表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Fランク

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/110

44 課題を

その後、レベル上げの日々が続いた。

風助、ゼンファーファ、ミア、ジョーカー、そして、俺はレベル50ほど上がった。

それでも、ゾードは物足りぬ顔をしていたが…


とにかく、ダンジョン・モナリザを卒業し、その日はカチュアというダンジョンに挑んだ。


「今日は皆さん一人一人に課題を出します。

衛輔さんは、雪月花の剣を封印し、高速剣の速度を2倍まで速める事。

ミアさんは、六の型・水月をマスターし、タイミングをドンピシャにする事。

ジョーカーはサイコロ一つだけで戦い、その他の技や魔法を封じる事。

です。」


ゾードは言った。


「おいおい、今日が初のダンジョンだぞ?

厳しすぎじゃないか?」


俺は言う。


「いいえ、そんな事はありません。

レベルが50上がった今ならきっと出来るでしょう。」


そう言われては、やってみるしか無い。


俺たちはその条件でダンジョン・カチュアに挑んだ。


「六の型・水月!」

「えぇい!

高速剣!」

「サイコロ、サイコウ!」


俺たちはダンジョン・カチュアのモンスターであるスノウ系のモンスターを倒しまくった。


「ゼェゼェゼェ…」

「ハァハァ…」

「ふぃぃ〜…」


肩で息する俺たち。

しかし、条件はクリアしたぞ!


「まぁ、良いでしょう。

帰りますかね。」


ゾードが言い、俺たちはハイタッチした。


帰って、俺たち三人が倒れ込んだのは言うまでもない。


一休憩してから、俺たち三人はやっといつもの趣味を始めた。

恋愛漫画を電子コミックで読むミアに、Switchをするジョーカー、アロマを焚きながら瞑想するゾード、そして、俺は配信する。


みんなからはコメントで

「みんな強くなってんなぁ!」とか、「すごい!」などの感想が多かった。


そりゃそうだ、ここ2週間ほどゾードのしごきに耐えているのだ。

強くならない方がおかしい。


俺はふと、異世界ネットショップを開いた。


〜ヨロズ売り場〜


☆占ウサ…2億円

占いを得意とする占ウサ、その名もウラウサ。

占いは簡易的な物から高難易度な物まで様々だが、行動を決める指標となるだろう。

攻撃面でも優れており、巨大化して体当たりなどが得意である。

☆スキルフルーツ…5億円

食べるとスキルが増えるスキルフルーツ。

それ以上の説明は無いが、是非買っておきたい品物だ!

☆真鈍無の剣…100万円

お待たせ!

マドンナゾードよ!

お手頃価格にしといたわ!

☆真鈍無の短剣…150万円

マドンナダガーよ!

以下同文!

☆真鈍無の賽子…500万円

マドンナサイコロよ!

ジョーカーの武器ね!


とあった。


俺は占ウサとマドンナソードとマドンナダガーを4本ずつとマドンナサイコロを2つ買った。


「おっしゃ!

マドンナゲットだぜ!」 


俺はミアとジョーカーにマドンナを配った。


あとは公認ダイバーのメンバーにも渡さなきゃな!


「これが真鈍無…

不思議な色をしていますね…」


ミアが言う。


「これこそが、マドンナ…

そして、異世界ネットショップの真骨頂です。

明日あの公認ダイバーの基地に向かいましょう。」


ゾードが言い、その日は夕飯を食べ眠りについた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ