第60話 神殿の午後は、にぎやか
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私は午前中の仮眠! を終え、少し遅めの昼食を摂ったあと、ついに魔法設定のために神殿へ。
とはいえ、ここは移動国家キャラバン・ジゼニア、その特徴的な異国情緒溢れる天幕群が一面に広がっている。
他の施設同様、天幕内にある簡素な神殿になる。
それでも、そのひと際高さがある天幕は遠目からでもすぐに目に留まるほどだった。
入口には神殿騎士が二人立っており、その厳粛な姿勢は神殿の威厳を示していた。
「ん?」
「どうしたの?」
「うーん? 気のせいかもーー」
神殿騎士を見たとき、何か違和感を覚えた気がした。
入口に立っている神殿騎士は、一人は人族、もう一人は魔人族。
ウィルが入口を通り抜ける際、魔人族の神殿騎士が急に慌てて深くお辞儀をする様子が目に入った。
魔人族の神殿騎士だけが!
でも、人族の神殿騎士が不愛想ってわけでもないよ。
彼もまた、差別なく「神殿へようこそ」と丁寧に迎え入れてくれた。
「あっ、わかった! 違うんだ!」
「何、なに?」
「あのね、人族と魔人族二人の神殿騎士の制服が違うの!」
「ほんとだ。白を基調にしているけど、よく見ると細かいデザインが全然違う」
「それは、彼らの所属国が異なるからです。神聖ケルンジリアの西国と東国、それぞれの制服なんですよ」」
「ケルンジリア!?」
この場所で、この星の名前を耳にするとは思いも寄らなかった。
神殿の内部は、たくさんの冒険者たちで賑やかさを増し、活気が満ちていた。
祭壇の前には、次々とやってくる冒険者たちの列ができている。
彼らは順番を待ちながら、仲間同士で陽気に話し笑い合い、その声が神殿内に響いていた。
私たちもその列に加わる。
列に混ざっていない冒険者はベンチに座り「無事に帰ってこれますように」「レベル上がってくれ」と各々の願いをつぶやいている。
冒険者ではない大人の信者は、ベンチに座り神々に手を合わせて祈り、子どもたちは冒険者に混じって、好奇心いっぱいの表情で神々の像を見つめている。
「意外……。神殿っていうからさ。一言も話してはいけない静かな場所だと思った」
「午前中は確かにそんな感じで静かです。でもどちらの雰囲気も私は好きですね」
「私は、にぎやかな方が好きだなぁ」
正面の祭壇の上には、神々しさ漂う2体の石造、優雅な女神と威厳ある旧神が並んでいた。
やっぱり、この女神様はあの女の人なんだろうなぁ。
そして、この旧神様は虎さまだなぁ。
地球からケルンジリアへ転移する間にあった出来事を思い出す。
「こうやって並んでいるのを見ると、やっぱり夫婦っぽく見えるよね?」
「まぁね。でもさ、どんな石造でも2体並べたらそう見えるじゃん」
「そっか、確かにそうかもね」
「神話があると言ったこと、覚えていますか? あそこに置いてある本に書かれているんです」
祭壇の横には立派な演説台があり、その上には重厚な装丁の分厚い本が置かれていた。
「聖書みたいなものなんだ」
「この本には星の誕生から滅亡までの事が詳細に記述されています。でも後半の滅亡に関しては、女神信仰側の予言者が言った妄言のようなものです」
「妄言?」
「ええ、私は……それを信じていませんので」
神斗は、ベンチに設置していた要約された神話を手に取り読んでいる。
「そんなに神話に興味があるの?」
「うん? いや? でも、神であったら俺たちを関係あるじゃん。どんな人なのかなってさ」
「虎さまは……穏やかな虎だったよ」
「まぁ、変な要望しても怒らないぐらいだからな」
神斗はウィルを見上げる。
「俺もその虎さまと話がしてみたいなと」
「私も話をしてみたいと思ってます」
「へぇ~、虎さま大人気ね!」
パタンと本を閉じてベンチに戻した神斗。
「虎さま……旧神は、言ってみれば放任主義で、生命を育てるのが下手だった。で、同時期に生まれた別の星の神、女神様がその任を受け持ったと」
「まぁ……そのとおりです。旧神は女神様の世界の基盤を作ったので、お互いの得意分野で協力し合うことになったのです」
「だから、ウィルは元協力者って言っていたんだ」
「なるほど、神様にも得意不得意があるのか」
「神様って、意外と性にだらしない人も多いし? 完璧じゃないよね」
地球での語り継がれている神話って倫理観がないの多いなぁと、前々から思ってた。
神だから許されるのか?
無理……、受け入れるの無理……って思ってたのは私だけじゃないはず。
「マジかぁ……神様を見る目が変わるわ」
「旧神はそんな事はないです。女神様は……121人と楽しんでいます」
「121人!? わぁ、お盛ん!?」
女神様とは相容れなさそうです。
「そんな事も書いてあるの? この本!?」
「凄いこんなバババインとした魅力的なボディだったから……この石像だと少し小さい気がするけどーー」
私は手で女神の大きな胸を表現した。
「へぇ。そんなに凄かったんだ」
「おっ? もしかして、爆乳好きかぁ?」
「!? い、い、いや! 違うって! ヴィヴィオラぐらいがーーね、ウィルヘルムさん!」
「え? あ? そ! そうでですね! ヴィヴィぐらいがーー」
「私、Fカップなので、みんな巨乳好きってことですね」
元のイラスト、アバターのサイズだから仕方がないね。
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桜:155~157センチぐらいの身長でお願いします。
イラストレーターさん:わかりました。バストサイズはどうします?
桜:身長とバランスが取れている大きさがいいですね。
イラストレーターさん:これぐらいでいいですか?
桜:少し大きすぎないですか?
イラストレーターさん:こんなもんですよ~。大は小を兼ねますし。爆乳・巨乳・貧乳と大体3パターンに分かれてますね。
桜:(まぁ、確かにバランスはいいかぁ)サイズはいくつぐらいですか?
イラストレーター:イラスト的にはEカップぐらいですね。
桜:(なるほど……大きすぎるってわけでもないかぁ)では、お願いします!
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このイラスト的、Eカップ。
現実に当てはめると1~2カップ上のFかGカップ相当になることを桜は知らなかった……。※イラストレーターによります
こんなやり取りでFカップなのだ。
Fカップなのだ。
多分。
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こんにちは、作者のヴィオレッタです。
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