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異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Eランク

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83/108

83 ナンバーズ会議2

その日はCOCO基地でのナンバーズ会議があった。


COCOミーティングルームに降りて行くと、ほぼみんな揃っていた。


「よく来てくれた。

さて、いくつか情報を共有しておきたい事がある。


1つ目は覚醒融合体0101ヨッドの討伐についてだ。

これは、ダルメアのボスの覚醒融合体だと考えられる。

つまり、ゾンビとグールの融合体という事になるな。

まぁ、考えただけでもゾッとする組み合わせだが、我々はこれを倒さなければならない。

そこで、この討伐をヨロズ♾️に託そうと思っている。

ヨロズ♾️には、ゾード君も居るし、サニーという超強力な仲間も加わっている。

覚醒融合体討伐チームとしては十分なはずだ。

どうだ?

月野?」


「…分かりました。

俺たちで退治します。」


「そうか、助かるよ。


では、2点目の話に移ろう。

2点目は大和ダンジョン委員会の動向についてだ。

どうも、彼らは覚醒体の支配実験を進めているらしい。」


「覚醒体の支配実験…?

それ、本当なの?」


ルナティさんだ。


「あぁ、まず間違え無いだろう。

大和ダンジョン委員会には、こちらのスパイが何名か潜入しているが、公認ダイバーには覚醒体の生け捕りが命令されているらしい。

大和ダンジョン委員会の目的が何にのか?それはまだはっきりとは分からない。

だが、もしも実験が成功すれば…

恐ろしい事になるだろう。

俺たちは来たる日の為にレベルを上げておくしか無いのか…

それとも…」


仙道さんはそこで言葉を切った。


「とにかく3点目に移る。

華魔鬼凛の副リーダー東雲の能力についてだが、どうやらこう呼ばれているらしい。

()()()とな。」


「ソウル…?

一体どんな能力なのかしら?」


佐田さんが呟くようにそう言った。


「それは、はっきり言って分からない。

ただ、相当に強力な能力なのは間違い無いだろう。

華魔鬼凛とは大和ダンジョン委員会同様いずれぶつかるだろうが、今の時点では正直勝利確率は薄い。


奴らと会ったらとにかく逃げろ。


今奴らの転移術に反応して、位置を割り出すシステムを考案中だ。

もうしばらくは警戒しろ、としか言えない。

すまんな。


COCOダイバー局でもある程度の情報共有はするつもりだが、大和ダンジョン委員会の実験の下りと、ソウルの下りは伏せておいてくれ。


話というのは以上だ。


それじゃ、ヨロズ♾️はヨッドの討伐をよろしく頼む。

期待している。」


そうして、何度目かになるナンバーズ会議は終わった。


俺たちはそれぞれの思いを馳せながら、屋敷に帰って行った。

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