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異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Gランク

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24/116

24 リリカ

そうして、楽しかった休日もあっという間に終わり、俺たちはダンジョン攻略の日々に戻った。


ダンジョン・レナは攻略し終えたので、次に向かった先はダンジョン・リリカだった。

ダンジョン・リリカには、主にケットシーが出る。

ケットシーとは猫の妖精の事で、俊敏さが特徴もモンスターだ。


俺たちは地下鉄を乗り継いでダンジョン・リリカに向かった。


ダンジョンに入ると、ドローンカメラを飛ばして、風助とゼンファーファを魔法ケージから出す。


さぁ、出発だ!


「今日の敵ツヨイ?((o(^∇^)o))」


「うーん、言うてもケットシーだからなぁ…

そうでも無いと思うぞ。」


レベル320のジョーカーには物足りないだろう。


「しょぼーん(´ω`)」


明らかに落ち込んでいるジョーカー。

ゼンファーファもあくびを噛み殺している。


仕方ない。

いくら、公認ダイバーの特権でCランクダンジョンまで行けると言っても、レベルの低い俺が行ったら間違いなく危険なのだ。


低い所から攻めていこう!

というのが、俺の決めた方針だった。


そんな事を考えていると、いたずらケットシーが現れた。

いたずらケットシーは油性のマジックペンで顔にいたずら書きしたり、足かっくんしたり、かなりどうでも良いいたずらが大好きなケットシーだ。


早速ジョーカーがハリセンで叩かれた。


「サイコロ、サイコウ!怒…」


ジョーカーは怒っているようだ。


どうしようもないいたずらだが、頭に来るのが、このいたずらケットシーなのだ。


とにかく、ジョーカーの怒りで木っ端微塵にされたいたずらケットシー達。


俺たちは順調に進んでいく。


すると…


「やぁ、ツキノ君じゃないか。」


「えーと、パーティ・コノハ+の皆さんですよね?

あ、動画配信参考に見てます!

なぜ、俺のことを…?」


「最近、公認ダイバーになったレアダイバーが居るって噂になってるよ。

僕たちも公認ダイバーだからねぇ。

一応。

僕も配信見させてもらってね。

ゼンファーファのファンなんだけど。

あぁ、僕はコノハ+のリーダー・白波海人(しらなみかいと)。」


「よろしくお願いします!

俺は月野衛輔で、そっちがミアとジョーカー。

飛んでるのが風助で、ゼンファーファ…は知ってるか…」


「よろしくー。」


「しかし、Bランクパーティのコノハ+さんが、何故Gランクのダンジョンに…?」


「あぁ…

実はね、僕たち隠しダンジョンを探しているのさ。」


白波さんは言う。


「隠し…ダンジョン…???」


「知らないのかしら?

最近、32番目の隠しダンジョンがどこかにあるって噂になってるわよ。」


セクシー系衣装のお姉さんがそう言った。


「そうそ。

あ、彼女は佐田彩音(さたあやね)

コノハ+の副リーダーだよ。

君のパーティはツキノ、でいいの?」


「あ、そか。

パーティ名決めなきゃですよね。

いや、まだ、考え中です。」


「そうか。

とにかくダンジョンには謎が多い。

まだ、出来て7年目だしね。」


白波さんは言う。

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