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異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Eランク

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75/116

75 討伐終わって…

「サイコロ、サイコウ!

出た目は…

8!

マジカルロッド!」


ジョーカーはマジカルロッドなるものを頭上で三回転させると、斜め右上から棒をしならせて覚醒体ジャックを引っ叩いた。

ジャックは背後の壁に吹き飛ばされる。


「凍氷剣!MAX!」


ルナティさんが壁を走りながら、覚醒体ジャックに斬りつけた。


『ガ…ゴ…ゴ…!』


これが致命症となり、覚醒体ジャックは倒れて行った。


「やったね★」

「さすがね、ジョーカー!」

「ちっ、俺の出番無かったじゃん!」


などと、ジョーカー、ルナティさん、桜波が言ってるのを聞きながら、俺もその場を去ろうとすると…


『ガ…ガガ…

クヤシイ…ヨ…』


と、覚醒体ジャックから声が聞こえた。


「な、なぁ?

今覚醒体ジャックが喋らなかったか!?」


俺が尋ねると…


「はぁ?

ばぁか。

覚醒体ジャックはロック鳥の覚醒化だぜ?

喋る訳ねーじゃん!」


と桜波に一蹴された。


まぁ、それもそうか…


でも…?


俺は納得いなかい気持ちを抱えたまま、仲間達とCOCO基地に戻った。


「倒したよん♡(^^)」


「あぁ、そうか。

ご苦労だったな。

特に変わったことは無かったか?」


「んー、特に無かったわよね?」


ルナティさんが言う。


「あ、あの…!」


「どうした、月野?」


仙道さんが尋ねた。


「あの、覚醒体が最期に喋ったような気がして…」


「喋る!?

覚醒体がか?


いや、それは無いだろう。

そんな報告は今までだって聞いていないし…」


「そ、そうですか…」


「だからぁ、気のせいだっつったじゃん!

誰かの声と聞き間違えたんだよ。

きっと。」


「まぁ、そんなこともあるさ。

ゆっくり休んでくれ。

覚醒体討伐の報酬は口座に振り込んでおくよ。」


仙道さんは言い、その日は解散となった。


♦︎♦︎♦︎


屋敷に戻ると、ミアは雑貨を作っている。

最近、ネックレスやイヤリングなどを作り、販売するのにハマっているらしい。

ネットフリマでミアという名前で販売中で、結構売れているらしい。


ゾードはクラシックを聞きながらワインを飲んでいる。


「お疲れ様です。

どうでしたか?」


「いやぁ、大変だったけど、まぁな。

犠牲者も出なくて倒せたのは、良かったよ。

まぁ、冥府じゃ無いしね。」


「疲れた(;´д`)」


「そうだ、今日はお寿司を取りませんか!?

みなさんお疲れですし、たまにはパーっと!」


ミアが提案して、その日は寿司パーティーをする事になった。


鯛やマグロなどを腹一杯食べて、合計が2万円の豪華な寿司パーティーは終わったのだった。


よぅし、明日からも頑張るぞ!っと。


しかし…

何が悔しいんだろ…?

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