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引退配信は365日後! 召喚された国から逃亡して年下勇者と年上副団長と気ままに冒険します  作者: シロイロ ネココ
5ー55 レンギア王国

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20/127

第20話 配信するようです②-1 ※ビューワ 1行×32文字以上

※□※※□※※□※1行×32文字で執筆中※□※※□※※□※

改行などで見辛くなる時はビューワー設定の調節してください

 スライム退治に興奮冷めやらぬその夜、配信部屋に行くことにした。

 もったいないけど、前回と同じように歯磨き粉で三角の山を作り、ドアが開いたら崩れるようにした。

 もう一つする事は、自室に耳のピアスを外し机の上に置いておく事。

 十中八九、このピアスに監視魔法がかかっている。

 昨日もピアスを外して寝て過ごしたけど、誰も確認には来なかったということは、部屋に外したピアスと置いておけば、私がいなくなったとしても誰も気づかないので騒動になることはないはず。

 持っていくものは、書き写した地図。

 配信部屋に持っていくことで地図が喪失してしまうと困るので書き写した。



youLIVE-site357 LIVE


LIVE 黒白ヴィヴィオラが配信始めました


タイトルーー色々持ってきたーー *チャット ランダム表示


「こんばんにーにー! ヴィヴィオラです」


 私は、3Dーー実写の強みをいかして手を振った。

 今日はゲリラ配信という突然予告なしで始める配信なので、リスナーさん達が来てくれるかなと不安になったけど、集まってくれた。


  [こんばんにーにー]

  [にーにー]

  [生きてた……]


「こんばんにーにー! ヴィヴィオラだよ 今日も来てくれてありがとうございます」


  [やばー、見逃すところだった]

  [こんにー!]

  [初見です]

  [ヴィヴィさんこんばんにーにー]

  [前回から音沙汰無しだったから心配した]


「ごめんね! なかなか来れなかった~。初見さん、いらっしゃい! ゆっくりしていってね。今日も寝間着でごめん!」


  [前回のアーカイブ見てきたけど、パジャマ違う]

  [新衣装がそんなに来るはずが……ない!]

  [↑わかるぞ。ヴィヴィがそんな事するわけないもんな]


「そう、毎日さぁ、メイドさんが新しいのを交換してくれるの。4着を着回ししてるかな?」


 ゲーミングチェアから立って後ろに下がり、全身がカメラに映るように立ちくるりと回転して見せる。


「見える~? どう?」


  [可愛いよ~]

  [もう、3Dは信じた]

  [似合ってるよ~]


「フフフ、ありがとう! 今日も少し短めになるけど雑談を楽しんでいってね」


  [前回と同じくらい?]

  [そういえば、前回の配信布教しといた]


「今回は30分かな~。布教? 助かる! 少しでも新しい視点欲しいからね。みんなの意見が頼りなのだ」


  [今日は何?]

  [監視の話からかな?]


「そうだね。その話からしよっか。結論から言うと監視されてたよ。あの後、大変だったんだ。勇者君を巻き込んでさ……。前回のアーカイブで私、赤い石の付いたピアスしていたでしょ。アレ、あれが監視装置だったんだよ」


  [確かにいつもはフープのピアス。前回赤いシンプルなピアスだっ

   たよね]

  [へぇ、魔法? 世界観的にGPSなわけないし]

  [どんな仕組みなんだろうね]


「魔法だと思う。勇者君が魔力の流れがうんたらかんたらって!」


  [そのウンタラカンタラが重要やろ!!]

  [今日はしてないよね? 置いてきたの?]


「そうそう、自室に置いてきた。これでさ、大丈夫だと思いたい!! だけど、念のために今日も短め配信」


  [了解!]

  [安全第一!]


「あれから、色々体験したよ! まずは、そう! 王都見学に行ったよ~。魔物の肉食べて~、やや、もしかしたら魔物っていつも食べてるかもしれない。名前の知らないのはもしかしたら魔物かも」


  [見学ww]

  [どんな魔物なの?]

  [味は?]


「食べたのは、屋台の串焼きだったんだけど。一串がシュラスコ並みに肉が大きいの。5センチ角が3つ、厚さは2センチぐらいなんだけどね。その肉はなんだったけな? うーんと顔が二つの羊……だから」


  [シュラスコってブラジル料理だよね。店員が客席を肉串持って、

   ストップって言うまで肉をくれるやつ]

  [デュアルフェイスシープ]

  [デュアルフェイスシープじゃないか?]


「そうそうそう! え!? なんでみんな知ってるん???」


  [いや、そのまま英語にしただけww]

  [www]


「なぁんだ。よくいる魔物だと思ったぁ。大型の魔物らしくてねぇ、味はね……癖が少しあるけどタレと相まっておいしかった。値段はーー。ちなみにさ、4人家族の1か月の食費っていくら?」


  [5,6万ぐらいかな?]

  [よくいる魔物って変な言い方やなぁww]

  [俺んところ7万だわ]


「なるほど~、間をとって6万ぐらいだとして。こっちで銀貨4枚が4,000ギリア。あ、こっちだと銀貨4枚なんだって食費。6万円÷4,000ギリアで1ギリアがーー15円。一串5ギリアだったから、75円。魔物肉串75円みたい」


  [安いな]

  [俺は2本ください]

  [こんばんにーにー 遅れたー]


「いらっしゃい! 今、魔物の串焼きの話してたよ。お肉現物は逃走成功して自由になったら、この部屋に持ってくるね。今はさ、持って帰るのがはばかれる。生肉を自室に持って帰る変な子って思われるもん。あとは異世界にもBL本売ってたよ! 〖ある検察官の秘め事:弁護官の追及は止まらない♡〗っていうの」


  [しっかり題名覚えてきたんだww]

  [肉現物って生肉はやめて]

  [どの世界にもあるんだなぁ]


「シリーズものだって! そういえば男性向けののエ、エ、エロ本とかぁ、小説ってなかった。男性は本を読まないのかな? ってその話じゃない。地図! そう、みんなが言ってたお金とか地図なんだけど。地図はゲットしたよ!」


  [見せて!]

  [つまらない世界だ……俺は召喚拒否する]

  [うおぉぉぉ! 異世界地図!]


「OK!! 今回書き写しだけど、問題なさそうだから次回は元本持ってくるね。で、今いるのがココ」


 地図が見えるように自分の胸の前にもってくる。

 今いるレンギア王国を指さす。

 


「国名が書いてあるところが26かな。文字はどう見えてる? 一応、こっちの文字で書き写したんだけど。まだ、勇者君とどこへ目指すか決めてないのよね。勇者君、最近お疲れであまり負担かけたくなくて。できればさ、人種差別があまりなさそうな国を目指したい」


  [文字読めねぇ、設定細かすぎやろ]

  [他国の事聞ける人おる?]

  [そっちの字? ルーン文字みたいだね]

  [城で聞くとヴィヴィが良からぬこと企んでるって思われない?]


「自動でみんなも読めるかと思ったけど違うみたいだね。これはレンギア王国って書いてるよ。国の事聞くのアブナイかな? やっぱり、そう思う? ……どうしよう!?」


  [どこの国に逃げるにせよ、違う国をどうせ跨ぐんだからさ。気楽

   に行こう]

  [ルーレットで決めようよ!]

  [寒い国より暖かい国の方がいいんじゃない? 寒いとさ荷物かさ

   ばるじゃん]


「そうか! そうだよね。確かに暖かい国がいいかも! こっちも北が寒くて南が暖かいとかなのかな? みんなの意見たすかる」


  [南極は、北極より寒いんだぞ]

  [太陽とかどうなってるの?]


「太陽? ……太陽って思ってたけど、アレは太陽じゃないのか……」


  [おい! 難しいこと聞くな! ヴィヴィが固まったぞ]

  [地球では太陽エネルギーが一番降り注ぐところが熱い所だよ]


 地図を眺める。

 地図内の南に位置している国に向かえばいいかと思ったけど違うかもしれない。

 空に浮かんでいるのは太陽のようなもの。

 月のようなものは2つ。


  [絶対、太陽じゃないよね。太陽だったら異世界が地球のお隣さん

   になっちゃうからね]

【★大切なお願い★】

こんにちは、配信者のヴィオレッタです。

最後まで目を通していただきありがとうございます。


少しでも

「また読んでやるか」

と思っていただけましたら、


広告の下にある【いいね】や【☆☆☆☆☆】ポイントを入れてくださるとめっちゃ喜びます。


最後に誤字や言葉の意味が違う場合の指摘とかもお待ちしております。

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