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ヨスガ

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/10/11

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

本当に嫌いなら、無関心一択。

だけど其れをしないって時点で、やっぱり捨ててないんだよな。

人間、『神に頼めば大丈夫』みたいな思考回路する事があるが、そんなことはない。絶対にない。叶えられない願いも、どうにも出来ないことも、浴びる程ある。

それこそが事実であり、それこそが私の真実でさえある。


最初お会いした時は張り付いた笑顔を周りに振り撒く方という印象であった。だがときどき無表情に、冷淡に、言葉を叩き切るという方であった。

――〇〇大学に受かりたいのです。

――今のままじゃ無理。もっと考えて。

そう何処か投げやりに、訝しげに、そう言われた事を覚えている。その方とお別れした後、私はバスの中で泣いた。耐えられる様な精神力はその時持ち合わせていなかったから。

そして予言通り、私は大学に落ちた。落ちて、数年が経過した。また縁が紡がれるのは、随分と経ってからであった。

他の方と縁が出来て、そのつてでまた再度お会いする事になった。

以前と同じ、張り付いた笑顔を浮かべ、バッサバッサと仕事をこなして行く。私にお会いすると、その笑顔を潜め、じっと此方を見詰めて来た。

その目は、目だけは以前と異なっていた。完全に見捨ててないというか、僅かであるが情が移った様な目をしていた。

「話には聞いているよ。君が今、とても難航していること。苦しくて苦しくて仕方がなくて、困り果てていること。其れを知った今の氏神様が危険犯してまで頭下げていること。

最初に興味を持たれたのは三狐神様、所謂お稲荷さん。まぁあの方は恐らく、あの氏神様が頭を下げなくても、君に興味を持っただろうけど。同じ敷地に社があるし、怯えながらも来たことをかなり喜んでいらしたから。

次、次だな。かなりの賭けに出た。元々は敵対している神にお願いをしに行った。上手くいけば君の将来は保証される。失敗すれば全力で祟る。それでも勝率はあった。勝ちを確信していた。

か弱き生き物を愛しているし、その者の為ならば命さえ惜しくない。今の君の状態を見て、毒気を抜かれてしまった。今、この時折ばかりは水に流した。君は懐に入れられた。

そうして今、君は此処に来た。君の意思を見て、頑張りを見て、君と関わった全ての神々は協力する事を決めた」

何かを予見する様に、占う様に、ただ淡々とそう仰った。張り付いた笑顔でもない、不快感を表している訳でもない、ただ何かを考えているような表情であった。

「受けた数、数十社。誰も君に見向きもしなかった。期限が迫っている。それでもまだ、君は諦めてはいない。心は二つに折れているけれど、それでも諦めてない」

「なんで……?」

「うん?」

「なんで、最初にお会いした時は、『叶わない』と仰ったのに」

今は何故、まるで希望の見込みでもあるように、そう仰られるの?

「頑張っているから。手当り次第だけど、無鉄砲だけど我武者羅だから。

あのね、神様って人間から万能装置みたいに思われるかも知れないけれども、そうじゃないから。

縁を結んであげる。身になるきっかけを作ってあげる。でも君が、君自身が、考え、行動し、手に取らねば、無意味なんだよ。

あの時、君は何一つ見ようとしなかった。努力を怠った。私たちの縁を蔑ろにする人間を、私達は助けようとしない。助けない。

だから今回は、君の頑張りに免じて、私も協力するってだけ。その後はどうなるか知らないし、君次第だけど」


オマケ

人が好きで嫌いな神様を知っている。人の陰謀によって失落させられて神様になった方だから、人が嫌いなのだと思っている。

でも多分、希望を捨ててない。捨ててないから皮肉を口にしながらも、仕事は真っ当している。人に、無関心を貫けない。

「嫌いだから排する。嫌いだから貶める。其れをしたら私を貶めた彼奴らと同じになる。それだけは御免蒙りたいね」

「人の事、好きじゃないですか」

「嫌いだよ。本当に嫌い。でも別に、可能性のある子供を見捨てるのは、私が愛し愛された者を見切るのは、形振り構ってない人間を拒絶するのは、もっと嫌い。

自分の高潔さや温もりまで捨てるつもりはない」

思うことはあるよな。

もう、本当に、あるよな。

この話に登場しているの、梅香の君なんですが。


『お前が死にそうになりながらも一歩踏み出すから、此方も身を切る覚悟で、危険承知で頭下げてんだよ。動いてんだよ』

これが元々人間だった神様のご意見。

元々神様だった方は

『何この子ー。興味あるー。話したーい。呼ぼー』

みたいな興味関心メインだけど、そうじゃないよね。


複雑だよな。

なんか本当に、人だからこそ、抱えてるって言うか。

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