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追撃の魔王 勇者は空にて散る

失格様、有難うございます。


作者に燃料が補給されたようです。

家に無事とは言えないが帰ってきた。


帰る途中は散々だったと言っておく。


実は我が妹くんはバイクの免許があるのでバイクで来ていて取り敢えず帰りの足はあった。


だが、やはりこの妹、頭のネジを数本母の腹の中に忘れてきているようだ。


行く道は妹くんしだいであり、俺はどうすることもできない。


この妹くんは、どこに向かったかと言えば大人の休憩所だ。


俺は来る道を見ていないのでまさか休憩所に向かっている何て思ってもいなかった訳だから唖然とした。


正直焦ったし、まさか家に帰ろうとしない何ていくらあの妹くんが頭が可笑しくても考えていなかった。


着いた瞬間「今日は帰りたくないです、兄さん。だから、ね?」だ。


ね?じゃないよ。何行きなり兄妹の枠を飛び越えようとしてるんだと叫んだら「そんなの壁にもなりません、物理的に存在しませんから」などと言いながら休憩所の中に連れ込まれ、終わった・・・・・・と思った。


だが、俺は諦めきれずに「じゃー先にシャワー浴びて来い、俺はベッドで待つから」と妹くんに言うと、俺が観念したと勘違いして飛んでいくように風呂へ行った。


まぁ、うまくいくとは思ってなかったが最後の望みができたので逃走した。


タクシーを捕まえ、必死な俺に同情した運転手が行き先を駅だと伝えると、法廷速度がん無視で駅に向かってくれた。


まず、駅に着いてしたのは、ここが何処に位置するかを地図を見て確認する事だった。


駅は役に立つ。知らない場所でも、現在位置から自分の知る町を簡単に見つけられるのだから。


位置も判明したので電車に乗ろうと時刻表を確認して見ると、何と今ホームに居るのが終電のようだったので急いだ。


何とか間に合い、乗り込むことに成功し、椅子に腰かける。


「疲れた、何なんだ今日は?せっかくの土曜が逃走に費やす1日とは・・・・ん?」


動き出して居た電車の外を見たらそこには妹くんがいた。


「は?ちょ、ひいいぃやーーーー!?」


俺は恐怖した。


この年で漏らすのだけは防げたが、悲鳴だけはでた。


しかも口パクで妹くんは「兄さん、逃げましたね?でも、逃がしませんよ?」である。


怖いよね、恐いよね?こんな妹は?


恐怖で震えながら腰を抜かしてへたり込んでいるとポケットの携帯が鳴り出した。


今日二度目の震える手で、携帯に出る。


「も、もしも「修螺君大丈夫かい!?」って海さん!?」


「あぁ、僕だ。話は雪平から色々聞いたよ。妹くんは君に必要以上の感情をもって居るそうだね?それで暴走する事がよくあると聞いた。今日のことしかりだね。後、家まで無事に帰ることも出来ないだろうことも聞かされた」


母よ、逃げなかったんだね。


「今回のお見合いも、君の為に強行したそうだよ。相手が出来たら妹くんは諦めるしか無くなると思ったそうだ。家の娘も君にご執心だったからね、断ることもなかった。僕はそのお陰で酷い目にあったがね。後、僕と娘は助けに行けないが、家の部隊を送ったから安心して」


「か、海さん!?有難うございます!?あ、それとさっきは見捨ててすいません」


「ははは、気にしないで。その辺りも雪平に事情は聞いてる。たしか恐怖で思考が可笑しくなるって言ってたかな?まぁ、うん、無理もないよ」


「そう言って頂けると助かります。あの、怪我の方は?」


「暫く入院することになったよ。まぁ、気にしないで」


めちゃくちゃ優しい人だな。普通は許せないだろ。


「今度、お見舞い行きます」


「来るな!?あ、すまない、だけど来たらきっと妹くんも来る。だから頼む、来ないで下さい」


「そ、そうですね、止めときます」


うん間違いなく妹くんは行くだろう。そして何をするか何て分かりきってる。


「まぁ、そういうわけで無事を祈ってるよ。後、家の娘はまだ諦めてないみたいだから頑張ってね、じゃ」


「ちょっ!海さん!?」


ツー、ツー、ツー


切れた。


娘を死地に送るなんて、死んじゃいますよ?あんたの娘。


そう言えば、海さんが部隊を送ったって言ってたなと思い外を見る。


はっきり言おう、見なければ良かったと。


「ヘリが、ヘリが堕ちてく。妹くんの手に鉄パイプが無いってことは・・・・」


投げたんだね?ヘリを貫く勢いで。


人間じゃないよね、妹くん、君は。


でも、まだヘリが何機かいるから大丈夫だろう。


流石の妹くんも部が悪いのか、電車から離た。


バイクをどうやら止めるようだ。


「あ、止まった。ん?石を拾ってどうする・・・・まさか!?」


投げた、また投げた。


ヘリが、ヘリが、ヘリが!?たかが石ころに撃墜されてく!?


めちゃくちゃだ!?


流石魔王様、憧れもしないし尊敬もできないがからだが震える。


無論恐怖で。


だが、尊い犠牲のお陰で、俺は魔王の魔の手から逃れ家に帰ることができた。


だが、帰った俺を出迎えたのは血の池に沈む、親父の姿だった。



感想、お待ちしております。


書いていく内に内容にまとまりができるように頑張りますので生ぬるく刺すような眼差しで此れからもご覧くださいますよう、平にお願い申し上げます。


前回の話などは追々修正をいれて行くつもりですのでよろしくお願いします。


次回は少し番外編です。


妹くんの激闘になります。

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