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【とある連絡役の通信記録Ⅰ】

「魔女の誕生編」最終話。

これは隼とは違う、誰か別の人物がとった連絡の記録。

◇ ◇ ◇



 ――もしもし。お疲れ様です。

 あなたに頼んでいた件ですが、どうなりましたか?


 ――ジェットアーマーを破壊された……ですか?

 こちらの要望とは異なりますね?


 ――成程。つまり、あなたは独断でジェットアーマーを知り合いに装着させたと。

 しかもそのせいで、空色の魔女に破壊されたというわけですか。


 なんとも勝手なことをしてくれたものです。

 自分はあなたに『ジェットアーマーの強奪』のみを依頼していたのですが?


 ――ああ、自分があなたを狙撃した件ですか?

 こちらもあなたの動向は探っていたので、不要な交戦は避けて欲しかったのですよ。

 その前は援護という意味で空色の魔女を狙撃しましたが、今回は交戦命令など出していません。


 ――あなただって、あの程度で死ぬことはないでしょう?

 余計な口を利かないでください。今度は本当に撃ち殺しますよ?


 ――そうです。あなたはただ、こちらの命令に従っていればいいのです。

 その力をあなたに与えた時から、もうあなたに反論できる余地などありません。


 そうですね……。次は空鳥夫妻が残した研究データを手に入れてもらいましょうか。


 ――つまり『それは難しい』とでもおっしゃりたいのですか?

 難易度なんて関係ありません。それ以上余計なことを言うのならば、まずは大凍亜連合にでも口利きしますよ?

 あの組織にも自分の仲間がいます。命が惜しいのでしたら、詮索よりも命令の実行を優先してください。


 ――はい。では、今回はこれで失礼します。



=====



 ――お疲れ様です、社長。

 例のジェットアーマーの件なのですが――


 ――はい。やはり、ジェットアーマーには空鳥夫妻が改良した、最新式の制御回路とAIは未搭載だったようです。


 ――はい。ですので、すでに次の手は打ってあります。

 あの男に研究データの入手を命じました。彼にはそれを手に入れる経路があります。

 あるとするならば、やはりそれでしょう。


 ――成程。そうですか。

 では、空色の魔女については様子は伺いつつも、こちらからは特別な手出しはしないということで?

 まあ、今はあのバードモンスターに任せておけばいいでしょう。


 ですが、必要とあらば自分にご所望ください。




 ――このラルカ・ゼノアークが、そのご期待に応えてみせましょう。



◇ ◇ ◇

これにて「魔女の誕生編」はおしまいです。

次からはタケゾー視点で、少し物語が進みます。

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