全部で何体いるんだろ。


『案外さあ、正義扇動事件の方も、君達が原因。そちらさんが私達の学校を突き止めて、スパイを侵入させたせい。なんてこともあるんじゃないかな? 彼女の本質は犬、その感覚は悔しいがネコよりも優れているからね。身近にウソつきで信用できない君達の香りがした……だから彼女の中のライカ犬がそれに気付いて、反応した。結果があの正義扇動。なんて十分ありえそうな話じゃないか』


 口には出さなかったが、明確にそう思った理由がある。


 もし正義扇動の力が私にも発動していたら。

 ……。

 おそらく私はこの場で、この組織を完全に消滅させていたからだ。


 あくまでも私の価値観。

 他の人の場合は異なる結果になるだろうが……、ノスタルジアくんを騙そうとしていた彼らに、私はあまり良い感情を抱いていない。

 正義感を暴走させられていたら、この施設を悪と断じて消滅させていた可能性も結構あるのだ。


 皆殺し。


 それこそがノスタルジアくんの目論見。

 私を使い――。

 ウソをついていた連中を破滅させる事が、最終目標だった可能性すらもある。


 まああくまでも想像での話だし――幸いにも私には正義扇動の力は無効。

 冷静さをちゃんと保っている。

 その辺は、本人に会ってから確認すればいい話か。


 ともあれ。


『まったく、魔性の存在を知っていながら軍事利用しようとするなんて、正気かい? いささか呆れてしまうね、いや、本当に――だからこそ人間は愚かだと、思い出させてくれるよ』


 責めるような私の言葉に、彼女はぐっと奥歯を噛み締める。

 寡黙や冷静さ。

 そう言った部分を動揺で失ってしまった女性リーダーが、金髪を揺らしながら叫んだ。


「しかし、今までは……っ、今まではちゃんと制御できていたのだ! もはや実戦に配備できるほどの完成度を誇っていた……、なのに、どうして、どうしてこんなことに」

『どうして? まさか、そんな事も分からないのかい?』


 存外に、冷めた言葉が漏れていた。

 ネコの影が、揺らぐ。


『君たちは仕事とはいえ。もっともついてはいけないウソを、ついていた。それは裏切りだ。君たちは彼女を一人の転生者としてではなく、ライカ犬……。ようするに、心のどこかで実験動物として扱っていたのだろう?』

「そんな! わたしたちは戻ってきた彼女を受け入れて……ッ」


 モフ毛をぶわりと膨らませた私は、じっと相手を睨んでいた。

 それは相手を黙らせるほどの眼光だったのだろう。


 全身の自慢の毛が、ブワブワブワ。

 雄々しく膨らむシッポが、ビタンビタンと不機嫌に揺れてしまう。


『受け入れてウソをついたのかい? 最も大事な人の人形を使って、傷口を抉ったのかい? いいや、言い方を変えるよ。もし君が、同じ立場だったらどう思う? 墓の中から両親の死体を掘り起こされて、その身体に糸を繋がれカクカクと動かされて、核ミサイルの作り方を教えて頂戴? なんて、不気味な笑顔で言われ続けたら――虫唾が走らないかい?』


 私の影が、ぎしりと歪む。

 様々な感情が滲んだせいだろう。


 ネコと人と魔。

 三つの心と魂を併せ持つ、全盛期の言葉でネコの口が蠢いていた。


『そもそも――の話だ、魔力すら持たぬ赤子同然の小娘達が魔術式を安易に扱おうとした、その時点で過ちなのだよ。愚かで傲慢な選択である――魔術式すら読み解けぬ素人が、どの口で制御できていたなどと言葉を紡ぎ出す。科学文明を用いたからと言って、魔導で動くゴーレムを制御しきれると本気で思っていたのか? 脆弱なる人間よ、それは驕りである。我への対策がそうであったように、汝等は魔術に対し無知が過ぎる。ハッキリと告げよう、呆れすら浮かばぬほどに心が鎮まる――汝等はしょくすと即座に死に至る毒物を、そのまま素手で撫で回し続けていたようなもの。なんと、愚か。なんと無謀。そして――我はこうも思う。汝等は獣の心を踏みにじる、自覚無き外道であるとな』


 私の中に浮かぶ静かなる怒気。

 それを最も感じていたのは、ショゴスエンペラーくんだろう。

 その粘液の身が、ぶるりと揺れて――全盛期の心と魔力を放つ私に、跪くようにこうべを垂れていた。


 ちょっと言葉がきつくなってしまうのは仕方がない。

 だって、ねえ。

 あんな虚像――愛する者の捏造映像を使われたライカくんこと、星のノスタルジアくんの心を想うと……まあ、ちょっとイラっとしてしまうのである。


 そんな――レディに対する紳士さを欠いてしまった、お茶目な私をフォローするためだろう。

 魔術カードを握る金木白狼かねきはくろうくんが、スゥっとソファーから立ち上がる。


「ともあれ、この状況はいかがいたしましょうか。我々はケトスさんと一緒なので最も安全といえるでしょうが――このアジト……ですか? 基地でもなんでもいいですが、ここで寝込んでいる方々は危険かもしれませんね」


 モフ眉をうにゅっとして私は考える。

 仕方ない。

 しゅるしゅるしゅるといつもの素敵ネコちゃんモードに戻って、私は言う。


『うーみゅ……そうだねえ。おそらく、まもなくここは戦場となる――寝込んでいる君の部下を全員、私の学校に転移させるが構わないね?』

「しかし、この狭い部屋での空間歪曲は不可能な筈……指令室に戻ることができれば」


 混乱するブロンド姉ちゃんに、私はフフン。

 もう説教っぽい事はしたし、後はまあ――本人たちの反省次第として!

 ドヤ顔で告げる。


『私を誰だと思っているんだい? 天下の大魔帝ケトスだよ! って、言っても本当に知らないんだっけか……んじゃ、ちゃんと覚えて帰ってね? 泣く子も黙るほどの最強クラスの魔族なんだからさ!』


 へへーん!

 十分にドヤった後。


 スゥっと息を吸い、私はシリアスな顔を作り。

 赤き瞳を輝かせる。


『んじゃ、寝込んでる全員を転移!』


 肉球あんよから広がる十重の魔法陣が、室内を駆け巡る。

 ポン!

 今の音が、転移完了の合図! カップラーメンにお湯を入れるよりも前に、これくらいはできてしまうのである。


 ハクロウくんが魔術カード《分裂》を発動。

 効果は仲間魔物を増やすという、まあカードゲームではよくある効果なのだが。

 ショゴスエンペラーくんを分裂させながら言う。


「ケトスさんのそのドヤ顔。どうやら成功したようですね」


 あ……。

 このスライムくん……結構ヤバイ存在になってるんだけど、分裂させちゃってよかったのかな……。

 まあいいや!


『まあねえ! 後はここを囲っている科学ゴーレムをなんとかすれば、ひとまずは落ち着くだろうけど……ねえ、リーダーさん、こいつらってどういう特徴なんだい? これから戦いになるんだ、機密がどうこうとは言わないでおくれよ』


 倒したら爆発する、なんて仕掛けだったら困るしね。

 とりあえず、この邪魔なゴーレム達を吹き飛ばして――ノスタルジアくんと直接、話をする。

 今の目標は彼女と会う事だ!


 軍人気質のブロンドリーダーも今更情報を隠す気はないのか、こくりと静かに頷いた。


 ◇


 戦闘が開始されたのは五分後。

 応接室の結界が破られたその瞬間――。


 モコモコモコ!

 杖を翳し、事前に構築していた魔術を私は解き放つ!


『眠れ、胎児! 初級睡眠魔術:《ヒュプノスのかいな》』


 ついうっかり地球ごと睡眠状態にしないように、かなり慎重に調整した初級睡眠魔術を発動!

 彼らを自立起動させている魔術式に介入。

 一時的に沈黙させたのだ。


 続けざまに、私はひらり!

 聖者ケトスの書を掲げ、バササササササ!


『鉄の時代の果てに作られし、ゴーレム達よ! 眠りし闇の世界で聞け! 主は汝らの道を途絶させた! 然るに、これは在り得ざる邂逅。故にこそ、我は汝らを否定しよう!』


 生まれ出る聖光の影響だろう。更に、私の猫毛がモフモフモフっと靡いて――。

 白銀色に輝く!

 キリっと格好よく瞳を見開く私、超かっこういいね?


『灰は灰に、土は土に。汝等もまた、あるべき姿に戻り給え! 《不死たる運命の(イモータル・)解呪ディスペル》!』


 光の柱が、アジト全体を包み覆った。

 次の瞬間。

 ざぁぁああああああぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁ……。


 科学技術で作られたゴーレム達が、灰となってその姿を消す。


 ちなみに、今のは私のオリジナル。

 最高位の大司祭などが扱う儀式浄化魔術を、作られた疑似魂であるゴーレムにも効くように変質させた。

 超すんごい奇跡である。


 光の柱の名残が応接室を照らす中。

 モコモコ輝く獣毛に目を奪われたのだろう――金髪姉ちゃんが、ぼそりと呟く。


「神様の光……? ならばあなたは、本当に神……だというのか」

『だから言っただろう、本当に神様なんだよ。ま、神といっても神という属性をもった魔物。ただ私を崇めている人が、異世界には山ほどいるってだけのことさ』


 クールに告げる私も――ふっふっふ。

 けっこうカッコウいいではないか!


 とりあえず、応接室前の廊下にたむろしていた第一陣を消し去ったのだが。

 こんな……。

 わざわざ動きを止めて、神の奇跡で相手の存在を否定し消し去る。なーんていう、糞面倒な手段で消去している理由は、もちろん存在する。


 ハクロウくんと金髪リーダー姉ちゃん。

 そして、数人の軍人モドキをスライム結界で守っているショゴスエンペラーくん達が、称賛するようにテケリ!


「ナルホド! すばらしい! 自らを神として発動サセル、奇跡の光!」

「コレならば! その厄介ナ、自爆装置も発動しない! ふうふふふっふむ!」

「闇の身でありナガラ、忌まわしきカミよりも神々しく強力な光をハナツ! テケリケリケリ! スバラシイ! ジツに、素晴ラシキ! 冒涜!」


 三体に増えた元グリーンスライムくんが、テケリケリケリと哄笑を上げ続ける。

 狂気神話の魔物が、三体顕現しちゃっているわけだ。

 まあ、戦闘が終われば元の一体に戻るらしいが……こんな場面、ロックウェル卿に見られていたら確実に説教だったし、早く終わらせてしまいたい。


 スライム結界の中からハクロウくんが冷静に言う。


「どうやら、やはり――ケトスさんなら、ゴーレムを倒した時に発生する自爆装置を起動させずに倒せるようですね」

『ああ、まったく……いくら無人兵器だからって、自爆装置までつけていたとはねえ』


 そう。

 この科学ゴーレム達……起動した後に、倒されるとドカーン!

 魔術式を暴走させ、周囲を巻き込み自爆する設定がされているそうなのだ。


 マジで予想通りだったのだ、これまた。


 普通なら、倒した時点で爆発に巻き込まれ被害が拡大!

 けれど倒さずに動きを止め続けることなど困難!

 さあ、どうする!

 となったのだろうが、まあ私がいればこの通り! 何も問題ないのである!


 ででーん!

 記録クリスタルにドヤ顔をしながら刻む私。

 そのモコモコ耳を揺らすのは、ハクロウくんの淡々とした声。


「しかし、まだここ以外にもゴーレムはいるでしょうし、呑気にドヤ顔をしている場合じゃありませんね。それで、この科学ゴーレムは後どれくらい存在するのですか?」


 問われて軍人の顔で、ブロンドリーダーが言う。


「正確な数は正直、今となっては判断できん。次元をズラした場所に格納庫が存在するのだ……まだ、大量にいるとしか」

『うへぇ……じゃあ、当分この作業を繰り返さないといけないわけか』


 相手を壊さないように戦うのって、かなり集中力がいるんだよね……。

 私がもっとも苦手とする分野なのである。


 その辺の、私のげんなり感を察知したのか。

 ふと、何かを思いついたようにハクロウ君が顎に指をあて――理知的な顔でぼそり。


「思ったのですが、既にアジト内の負傷者は転移済みなんですよね? そして、ここにいるのはワタシたちのみ。いっそワタシたちも転移してしまい、アジトごとゴーレムを破壊して爆発させてしまえばいいのでは? 厄介なゴーレムを丸ごと一網打尽にできますし、怪我人はゼロのまま戦闘を終了できます。選択としては悪くないと思うのですが」


 素晴らしい提案に、私の瞳がギンギラギン!


『おー、いいねえ! アジトの周囲を結界で覆えば外に自爆のエネルギーは漏れないし! なんかムカムカする施設も破壊できるし、一石二鳥じゃん!』

「なっ……!? ここにはまだ本国に転送していない研究結果があるのだぞ!」


 さすがに狼狽するブロンドリーダーさん達に構わず。

 ニヒィ!

 私は邪悪な顔で、ぶにゃははははははは!


『じゃあ多数決って事で! ハクロウ君の意見に賛成の人~!』


 こちらの人数は私とハクロウくんと、三体に分裂しているショゴスエンペラーくん。

 対する金髪姉ちゃん側は彼女と、三人の部下。


『五対四だね。はい、民主主義の精神に則り! ハクロウくんの意見を採用ってことで!』

「まあただの数の暴力ですが、このままケトスさんに見捨てられてゴーレムごと消されるよりはマシでしょう? あなたたちはこんな危険なゴーレムを……ケトスさんが大事にしている学校、生徒達の命を預かる場所に送り込んでいたわけですから」


 状況を見極めているハクロウくんの言葉が、彼女たちの顔を僅かに曇らせた。

 そう。

 話の流れ次第では、私は彼女たちの保護を放棄する――そういう未来だってあったのである。


 ま、私の代わりに彼が言ってくれたから、いっか!

 一応、この施設の生体反応をチェック……。

 何も引っかからないので、問題なし!


 ノスタルジアくんがいたのなら、話し合いをこの場で進めても良かったのだが。

 まあ、いないもんはしょーがない。


 しかしこれ、どう考えても――ノスタルジアくんは組織のこの人たちを狙ってるよなあ……。


 私の目線の先にあるのは――。

 軍人風の彼女たちの顔。

 寝込んでいる彼らの仲間も学校に連れ帰ったのだ、きっとノスタルジアくんも学校に戻ってくるだろうが。


 なぜ彼女ライカは直接、彼らを自らの手で殺さなかったのだろうか。

 簡単に首を刎ねることができる筈だったのだ。

 あえて私を通して殺させようとした、その理由が分からない。


 浮かんだのは魔導契約。

 ノスタルジアくんには、なんらかの行動制限が加えられているのか……。

 はたまた……。


 ともあれ。

 今はここをなんとかするのが先か。


『さて、それじゃあ――とっととやっちゃうね!』


 戯れとわずかな怒気の中。

 モフ毛がぶわりと揺れる。

 皆の転移と同時に、肉球を翳し――私の影は蠢き詠唱する。


 ザザザ……ッ。

 ザァアアアアアアアァァァァアァアアアアァァァァァ!


 私は――ゴーレムごと、アジトを破壊。

 学園へと帰還した。



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― 新着の感想 ―
[一言] 倒したら自爆・・・・メガンテの腕輪内蔵してるのか(棒
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