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空色のサイエンスウィッチ  作者: コーヒー微糖派
怪鳥との決闘編
96/464

【とある連絡役の通信記録Ⅱ】

とある通信記録。

連絡役の名はラルカ・ゼノアーク。

◇ ◇ ◇



 ――社長、お疲れ様です。ラルカ・ゼノアークです。

 例の空鳥夫妻が隠し持っていたデータの件ですが、こちらで一応は確保できました。


 ――はい。おっしゃる通り、かなり高度なプロテクトが施されていました。

 社長から預かっていたハッキングソフトがなければ、解凍状態でもハッキングは叶わなかったでしょう。


 ただ、向こうも途中で自分のハッキングに気付いたようです。

 そのせいで全ての研究データを取得できたわけではなく、そちらに転送したものは入手できた限りのものとなります。

 いずれにせよ、社長の目的には一歩近づけたでしょう。


 ――ああ。あのバードモンスターですか。あの人ならば、警察に逮捕されましたよ。

 もっとも、大凍亜連合からしてみてもあの人は捨て駒に過ぎなかったようです。

 いくらGT細胞が適応したことで強大な力を手に入れたとしても、オツムまで鳥頭では使い道がありませんからね。


 それとついでになりますが、空色の魔女の正体については社長も考えていた通りでした。

 彼女については、引き続き無理な関与はしない方針でしょうか?


 ――成程。承知いたしました。

 ならば必要があれば自分も大凍亜連合にも連絡を入れ、適時対応していきます。


 ――そちらの件についてもご安心ください。

 ミスター牙島の毒については、自分の方で魔女の彼氏様に投与しておきました。

 彼の行動はこちらとしても想定外だったので、お詫び申し上げておきます。


 ――はい。今から連絡を取りますので、強く言い聞かせておきます。

 それでは、また何かあればご連絡いたします。



=====



 ――もしもし。ミスター牙島ですか?

 まず最初に申し上げますが、何を勝手に毒なんて仕掛けてるのですか?


 ――『おもろくなると思ったから』じゃありませんよ。任務外の行動は慎んでください。

 あなたは自分と同格ではありますが、この国での指揮権は自分が握っています。

 まだ勝手な真似をするようでしたら、本国にいるボスに言いつけますよ?


 ――自分だって、あなたの相手はしたくありません。自分はあなた達のように、特別な力はないのです。

 あの魔女にしてもその彼氏にしても、現在のクライアントから無闇に関与することを避けるように依頼されています。

 自分の手をこれ以上煩わせないでください。


 ――そうです。あなたの任務は現在、大凍亜連合の用心棒として忍んでおくことです。

 それに、空色の魔女とはそう遠くない未来で戦う可能性が高いでしょう。

 向こうから来るのならば、あなたも大義名分のもとに戦闘して構いませんよ。




 ――彼女もまた、大凍亜連合を標的にしているようですからね。

 その時は是非とも、バーサクリザードとしての力を存分に味合わせてあげてください。



◇ ◇ ◇

この話で「怪鳥との決闘編」はおしまいになります。

次からはタケゾー視点で幕間「これからも一緒編」になります。

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