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メガネで巨乳で先生で ~吾輩の辞書に不可能はにゃい~その1



 ひょんなことから異世界召喚されたニャンコ。

 最強ネコ魔獣。

 大魔帝ケトスと呼ばれし偉大なる私は、魔王軍最高幹部としての激務の中から抜け出せて――うにゃーん!


 神聖な魔力満ちる神殿の魔法陣の上で、身体をのび~♪


 こちらの世界の魔力をモフモフな体に馴染ませているのである。


 本来ならこのままこっちの異世界を観光するために、縄張りを確保するべくネコちゃんキャンプを建設するのだが、今回はちょっと事情が違う。

 なにしろ一応は召喚されたわけだからね。


『勇者様に自分を滅ぼして欲しい、ねえ――』


 ついつい、相手の言葉をオウム返しするように猫のお口を動かしてしまう。

 私を勇者と勘違いし召喚した女性に、突拍子もない願いを告げられたからである。


 彼女の名はシュー=マイル。


 滅ばずの巫女と呼ばれる自分を、滅ぼして欲しい。

 との、本人からのシリアスな願い事なのだが、事情を知らぬこちらには何が何だかさっぱり分からニャい。


『どうやら君、色々と訳ありなようだけど。ちょっと鑑定させて貰うね』


 言って私はニャンズアイ!

 マイルさんの顔を鑑定の魔術でじぃぃぃっと見る。


「まあ! 魔道具を用いない鑑定ですわね……! 異界より流れてくる魔導書にそのような技術が実在すると噂されておりましたが。あらあら、まあまあ……! すごい、すごいですわケトスちゃん! あなた、本当にすごいマジックキャスターなのですわね!」

『マジックキャスター? ああ、こっちの世界だと魔術師はそう呼ばれているのかな。まあ私の世界でもそう呼ぶ地方もあるみたいだけど』


 鑑定を受けながら、マイルさんは上品な口元を僅かに緩め――くすりと微笑んで見せる。


「魔術師という名ももちろんありますけれど、マジックキャスターの方がなんとなく格好よくありません?」

『ふむ、分かるよ分かる! たとえ何の意味がなかったとしても――呼び名や演出、そしてポーズに格好よさを追求する。それこそが優秀な魔術師の基本さ!』


 談笑をしながら鑑定は完了していた。

 たしかに。

 大きなメガネと豊潤な胸が特徴的な彼女の魂には、死なずの祝福――いわゆる不死に属する魔力が漂っている。

 きっと、本当に死なないのだろう。


 なぜ自らの死を望んでいるのか、私には理解できなかったが。鑑定の魔術を使ったおかげで一つだけ分かったことがあった。


 この世界の魔力や魔術にも、魔術の祖である魔王様の名残を感じ取ることができる。

 つまり。

 楽園で魔術の基礎を生み出した魔王様の、偉大なる御力と叡智の流れを汲んでいるということだ。


 ともあれ私は猫口を丸く動かしてみせる。


『鑑定は終わったけれど――にゃんだ、ただの不死身体質だね。にゃはははは! 驚かせないでおくれよ、そんな物悲しい顔をしていたからさあ! もしかしたら私も知らない、なんかとんでもない魔術や呪いに掛かっているのかと思っちゃったじゃないか!』


 ひとしきり笑い!

 ただの不死じゃんか――と興味を失う様子を見せて、私はとてとてとて。

 ネコちゃんキャンプ用の領域を顕現させる私を見て、マイルさんはきょとーん。


「え? あれ? 不死ですよ? 死なないんですよ?」


 胸元で小さく手を震わせるマイルさん。

 揺れる心と同様に声も僅かに揺れている。


「皆、わたくしに言うのです――いつまでも変わらぬ慈悲の聖女様、いと慈悲深き聖人。その御力をどうか、いつまでも、いつまでも我等のために――と。そんな建前ばかりを告げて持て囃しているのです。けれど、その内心が……魔力強きわたくしには透けて見えてしまって……」


 マイルさんはぎゅっと拳も震わせ、唇の隙間から言葉を漏らす。


「いつまでも変わらず、死なず、不気味なほどに微笑みを絶やさぬ奇人、人の輪から外れた化け物め――。彼らの本音はそう思っているのです。心を読んでしまう、わたくしが悪いのですが……それでも、怯えられ、距離を置かれ……蔑まれてしまうのは……辛いのです。それなのになんで、ネコちゃんは……驚かないのですか? その心に、怯えがないのですか! わたくしが怖く、ないのですか!」


 悔しそうに唇を噛む、彼女の心には様々な思いと情景が浮かんでいるのだろう。

 きっと、苦労をしているのだと思う。

 だが!

 シリアスをぶつけてくる彼女には悪いが、私のモフ耳はかるーく受け流してピョンピョコリン♪


『怖くないのか、ねえ――悪いんだけどさあ、私が怖いのは魔王様と側近炎帝魔族のお説教ぐらいでね。人間である君に恐怖を感じるとか、ぶにゃはははははは! 片腹痛いのである!』


 追撃するように私は紅き眼をニヤリ。


『だいたいだ。私は、勇者じゃなくて魔王軍最高幹部だからね。そもそも。猫だからね――滅ぼして欲しいとか言う、辛気臭い願いを叶える義務もないのである。はい却下! この願い、NGでーす!』


 まあ、願うからには理由があるのだと思う。

 本人にとっては深刻な問題なのだろうが。


 げぷぅ……っ!

 甘醤油の照り焼きさんのタレの香りを漏らし。

 お口の中で反芻しながら、猫の頭を稼働させる。


 ま、私も――五百年とちょっと前、まだ魔王様に拾われる前の時期。迫害され、殺され……死なない化け物よばわりをされたことがあるので、その気持ちはなんとなく理解できる。

 ここは紳士として対応してやるべきか。

 だからこそ、だ。

 私はぜんぜん動じないよアピールをしてやろうと、あえてどうでもいいように口を開く。


『だいたい死なないと言われたって、ねえ? 今日日きょうび、不死身の強者なんて山ほどいるし? 私だって不死の類に分類される能力者だし? 別に珍しくもないだろう?』

「ネコちゃんも不死なのですか……?」


 まあねえ!

 とドヤ顔をしてやって――私は領域の上で魔法陣を展開。


 とりあえず先ほどまで温まっていたコタツを蜜柑箱ごと召喚!

 モゾモゾモゾとネコちゃんコタツの中に陣取り、布団の中からモフモフな顔だけ出して――大魔帝としての勝利の哄笑を浮かべてやる。


『くはははははは! 不死を自慢するつもりであったのだろうが甘い! 甘いのである! この我に自慢し驚愕させるつもりだったのなら、せめて極上のロールキャベツでも用意して、我の舌を唸らせるべきであったな! 愚かなり! 愚かなり脆弱なる小娘よ! くはははははははは!』


 いやあ、コタツの中に入ると妙に強気になっちゃうよねえ!

 四方が闇で覆われてるし。

 あったかいし、落ち着くし、コタツの主となっちゃうよね!


 くはははは!

 くはははははははは!

 哄笑を上げ続ける私に、シリアス顔をどこかに落としてしまったマイルさんは唖然としたまま。

 ちょっと困った様に眉を下げる。


「え? あれ? ごめんなさい! い――いえ別にわたくし! 自慢するつもりはなかったのですが……! すみません。あれ、なんで謝っているのかしら……なにか、悩んでいたことがバカみたいに思えてきてしまいますわ」

『うむ! 素直であるな! 次からは気を付けるといいぞ人間の娘よ!』


 妙にハイテンションモードな私は、コタツごと移動し周囲を観察する。


 ここは――何の神を祀っているかは分からないが、やはり神殿だ。

 聖首都といっていただけあって、それなりに大きい街。その中央にある巨大施設の一角のようだ。


 この敷地内には神殿だけではなく、様々な設備が設置されているのだろう。なにやらまだ未熟な魔力な反応が無数に存在している。

 イメージとしては国家の兵士を鍛える訓練所や、大きな冒険者ギルドが所持している教習所に似ているが――はてさて。

 とりあえず、レストランっぽい所も露店街もあるのは確認できた。


 コタツの暗闇の中で、ぐふふふふふふふ。

 私は口元を肉球でおさえて大魔帝の笑みを浮かべる。

 あとでこちらの世界の紙幣や貨幣を入手して、完全制覇してやるのにゃ!


 そんな野望に燃える、コタツ猫と化した私に彼女はぼそりと呟く。


「そう、ネコちゃんも。大魔帝ケトスちゃんも不死身。死なずの猫。フジミ……ネコだったのですね」

『フジミネコ? なんかどっかの女盗賊みたいな名前だね』


 ケラケラと観光気分で笑う私とは対照的に。

 マイルさんは顔を少し引き締めて、眼鏡を光らせる。


「察するに、あなたさまはとても高貴で偉大な御方。おそらく――世界の要や神に属する、遥か彼方の次元におられる神獣様なのでありましょう。本来ならわたくしのごとき領域に届かぬ聖女では、拝謁できないほどの御方だと存じ上げますわ」


 事実なのだが。

 ここまで私の高み! を見抜いているとは、ちょっと照れてしまうのである。

 コタツからにょこっと出したモフ耳もモフ頬も、ついついドヤで膨らんでしまうのだ!


「勝手にお呼びして申し訳なく思っております。けれど、どうか一つだけ、わたくしのご忠告に耳を傾けて頂けますか?」

『おや、真剣な顔だね』


 彼女が真剣な顔をしていたからだろう。

 私は魔導地図にグルメスポットを登録する肉球を止めて、真剣な顔を向け返してやる。


 感謝するように頭を下げて、彼女は言った。


「あくまでもこの世界では、になりますが――あまりその体質、死なずの身体の事は口になされないことをお勧めいたしますわ。おそらく、わたくしのように聖女と認定……は、ネコちゃんだから無理ですが、聖獣として祀られ――永遠に、この聖首都ガンドに軟禁されてしまうでしょうから」

『つまり、君は今軟禁状態なんだね』


 まあ、聖女みたいな存在は政治や宗教、軍事にも利用されやすい。

 これほど美しいのなら、さぞや立派な広告塔になるだろう。


 物悲しいため息に言葉を乗せて、彼女は苦く微笑んだ。


「ええ――けれど、悪い事ばかりでもないのですけれどね。お給料も出ますし、衣食住も満たされております。その日を暮らすことさえ大変な方々もいる中で、温かい居場所を与えて貰えている。それは事実ですし、ありがたい事なので――けれど、やはり自由はあまり……」


 それが滅ぼして欲しいとの願いとどう関係するのか、それは分からないが。

 彼女にとっては、胸の中の棘となっているようである。

 恩という鎖で――聖女の行動を縛っている、というところか。


 まあ、他人のプライベートに深く干渉するのはお節介。

 紳士としては避けた方がいいか。

 冷たく聞こえてしまうかもしれないが、本当に私は部外者なのだ。


 もし彼女が、世界の命運を動かすほどの存在で――滅ばずの巫女として、滅んではいけない存在なのだとしたら。

 彼女の願いの通りに滅びを授けたその途端。

 間接的に私がこの世界を壊すことになってしまう可能性もある。


 逆に彼女を滅ぼさないと、この世界になんらかな不都合があるのだとしてもだ。

 私にとっては所詮他人の世界。

 今、この瞬間ならば彼女の生存を優先させてしまい守ってしまうだろうと思う。


 たとえ、この世界が滅んだとしても……。


 最後まで責任を取れないなら、あくまでも傍観者を貫くという選択もあるのだ。


 とりあえず。

 この世界の様子を把握するまでは、軽々に動くべきではないだろう。

 だって、世界が滅びるんだったらその前にちゃんとグルメを回収したいしね。


 だからこそ!

 情報収集のついでにグルメ巡りをすることもまた! 正しい行動なのである!

 よーし。

 グルメを巡る大義名分もゲット!


「身体があまり丈夫ではない事も自覚しておりますし、外の世界で生きる術を知りませんの。だから、どうすることもできない。選択肢など、わたくしにはございませんの。つまり、わたくしは――美しい籠の鳥、なんですのよ」


 ――と、口元に手をあて微笑む聖女巫女マイルさん。


 うわ、自分で美しいって言い切っちゃったよ。

 まあ、茶目っ気のある冗談なのだろうが――。


 このひと。

 実際に美しい乙女に分類される容姿はもっているし。物腰も洗練されている。

 もしそれなり程度の乙女が今の発言をしていたら、えぇ……? っとなっていただろうが……。

 これほど美しいマイルさんが言うのなら、まあ……みたいな反応が起きてしまうのである。


『もし脱出したいのなら協力するつもりだったんだけど、どうやらそういうつもりではなさそうだね』


「はい! 一人で生きていけると思う程にわたくしは世間知らずではありませんし、限界も知っておりますの――それに、この聖首都の魔導学園で教師もさせて貰っておりますので、教え子たちを見捨てて去ってしまうわけにはいきませんものね!」


 先生、がんばっちゃうぞ!

 と、またしてもなんか冗談をかぶせてくる聖女巫女マイルさん。


 えぇ……。

 大きめな胸以外、薄幸の乙女みたいな容姿なのに――なんかすっごい疲れるタイプかもしれない。


『教師で、眼鏡で聖女で巨乳聖職者なのか。ふむ……ちょっと性質と属性を盛り過ぎじゃないかな? 属性過多な聖女様って、ちょっと誇張して書かれた英雄譚にだって出てこないと思うけど』

「なんのことです?」


 正直な感想を告げる私を見て、彼女は首を横に倒しハテナ顔。

 どうやら、こっちの世界ではそういう英雄譚はあまりないのかな。

 ていうか。

 巨乳聖職者なんて呼ばないでください! とか、突っ込んでほしかったのだが……。


 この人、自分は冗談を言うくせに、ツッコミ……得意じゃないのかな。

 困るなあ。

 私も知らずに結構やらかすときあるし。


 ま、別にいっか。

 やらかしちゃったら、そん時はそん時で。


 私の装備するネコちゃんコタツをチェックしながら、マイルさんが言う。

 

「それで、お聞きしたいのですが――大魔帝ケトスちゃんはこれからどうするおつもりなのですか? もし元の世界にお帰りになるおつもりでしたらこのままお見送りいたしますけれど――もちろん、滞在なさるのでしたらお部屋や、自由に行動できるぐらいの軍資金ならご用意させていただきますが」


 勝手に誤猫召喚してしまったせめてものお詫びですと、彼女は付け足し私の返答を待つ。


 ふむ、とえらーいニャンコな私はコタツの中で渋い顔をし腕を組み。


『私はしばらくこの世界でサボ……魔導的見聞を広めるためにも滞在をするつもりだ。既にこの世界の座標は確認した。いつでも私の世界との行き来はできるから、事態はあまり切迫していなくてね。で、聞きたいんだけど――私がこの場に留まる事は君の負担や、状況を不利に働かせたりはしないかい?』


 綺麗で透き通った目をまんまるにさせて、彼女は言う。


「と、おっしゃいますと?」

『おそらく。私がここに滞在するとなると君の、つまり聖女の使い魔となるだろうが、黒猫は世界によっては不吉の象徴と認識する文化もあるからね。私が滞在したせいで君が火炙りになったり、処刑されたり……って、死なないだろうけど、ともあれ罰を受けたりするのならさすがに困る』


 ぱぁぁぁぁぁぁっと花の笑みを浮かべて、うふふと彼女は微笑んだ。


「まあ! ネコちゃんなのにわたくしを心配して下さっているのですね。ふふふ、殿方でないのがちょっと残念ですが――誰かに身を案じて頂くという事は、やはり嬉しい事ですわね」

『一応、私もネコ紳士なんだけどね。って、聞いちゃいないか』


 あまり人の話は聞かないタイプのようである。

 どうも私の周りって、こういう人、多いよね。


 舞い上がるように言って、やはり屈託のない笑みを向けて。

 彼女は一本指を立てて、悪戯そうな乙女の顔で。


「心配して下さりありがとうございます。けれども、問題ありませんわ! わたくし、本当にここでは大事にされておりますから。多少の無理は許されてしまいますもの。先日だって、ちょっと魔導実験で神殿の隣にある学園の時計塔をぶっ壊してしまったのですが、怒られませんでしたし。かわいいネコちゃんの使い魔の一人や二人、問題ないと思うのです!」


 魔導実験で、ぶっ壊しちゃったんだ。

 ああ、にゃるほど。

 なんか深い親近感を覚えてしまうのである。


『それじゃあ、しばらく厄介になるよ。悪いけれど、後でここの施設を案内しておくれ。教師として所属しているなら魔導学園と繋がりがあるんだろう? 学食が超気にな……こちらの世界の魔術にも興味があるからね』


 言って、私はニャハ!

 まだ見ぬグルメに目を輝かせて、尻尾をぶわ! コタツの中でふんふんふんとネコの鼻頭を興奮に膨らませてしまう。

 彼女もまるで初めてできた友達に喜ぶように笑って、うふふふふ。


「それでは、しばらくよろしくお願いいたしますわね。大魔帝ケトスちゃん」

『こちらこそよろしく頼むよ、マイルくん』


 コタツから伸ばす私の肉球を握り、彼女は本当に嬉しそうに微笑んだ。



 ◇


 かくして、私の異世界生活が始まった!


 むろん。

 この滞在には深い事情も、計画も存在している。

 なにしろ、魔王様の魔術がこちらの世界でも使用されているみたいだからね、古き神々の残党が流れ込んでいる可能性も否定できない。

 すなわち、調査対象!

 これは、魔王軍最高幹部としての重要な仕事でもある!

 ビシ!


 と、それっぽいことを側近のジャハル君には追加連絡しようと思う。


 なぜこちらの世界への滞在を決めたのか、その理由は単純明快。

 グルメと退屈しのぎ。


 まあ、ようするに。

 暇なのである。



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