表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

妄想論

なろうに特有のファンタジー

作者: とびうお君

 以前書いた何故なろうはアニメじゃ批判が多いのか?で、基本煩い連中に評判が悪い=目の肥えた評価者に受けが悪いとなる。そこで、似たようなものばかりは私は無視した。だが今回それに手を出す。


 何故似たようなものばかりなのか?で、ファンタジーの中でごく一部しか受けないからそうなるとなる。分かりやすいのは和風や中華、中東=マギなんて分かりやすい。などのファンタジーは受けない。そしてそれは西洋ファンタジーが受けるのかというとそうでもないんだ。がっつり作りこんだ作者独自のファンタジー世界観ってのが受けないんだ。


 じゃ一体それは何?でドラクエという一つの答えを出す人が居るがそれも違う。なんとなく結果的に受けるタイプが合って、それ以外は受けない。さすがにドラクエなんて狭い範囲で語れるものじゃない。ただ西洋ファンタジーならなんでも受けるわけじゃない。これはとても重要なんだ。だからこそ和風や中華なんて論外となるんだ。


 これでいろんな作品が増えると思うか?増えるわけが無い。なろうの中にある多数派に受ける必然が目の肥えた評価者が言ういろんな作品が出来るのを妨げてる。特に重要なのは西洋ファンタジーが受けてるわけじゃないって事。その中のごくごく一部しか受けない。西洋ファンタジーさえやっていれば鉄板ではない。


 一番簡単な理由は、設定説明が読むのが面倒だからだ。そりゃ頭使わない読者なのだから。ただそんな単純じゃないんだ。これはバランスなんだ。その中でもやっぱ飽きはある。それを見誤ったら駄目なんだ。そこはなろうに対する無知が偏見となって出鱈目な情報が飛び交ってる。やはり私が一言いれるべきだと思う部分だ。


 なろうの読者はきちんと飽きる。だから流行がある。だがその大前提としてだけど一部の西洋風ファンタジー以外受けないとなる。過去ゲームファンタジーと言ってしまったが、あれは分かりやすくするためで、そんな単純ではない。だからDQ世界なんてものがなろうの代表ではないのだ。


 なろうに置いてゲームファンタジーって概念はとても重要だが、それだけで終わる話じゃない。


 ある種の枠の中で飽きが来て変化していくってこういう流れの中で増えていくしか出来なくて、これはその枠を超えた種類で見てる人から見ると全部同じとなってしまう。


 何が可笑しさとしてあるか?と言うと、説明嫌いで片付くほど単純じゃないのは、飽きが来て流行が生まれる中で、そのスタートだった作品はどうだったのか?やたらと説明が多いんだ。そして流行まで行かなくてもそれなりに受ける差別化された説明の多い作品は上位に幾らでもある。


 これらについて説明嫌いだけで本当に話が済むのか?となる。根本的に単純じゃないのは、私は以前から指摘してるが、なろうは純粋にマスな人達じゃない。やはりファンタジーって偏りの好みが根底に一応ある。偏った好きという好意があれば頭を使ってくれるんだ。ではどうやって使ってくれるのか?


 で、大冒険した何か良く分からないが外れた作者個人のガリゴリ作りこんだ個人設定の世界は受けないときがやっぱり多い。それをピンポイントにヒットさせるのは無理じゃないか?と思う。


 成功した人間ばかり見てるからおかしくなるけど、流行とは行かないでも小ヒットなど小さな差が成功作にも存在して、かつ失敗作も大量にある。結果的に残ったものは受けたというだけなんだ。多分好みと説明嫌いのトレードオフ的な作品が溢れているだろう。これを事前にこういうタイプが受けるなんていうのは不可能に近い。


 結果として、西洋ファンタジーのごく一部しか受けない。それを事前にこうだと定義つけて説明するのはとても難しい。


 ただ結果としては何かしらの狭い枠が、時期も左右するが存在する。これらを超えて大きな種類を見たいと思ってる目の肥えた評価者がなろう作品をほめるわけが無いんだ。両者が同時に満たされることは永遠に来ないんじゃないかな?


 まさにこれらの話しは不毛だと思う。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ