104 人為的な
こんにちは。
いつも、異世界ネットショップを読んでくださり誠にありがとうございます。
さて、ここで話のストックが無くなりまた。。。
なので、これからは更新頻度が低くなります( i _ i )
2日に1話、更新を目標に頑張りたいと思います。
何卒お見捨てなきよう…
お願い申し上げます…!
その日、久しぶりにCOCOダイバー局でミーティングがあった。
俺達はもちろん全員で参加した。
割とどうでもいい話が繰り返される中、ジョーカーは居眠りし始め、ミアもあくびを噛み殺していた。
うーん、これは退屈だ…
そう思っていたその時、ヴーーーーーーーーーー!と、警報音がけたたましく鳴った!
「は!?
何だ!?」
俺は一応マドンナソードを構える。
ジョーカーも流石に起きて、サイコロをポケットから取り出した。
「覚醒融合体がCOCOダイバー局に侵入して来ました!」
ルナティさんが緊迫した面持ちで言う。
「何だと!?
ダンジョンから出て来た個体か!?」
「いえ…!
アレは…
金属がつなぎ合わせるてあります!
人為的に作り出されたものです!」
ルナティさんが防犯カメラの画面を見てそう言った。
「お、落ち着け、みんな!
これは、ラッキーだ!
ここには、ナンバーズも揃っている!
狼狽えるな!
全員、戦闘体制!
敵を迎え撃つ!」
少し狼狽しながらも、仙道さんが指揮を取る。
覚醒融合体がCOCOダイバー局のミーティングルームに入ってきた頃、俺たちは完全に陣形を取り、戦闘体制になっていた。
「俺から行く!
みんな、続けーーー!!!」
仙道さんが雷のオーラを纏い、剣を頭上で回転させた。
雷光のように素早く覚醒融合体の脇に回り込んだ。
イケル!
そう思った時、覚醒融合体は脇に腕を生やしたのだ!
仙道さんに覚醒融合体の腕が伸びる。
仙道さんはかろうじて剣でガードするも、背後に吹き飛んだ。
どこからでも腕を生やせるらしい…!
「サニー、援護しろ!
腕を蹴散らすんだ!」
俺は言って、剣を頭上に高く掲げる。
「氷の花!」
そして、マギの力を借りて高くジャンプすると、剣を振り下ろした。
剣の刃が衝撃波となって、覚醒融合体に斬りつける。
しかし…!
斬れない…!
つなぎ合わさった金属が剣の威力を半減させた。
「仙道さん、雷魔法いけますか!?
金属なら、それに弱いはずです!」
俺は生えてくる腕を斬りつけながら、そう叫んだ。
「…まかせろ!
落雷の怒り!」
仙道さんは立ち上がり、魔法を唱えた。
バチバチ!と、巨大音がして、金属部分が感電したようだ。
覚醒融合体は動きを鈍くする。
「今だよん!(`・ω・´)
サイコロ、サイコウ!
マジカルアロー!」
ジョーカーが矢を5本まとめて飛ばした。
その一本は覚醒融合体の目を貫通する。
『ギャぁぁぁぁあああ!!!』
「マギ・氷乱撃!」
そして、ゾードが覚醒融合体を6つに分断した。
「やった…か…?」
「やりましたよ。
皆さん、お疲れ様です。」
そうして、人為的に送り込まれた覚醒融合体との対決は終わったのだ。




