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異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Eランク

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70/118

70 Eランク初

その日はEランクのダンジョンを初めて攻める事にした。

ダンジョン・セシルだ。

ダンジョン・セシルはリザードマンが出るダンジョンで、怒りのリザードマンや悲しみのリザードマン、喜びのリザードマンなどが現れる。

どう言う特性を持っているか?と言うと…

怒りのリザードマンは怒りの感情を伝播する事がわかっており、悲しみのリザードマンは悲しみの感情をダイバーに押し付けてくるのだ。

喜びのリザードマンなら、では良いではないか?と言うと、そうでも無い。

喜びの感情を伝播されたダイバーは頭の中がお花畑になり、戦闘どころでは無くなる。


ミアの精神破壊で防御するのが有効だろう。


そんな訳で、ダンジョン・セシルに向かった。


「さぁ、今日からEランクですね。

今日はジョーカーさんと衛輔さんとウラウサだけでやってもらいましょうかね。」


相変わらず偉そうにゾードが指示する。


「へいへぃ。」


俺は剣を構えて言う。


「はーい(^○^)/」


ジョーカーは素直だ。


ミアの精神破壊の防御だけは発動してもらい、俺、ジョーカー、ウラウサは確実にリザードマンを倒していった。


地下4階までやってきて、そろそろ引き返そうか?とした時、スマホがけたたましい音で鳴った。


「緊急音だ!

誰かがこのダンジョンで襲われてるぞ!!!」


俺は言う。


ゾードも携帯を確認して言った。


「地下5階のようですね!

行きましょう!」


俺たちは走って地下5階に降りて行った。


そこには、リザードマンの覚醒体と血まみれのダイバーが4人居た。


「ノーネーム覚醒体です!

ミアさん、回復を!

衛輔さんとジョーカーさん、ゼンファは覚醒体に総攻撃!」


ゾードが言う。


「よっしゃぁ!

やるぜ!」


俺はマドンナソードを構えて気合を入れる。


リザードマンは錆びた剣を振り回している。

俺はマドンナソードでリザードマンの剣を弾くと、空いた懐に高速剣を叩き込む。


リザードマンの腐れた肉を削ぎ落とし、リザードマンは叫び声をあげる。


「ジョーカー!」


俺が言うと…


「サイコロ、サイコウ!

出た目は…

6!(゜ω゜)

マジカルボム!」


ジョーカーがマジカルボムをリザードマンに投げつける。

黄色と黒の煙が上がり大爆発するマジカルボム。


リザードマンの覚醒体は跡形もなく消えて行った。


「我の出番が無いではないか!」


ゼンファーファが怒ってる。


「おとなげないぞ、ゼンファ。


それより、大丈夫か…?」


見ると4人のダイバーはミアのスキルでかなり回復していた。

相変わらず血は付いているが…


「ありがとうございました…

ナンバーズが近くに居て良かったです…

まさか、ノーネーム覚醒体に遭遇するとは…」


リーダーらしき男が言った。

そして、4人をCOCOダイバー局に連れて行き、俺たちのEランク初ダンジョンは終わった。

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