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異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Fランク

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50/118

50 全員集合

その日、ヨネさんから電話があった。

メンバー全員で大和ダンジョン委員会に来て欲しいとの事だった。


全員で?

何か重要な事でもあるのだろうか?


俺は、ミア、ジョーカー、ゾードを引き連れて、大和ダンジョン委員会に向かった。

そこには、リンクの7名全員、コノハ+の5名全員、roadの5名全員、ルナティさんらが揃っていた。

なんだなんだぁ!?

公認ダイバーの結集会でもすんのかぁ!?


そして、よろず♾️の俺たち4名が椅子に座った。


「やぁやぁやぁ!

よく集まってくれたのダネ!」


ヨネさんが現れた。


「一体何があるんですか?

こんなに全員を集めるなんて…」


俺は開口一番そう言ってしまう。


みんなの疑問も同じようだ。


「うんうん、今回は特別なんだね!

実はチミ達には、超強力な変異体を討伐してもらおうと思っているんだね!

そこで、全員を集めた、という訳なんダネ!」


「超強力な変異体…ですか?」


仙道さんが慎重に質問した。


「そうなのだね!

その名も、0075ディア!」


「ディア…」


ルナティさんが復唱する。


「どこかで聞いた事があるわね?

確か…

ダンジョン・マリアのボスが変異した個体だったはず…」


コノハ+の副リーダーの佐田さんが言う。


「よく知ってるのダネ!

その通り!

ディアはダンジョン・マリアの元ボス・グリフォンなのだね!

誰も討伐しないまま、超強力な変異体になってしまったのダネ!」


ヨネさんは言う。


「変異体…ディア…

確かに手強そうですね。」


白波さんが言う。


「そうそ!

よろしくなのダネ!

いやぁ、みんなが集まればチョチョイのチョイなのだね!

じゃ、解散なのだね!」


ヨネさんはろくに質問も受け付け無いまま解散を宣言した。


「月野、この後COCOに集まるぞ。

お前らも来てくれ。」


「分かりました。」


俺たちはそれぞれ違った進路で、公認ダイバーの秘密基地COCOに向かった。


「怪しいわよね…?」


ルナティさんがミーティングルームにて口を開いた。


「それよね。

本当にディアは変異体なのかしら?」


佐田さんが言う。


「覚醒体の可能性高い〜!」


来栖さんが言う。


「みんな、静かに。

今回の討伐には何かしらの意味…いや、もっと悪く言えば何かしらの罠があると考えて良いだろう。

恐らく、変異体0075ディアは覚醒体だ。

俺たちは元ボスの覚醒体を相手にしないといけない訳だ。

さて、どうするか、だ。」


仙道さんが言い、みんなを見回した。


「やってやろーぜ。

俺たちにはマドンナもあるしさ。

罠だとしても…

引き下がる訳にはいかねーよ。」


桜波が言った。

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