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異世界ネットショップ!〜ドラゴンも魔剣もポーションも、売って買って、楽すごダンジョン配信〜  作者: ツキノ
Dランク

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100/118

100 遂に100話か

その日もボス戦が終わり、クタクタで帰ってきた俺たち。


「ミアさん、夜ご飯はペペロンチーノなんか良いかもしれませんねぇ。」


「反対×

肉じゃがが食べたい٩(๑❛ᴗ❛๑)۶」


「ウナギだにゃ!」


などと、夜ご飯の注文が入り、ミアが頭を悩ませている頃…

俺は1人異世界ネットショップを開いた。 


〜ヨロズ売り場〜


☆マドンナソード…1000万円

マドンナソード。

新しいCOCOメンバーにどうぞ。

☆暗号読解ルーペ…4億円

暗号を読解してくれる不思議なルーペ。

暗号ペンと一緒に購入して最強☆

☆暗号ペン…5億円

書くと全ての言葉が暗号に変化するよ。

ダンジョン内での仲間内でのやり取りなどに便利。

ペンは岩、木、コンクリートなど色々な所に書けるぞ!

☆スキルフルーツ…300億円

スキルが増えるすごいフルーツ!

値段は相場で変動するよ!

☆モフモフアースドラゴン…500億円

もふっもふなアースドラゴン、その名もルールゥ。

もふアイドル級に可愛いくて、とっても強い。

欲しい人ー?( ̄∀ ̄)

☆神託の鏡…1兆円

…………。


とあった。

俺は迷わずモフモフアースドラゴン・ルールゥをポチッとした。


屋敷の床に巨大な土が盛り上がる。


「何ですか?」

「召喚だー!」

「新しい仲間にゃ!」

「まぁ!」


そして、土が二つに割れると、中からもふっもふっの、アースドラゴンが現れた!


「ルールゥ!」


俺はモフモフに抱きつく。


「こらこら、触っちゃダメなのだよ。」


ルールゥはそう言って長いもふもふの首を緩やかに振る。


「キャー!

可愛いですぅ!」

「かっわいいのだにゃ!!!」


ミアとサニーも目をハートにさせ、モフモフアースドラゴン・ルールゥに触りまくる。


「あ、あ、あ…

毛並みがぐちゃぐちゃに…

なるのだよ…」


ルールゥはとても困っているようだ。


でも、まんまるなお目目に、もふもふの毛並みのドラゴンはとても可愛い。

これは、アイドルだ!


「ふぅん?

異世界ネットショップも変わり種を扱うようになりましたねぇ。」


ゾードはロマネコンティを飲みながら離れたところでそう言った。


「もふもふっ☆★」


ジョーカーももふもふが好きなようだ。


そして、ルールゥだけは基本的に室内で飼う事になった。


ゼンファーファやシャニル、ウラウサや風助がヤキモチを妬きそうだが…

まぁ、良いだろう。

こんなに可愛いのが悪いんだぁぁ!


と言うわけで、その日はウナギのパスタとカレー風肉じゃがという訳の分からない夕飯のメニューとなった。

パスタにはウナギの力強さが加わり、味が適度に濃くて美味しかったし、カレー風肉じゃがもなかなかの物だった。


誰がルールゥと寝るか、じゃんけんで決める。


勝ったのはミアだった。


おやすみ、みんな!

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