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(二)‐5

 季節は秋にさしかかっていたため、草木は夏の勢いをなくし、枯れつつあった。とはいえ、その存在はまだまだ健在だった。

 その草木をかき分けて斜面を上っていった。緩やかな斜面だったので上っていくのはそう大変ではなかった。

 一〇メートルほど上がったところであろうか、少し平らになるような場所があった。草木に覆われてはいたが、木と木の間隔が広くなっている場所だった。ここなら穴を掘る際に木の根っこが邪魔になることもない。建設業者の一員として道路工事を長年してきた野上は、経験則からその地面は掘りやすそうだと判断した。


(続く)

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