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12 エルフゲーット

そして、ルナティさんとそこで別れ、俺はホワホワの毛を納品して初依頼を終えた。

Fランクに上がる為には、あと9つの依頼をこなさなくてはならない。

道は長いようだ。


俺は、【ブラックウルフホールを3つ集める】という依頼を取って、オム焼きそば弁当とウィスキーを買ってアパートに帰った。


留守番してた風助がモフアタックしてくる。


「ふう、エルフを買う為にも頑張るぞ!」


「もふふ?(*´ω`*)」


そして、次の日から依頼をこなすことと、ドロップアイテム集めが始まった。


順調に、10万円、15万円と稼いでいき、8日目には105万円に到達した。


俺はワクワクしながら異世界ネットショップを開いた。


〜ヨロズ売り場〜


☆ポーション(S)…300円

スモールポーション、エスポとも呼ばれる。

回復値は300前後である。

☆ホーリーポーション(30m)…500円

30ミニッツホーリーポーション、30ホリポとも呼ばれる。

飲むと、30分間モンスターが近寄って来ない。

☆ダークポーション(25m)…1000円

25ミニッツダークポーション、25ダクポとも呼ばれる。

飲むと、25分間モンスターが寄ってくる。

☆スライムドオムレツ…550円

スライムの形にオムを焼いたオムレツ。

目と口はケチャップで。

中々美味しい。

☆火炎の札…5000円

5回だけ強力な火炎魔法を発する不思議なお札。

まぁ、非常用として持っていても良いだろう。

風扇子と合わせるとさらに強力に…

☆エルフ…100万円

エルフの女性。

水属性でかなり強い。

しかもかなりの美人である。

これはゲットするしかなーい!


とあった。


俺は迷わず、エルフをポチった!


すると、天井から水がぽとぽとと滴り落ち始めた。

え、水漏れ?

と、思ったら、その水は床から立ち上がるように伸びて、人型を形成していったのだ!


目鼻口が出来上がり、そこには水色のロングヘアを靡かせた、超美女が立っていた。


彼女は目を開くと(目も美しい!)、ひざまずいた。


「我が主人様。

私の名前はミア。

何なりとお申し付けください。

この身体が砕けても主人様の願いを叶えます。」


「そ、そ、そんなに畏まらなくていいよ!

俺の名前は衛輔だよ!

好きに呼んでくれて良いからさ!

よろしく、ミア!」


「ありがたきお言葉。

衛輔様の為に粉骨砕身します。」


「まぁまぁ、ミアはスライムドオムレツとか食べる?

歓迎したいんだ!」


「す、す、スライムドオムレツ!

大好物です!

でも、私なんかがいただいても…」


「いいよ、みんなで食べよう。

あ、ふうはモルモットね。」


俺はふうにネズミを投げた。

ナイスキャッチするふう。

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