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異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Gランク

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18/108

18 俺が…!?

大和ダンジョン委員会のビルに到着すると、俺たちは会議室に通された。


なんだ、なんだ?


俺は何となく不安で、周りをキョロキョロ見回してみた。


会議室には、机と椅子がこの字型に置かれており、その中央に俺とミアの分の椅子がぽつりと置かれていた。

そして、俺とミアは小岩井さんに促されるままその椅子に座った。

すると、大和ダンジョン委員会の役員らしきメンバーがゾロゾロと部屋に入ってきた。

彼らは席につき、俺とミアをまじまじと見た。


「あのぅ…?

これは、一体…?」


「あぁ、すまないね、急に呼び出して。

私は大和ダンジョン委員会の役員の栗原だよ。

実は、君の動画配信を見て、君を公認ダイバーにするかどうか、議題に上がっているんだよ。」


栗原さんという役員が穏やかにそう言った。


「え、俺が公認ダイバー!?」


「議題に上がったのは、君がウィンドオウルの風助くんを従えている点だよ。

もしも、強力な使役系スキルならば、公認ダイバーになる資格は十分にある。

そこで、君のスキルについて確認したい。

どんなモンスターも使役出来るのかね?」


栗原さんは言う。


「いえ、あのぅ、俺のスキルは…

使役系では無くて…」


「なにぃ!?

チミチミ!

嘘言っちゃいかんのダネ!」


小柄で太ったおっさんが言う。


「いえ、本当で…

俺のスキルは…

異世界ネットショップ、です…」


俺は本当のことを説明する事にした。


「それは…

類を見ない素晴らしいスキルだ…!

それが本当なら、今何かを召喚してみてくれないか!?」


「え…

急に言われてもなぁ…

新商品あるかなぁ?」


俺は異世界ネットショップを開いた。

周りからはステータスウィンドウは見えない。


すると…


〜ヨロズ売り場〜


☆ポーション(S)…300円

スモールポーション、エスポとも呼ばれる。

回復値は300前後である。

☆ホーリーポーション(30m)…500円

30ミニッツホーリーポーション、30ホリポとも呼ばれる。

飲むと、30分間モンスターが近寄って来ない。

☆ダークポーション(25m)…1000円

25ミニッツダークポーション、25ダクポとも呼ばれる。

飲むと、25分間モンスターが寄ってくる。

☆スライムドオムレツ…550円

スライムの形にオムを焼いたオムレツ。

目と口はケチャップで。

中々美味しい。

☆ミラクル魔術師…900万円

ミラクル魔術師、その名もジョーカー!

サイコロ、ジャグリング、マジック棒、鳩、トランプなど、多彩な技や魔法で敵を翻弄する。

かなり戦闘力は高めだ。

欲しいー?( ̄∀ ̄)


とあった。

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