第26話 SNSをするようです② ※ビューワ 1行×32文字以上
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youLIVE-site355 SNS
ヴィヴィオラ★
→はぁ……
お気持ちごめん 配信とかのではないんだけど
一緒に召喚された女子高校生が怖い……
※※※ ↳どうした!? 珍しいじゃん
※※※ ↳お気持ち初めてだっけ?
ヴィヴィオラ★ ↳多分初めてかな……
あまり注意することもないw
※※※ ↳女子高校生の若さが怖いか?www
ヴィヴィオラ★ ↳若さも怖いwww
※※※ ↳仲良くしないと生き残れないぞ
※※※ ↳たしか、脱落した子達
配信で言ってた
ヴィヴィオラ★ ↳そうなんだよね
仲良くかぁ。
確かに本当は仲良くしたかったなぁ。
ケルンジリアにおいて日本の記憶を持っているのは5人だけなんだから。
それにね、私とは違って彼女たちはジョブ持ちなんだよね。
頼りまくるつもりはないけど、生き残るには力強い同士になれたじゃないかと思う。
今からでも誤解と解いて仲良くできるんだろうか?
そんな彼女達とツトムさんとは、落ち着いて話す機会がないから、私と神斗君が相談している事は知らないはずだ。
ヴィヴィオラ★
→勇者君と一緒に逃げるんだけど、同じく召喚された他の3人はどう したらいいかな?
※※※ ↳置いていくの?
ヴィヴィオラ★ ↳今のところそうなってるかも
※※※ ↳泣いちゃってるかもよ、女子高校生ちゃんたち
ヴィヴィオラ★ ↳泣く子には見えなかったよぉ
※※※ ↳凄い大切な事じゃん ちゃんと話し合った方がいい
ヴィヴィオラ★ ↳やっぱりそうだよね
話し合い大切だよね
※※※ ↳スキルっぽいのってコレでしょ? ネットとかさ
ラッキー全振りで生きていけるならいいけど
ヴィヴィオラ★ ↳確かにそれが一番不安
やっぱり一度、神斗君にちゃんと相談しておこう。
彼女たちと神斗君の関係はよくわからないけれど、連れて行かないことを後悔してしまうかもしれない。
私が逃亡を提案した手前、神斗君は他の子を誘うのを躊躇っているかもね。
ヴィヴィオラ★
→ありがとう! 明日にでも勇者君と話をしてみるね
※※※ ↳それがいいよ。あとあと問題になるといけないから
ヴィヴィオラ★ ↳そうだね!
年齢的に私が引っ張る!
※※※ ↳解決祝いにケーキ食べて<700円>
ヴィヴィオラ★ ↳700円ありがとうー
ケーキは買えそう!
※※※ ↳もし何かあったらまた相談してね
ヴィヴィオラ★ ↳ありがとう!
次は配信するね
通知 入金<700円>Sチャ代が入金されました
残高<8,952円>
PCデスクに頬杖をつく。
心なしか、頬杖をつく手に力が入ってしまう。
羽ペンのペン先にインクを乗せ、ノートに日本語で相談する事を羅列する。
そのリストを見ながら、深く息をつく。
数か月後に魔王討伐に出る予定だが、数か月って曖昧すぎるのよね。
そんなに長い時間でもないし、かといって短くもない、何とも微妙な期間だよ。
それまでに準備が間に合うかどうか、心配でたまらない。
再度、日程が決まったかロング副団長に聞いてみようかな。
何か新しい情報を持っているかもしれない。
神斗君が彼女らを連れていきたいと言うのなら、人間関係の修復って一番苦手なんだけど、必要ならやるしかない。
彼女たちも話をすればわかってくれるはずだ。
自分の不安を押し隠し、少しでも前向きに考えようとする。
ノートに文字を書き連ねながら、ふと彼女たちの険しい表情を思い出す。
きっと、きちんと話をすれば理解し合えるはずだよね?
自分にそう言い聞かせるように、頬杖を外し、ペンを置いて、深呼吸をする。
ゲーミングチェアから立ち上がり、配信部屋から退出した。
【★大切なお願い★】
こんにちは、配信者のヴィオレッタです。
最後まで目を通していただきありがとうございます。
少しでも
「また読んでやるか」
と思っていただけましたら、
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最後に誤字や言葉の意味が違う場合の指摘とかもお待ちしております。