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異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Fランク

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43/108

43 レベル上げ

屋敷に戻ると、風助とゼンファーファがモフモフアタックをかましてきて、サッカーボールで遊んでいたミアとジョーカーがにこやかに出迎えた。


ホッとするいつも通りの風景だ。


ゾードは相変わらずサウナに入ると言って消えたので(1時間はかかる)、その間に今日あった事を2人にも話した。


「まぁ…!

そんな事が…!?」


「ウーン、ゾードはナニカヲ隠してる?★」


「そうなんだよ。

帰り道も一言も口をきかなくて…

異世界ネットショップって一体何なんだろう…?」


「うーん、心配するお気持ちはわかりますが、今考えても答えは出ないかと…

来る時が来るまで待つしか…

ゾードさんも意地悪で秘密にしている訳じゃ無いと…」


ミアが言う。


そりゃあそうだけどさぁ…


「ご主人、リラックスー(^○^)/」


ジョーカーも言う。


「まぁ、そうだな。

ゾードの事を今は信じよう。」


「今日は海鮮丼なんですよ!

気持ちを切り替えて、楽しみましょう!」


ミアが言った。


海鮮丼かぁ!

そりゃ、美味そうだ!


俺達はどこかぎこちないながらも、食卓についた。


海鮮丼には、鯛、マグロ、イクラ、エビ、イカ、サーモン、ウニ、などが大量に盛られており、とても美味しかった。

醤油ソースが特製だし、上にかかっている大葉がまた良い!


そうして、美味しい、美味しいと料理を平らげて、俺たちはいつも通りののんびりとした夜の時間を迎える事にした。


俺は動画を編集し、ゾードはネイルの手入れ、ミアはミステリー小説を、ジョーカーは相変わらずゲームしている。

そんな、土曜日の夜だった。


とりあえずは明日からレベル上げとダンジョン攻略の日々だろう。

頑張るか!

クヨクヨしてられないもんな!


俺はそう思って眠りについた。


翌朝、ダンジョン・モナリザに向かった。

ダンジョン・モナリザはほぼ攻略してあるので、今日からは主にレベル上げに使う。


俺から、シングル戦だ。


つまり、1人でダンジョン地下7階までを制覇する、という鬼メニューだ。

だが、それくらいやらなければレベル300は遠い。


俺は軽くフットワークを踏むと、襲いくるロック鳥をことごとく雪月花の剣で斬っていった。

雪月花を横一文字に振り、高速剣を発動し、月の花、雪の花という魔法もマスターした。


そうして、地下7階までを攻略した俺は泥のようにヘロヘロになっていた。


「衛輔さん、よく頑張りましたね。

明日はミアさんです。

引き続きやりましょう。」


ゾードがそう言って、俺たちはダンジョン・モナリザを出た。

はぁぁぁあ…

くったびれたなー…!

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