雲姫さんと愛鐘さん 1話
雲姫さんと愛鐘さん 1話
(くきさんとあかねさん)
悩める子羊雲姫さんの相談日誌
雲姫:
愛鐘ちゃん愛鐘ちゃん
人はどうして苦しむんですか?
家お金ないし趣味ないし好きな人いないし何もないのですけど…
貰えるもの貰えたら良いじゃなくて
好きなその…喜べるものが一つもないです
愛鐘ちゃん愛鐘ちゃん。
人はどうして苦しむのですか?
苦しみの仕組みを解明したら
人は苦しみを歩まない事が出来るのでしょうか?
愛鐘:
あーそっかーー。
(ヤッバ。チョー悩める子羊来たんだけど幸せ以前の問題で好きなものがないから何貰っても喜べない
ヤッッバ
あーーーー。
どーしよーーーーー。)
んーー。
ごはんって美味しいですか?
その味覚ってちゃんとありますか?
雲姫:
固形物食べても何も感動しません
味の付いた水を飲んでも
味が分かるだけです
愛鐘ちゃん。
ひとはどうして苦しむのですか?
愛鐘:
そっかーー。
(ヤッッッバ)
雲姫ちゃん
感謝はわかりますか?
感謝したことはありますか?
雲姫:はい
お父さんが誕生日プレゼントにくれたちょっとお高めの値段のインスタントラーメンが美味しくて
毎朝早朝に一つずつ頂いて
美味しい…。美味しい…。美味しいよお。
こんな美味しいものを世界にはこんな美味しいものを作ってくれる人がいるのか
美味しいよお。美味しい美味しいよお。。
ってぼろぼろ毎朝泣きながら食べてました
愛鐘:
その時苦しんでましたか?
雲姫:すっごく。苦しくなかったです。
愛鐘:
あのね
ごめんね。こんな贅沢な話して
とっても不幸なの
その描写は
見てて
うん、聞いてて可哀想。苦しい。って思うのその話
そしてね?
私も雲姫ちゃんと同じ人の体をしてるの
好きなものは何もかも違うけど
体の仕組みは同じなの。
尊敬してるの唯一そのインスタントラーメンには雲姫ちゃんは
どんなご飯もさすがにここまで聞くと普段何食べてるとか絶っっっ対聞いちゃいけないし聞かないけど
固形物とか、尊敬があんまりにもないの。
味の付いた水とか悪口じゃなくて尊敬があんまりにもないの。
先ずはねありがとう。
って嘘でも思うの
ありがとうって形だけでも思うとそして言うと
ありがとうを受けた万物がありがとうの声を感謝して返してくれるの
感謝はね尊敬なんだよ
感謝の中の光る魅力は尊敬の光なんだよ?
私にね
そんな苦しい話を、誰もが見て見ぬふりをする寂しい話を、可愛い♡
庇護欲が…
あっ、
じゃなかった
守ってあげたくなる程なんて可愛いらしい娘なのこの子は
好きだなぁ…この愛したくて助けてあげたくなる位大好きな子
助けてあげる以上に大好きな娘
だってこれから先ずっと大好きを言い続けるんだから
永遠に尊い子
私の元に身を委ねて預けてくれて
少し親しくなる為の手を私に向けて委ねてくれて
ありがとう。
大好きだよ 。
何かつまんなくないでしょ♪
雲姫:
うん、初めてだ
うぐつ、えっぐ、えつっぐ
つまんない塊の何見ても食べても砂漠で暮らしてんの!?って上手い事言われ続けた私の事
え。あっっ。誉めてくれた
嬉しい ありがとう。
愛鐘:
うん♪よかった雲姫ちゃんやっぱり可愛いんだから
尊敬して。感謝したら
感動するよ?
つまんないものなんて好きじゃないからつまんないんじゃなくて
尊敬して感謝したらその分感動するんだよ
尊敬と感謝の働きをすると
感動のお給料が貰えるんだよ?
ねえ、もっと感動したい?
雲姫:
はい。もっと色んな楽しい事教えて下ざい。
愛鐘:
そっかそっかーー♪
じゃ私のベッドに来て 色んな感動のおもちゃがあるんだよ?
雲姫:
愛鐘ちゃん好きだから
もっと教えて欲しいです。泣
もっと色んな事教えて下さい泣
愛鐘:
そっかそっかーー♪
じゃ私の部屋に場所変えよっかー♪
雲姫:
なんでも尊敬して感謝して感動して泣きじゃくります 。
愛鐘:
そっかそっかーー♪♪♪
じゃ話決まったねー
雲姫ちゃん♪
楽しい事分かる為に私の手離しちゃだめだよ?わかる?
雲姫:
はいっ。泣
うん頑張ります
愛鐘:
可愛いーー♪♪
雲姫ちゃん♪素直な雲姫ちゃん可愛いよ
可愛いと私雲姫ちゃんの事もっと感動して大好きになるよ♪
そしたらもっと雲姫ちゃんも楽しい日々になるよ♪可愛い♪
大好き♪
雲姫ちゃん大好き♡
雲姫:
連れてって下さい。
すがりつきます。
頑張って出来る限りのこの手ですがりつきます
だからそれ以上の手で雲姫の事離さないで下さい
愛鐘:
そっかそっかーー
そっかそっかーー
そっかそっかーー♪♪♪
気持ち良いよー私と一緒にいると
雲姫:
どんな風に気持ちいですか?
愛鐘:
一度感じたらねー
依存して一週間継続すると
1ヶ月はその楽しい事を求めて
体がうずうずして
1ヶ月後をわくわくしながら毎月過ごすよ?
雲姫:
えっ
あ。
なんか気持ち良い
愛鐘ちゃんに耳くりくりされるの
愛鐘ちゃんに触られるの気持ち良い…
愛鐘:
うんうん♡やっと好きな事見つけたね
愛鐘ちゃんも嬉しいーー♪
泥永:はよっす。何してんの?
愛鐘:
帰れ。
今不幸しかない娘を治療してんだ
集中治療室並みに頑張ってんだ
手元じゃなくて口元が狂う。
帰れ。
泥永:
あっさーせん
はよっす。それだけ今日伝えたかったっす
さーせん。
愛鐘:
今の人はねー
雲姫ちゃんとは関係ない人だから
あまり近寄っちゃだめだよ♪
あの人友達多いから♪
関係ない人といっぱい繋がってんだよ♪
それよりもーー
関係が濃くなっていく私の事見て欲しーなー♡
雲姫:
♡ 。
身に余る光栄です…
幸せ。
愛鐘ちゃんから初めて幸せを教わった。
もうなんでも 。
雲姫の事なんでも
雲姫の体は愛鐘ちゃんの持ち物です
雲姫は雲姫の事大切に出来ませんでした
愛鐘ちゃん ♡。
泥永:
あのさバレンタインって興味ある?
愛鐘:
帰れ 。
なんでわかんない事がわかんないの?。
祖国でご飯は食べていいけど
異国でもご飯食べていいんだよ
祖国では歩いていいけど
異国では歩いていいんだよ
祖国では殴っちゃだめで
異国で仮に殴って良くても
殴った後の人の反応は祖国と同じなんだよ
ねえ。泥永くん
なんでわかんないことがわかんないの?
どんな意味不明な未開の地に両足を立たせても
意味不明な箇所以外は祖国と何も変わらないのがなんでわかんないの?
今この娘世界トップクラスに救われない報われない可愛い子羊に
幸せの緊急手術してるんだよ
なんでわかんないの?
泥永:
あっさーせん。
さーせんしたごめんなさい。
今日はダメっすねいやーー
ごめんなさい。
愛鐘:あのねー両端から動いて気持ち良くなってその両端が私の人権の体の全身の全てです♡
私バカになりました
両端の挟まれた所を賢くしてください♡
って言うの知ってるから
ま・ほ・う♪
掛かってみない
はーはーはーはー。
っと じゃなくて
ハハハハ笑
って笑顔になるよ♡
雲姫:あっ愛鐘ちゃん
ここ?
目の前道じゃなくて家になったけど
愛鐘:
雲姫ちゃん♡約束して
今から雲姫ちゃんはちょっっと
疑問に思う事するかもしれないけど
全部必ず雲姫ちゃんが好きな事が
何見ても好きです欲しいです♡
愛鐘ちゃんっておねだりする事に
必ず!
なるから
ちょっと何か変でも
黙ってこらえるんだよ?
雲姫:
うん
なんか
恥ずかしい
よくわかんないけど恥ずかしい
愛鐘:
雲姫ちゃん♡
恥ずかしい事好きでしょ
なんか生き生きとしてるよ♪
雲姫:
うん 。
入ろっか
愛鐘:
じゃー幸せの家一人ご入居ー
多分決定ーー♪