表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Gランク

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/113

29 今日何する?

ログド討伐は秘密裏に行われ、ジョーカーとミアは無事に帰ってきた。

俺はホット胸を撫で下ろし、2人を労った。


その日は俺がキーマカレーと肉じゃがと味噌汁を作り、振る舞った。

ジョーカーはキーマカレーを美味しい、美味しい、とおかわりしてくれたし、ミアは熱心に味噌汁の作り方を聞いていた。


そんな楽しい夕食も終わり、翌日。


「ご主人、今日はドコニ行くの?★☆」


「ダンジョンですよね?」


「そ・れ・が!

違うんだなぁ!」


「「???」」


クエスチョンマークを浮かべるミアとジョーカーをよそに、俺はお出かけ用のポシェットを手に取った。


「今日はミアとジョーカーの携帯電話を買うんだ!」


「ケータイ…デンワ…?」


「あの、小さな機械ノコト?(^◇^;)」


「そうそう。

2人とも、これから別行動も多くなるかもしれないし、携帯あったほうが便利だろ?

何故かダンジョンの中でも使えるしさ。」


俺は言い、靴を履く。


ミアとジョーカーも俺に続く。


そして、近くの家電量販店に向かった。

確か、My Mobileが入ってたはずだ。


「わぁ!

これ、顔が小さくなるんですって!」


ミアは美顔器に夢中になり…


「ワオ!

ゲーム機だって!」


ジョーカーはゲーム機から動かない…


仕方ないので、2人にそれぞれを買ってあげた。


「もう、これ以上は買わないぞ!」


「うん、嬉しい((o(^∇^)o))」


「小顔♪」


2人は満足したようだ。


そして、My Mobileで、携帯を新たに二つ契約した。

ミアとジョーカーには国籍が無いので、もちろん俺名義で買った。

だが、回線は別だし問題無いだろう。


公認ダイバーのバッチを見せると、すんなりと買う事ができた。

大和ダンジョン委員会様々だ。


俺たちは、美顔器とゲーム機、そして、二台の携帯電話の服を下げて屋敷に戻った。

庭では風助とゼンファーファが戯れあっている。


2人に軽く説明して携帯電話を渡した。


すると、ピロロン♪とジョーカーからLINEが入ってきた!

おふぅ!

もう、使いこなしてる!?


ミアもマスターしたようだ。

YouTubeを見ている。


そんなこんなで、携帯電話をゲットして、しばらく2人はそれに夢中になっていたので、また俺が夕飯を作った。

今日は、麻婆豆腐と油淋鶏だ。

麻婆豆腐はピリリと辛味が効いてて、しかし甘さもあり、肉汁と豆腐がいい感じのハーモニーを奏でていて美味しかった。

油淋鶏はカリッと揚がった鶏肉が美味しくて、甘酸っぱいタレも絶妙だった。

我ながらいい出来だ。


そして、携帯電話中毒者2名の夜は更けていくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ