表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
剣と魔法とそれから銃  作者: (Кврt)a


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/9

第6部 一章 3話 王族護衛騎士団と戦争の残り香 前半

1911年10月14日 北の村 早朝 


いい匂いで私は目が覚めた

「う…おはようございます」

「朝食ができたから、これを食べたら会議を始めるぞ」

昨晩に続き、これまたおいしい朝食が出てきた

このままこの人はシェフになった方がいいと思うぐらい美味しい

朝食を終えて、警部補と私は会議を始めた、最初に話し始めたのは警部補だった

「昨晩のラジオから聴こえてきた声は古王国語だったな」

「はい、所々聞き取れなかったのですが、古王国語でした」

「無理もない魔術学校で教える古王国語は、貴族階級の言葉は教えないからな」

「え…貴族?」

「ああ、アクセントが上流階級の言葉だ」

「な…なるほど…」

なんで警部補は、そんなことを知ってるんだろう…

「俺の見解だと、これははるか昔の魔力無線を魔法石がキャッチしたと思う」

「ふざけて、こんな事を流す理由がないですもんね…」

「そうだな、それに言っていることも嘘じゃなさそうだ」

「こちら王族護衛騎士団のグレイだ、皇太子が捕まった、敵にヴァンパイアがいる」

「…」

いきなり、警部補が無線の内容を口にしたけど私の分からなかった言葉とともに

とても気になる言葉がいろいろ出てきた

「王族護衛騎士団というと、今から100年以上前に存在した王族を護衛するエリート騎士団だな」

「今の宮廷団の王族護衛隊の前身でしたっけ?」

歴史はあんまり好きじゃないので、詳しくは知らないけど

「そうだ、今の宮廷団とは違って、パレードのお飾り部隊じゃなくて武装貴族出身者のみで構成された実戦部隊だな」

「じゃあこの皇太子が捕まったって…」

「1800年に始まった皇太子侵攻の事だろうな」

警部補は、大きな古い地図を机に広げた

「これは、皇太子侵攻で使われた当時の地図だ、この”第3国境砦”と記載されている隣にある村がここだ」

よくこんな古い地図をもってるなぁ…私はなんとなく警部補がただの警察の人ではない気がしてきた

「それで、ここに行く前に調べてきたのだが、ここはどうやら一度帝国軍に占領されたみたいだな」

皇太子侵攻…1800年当時、王国は、長年続いた宿敵帝国との戦争と休戦となり長年続いた戦争による国の弊害は回復し平和な時代が続いた、しかし、その戦争で武功や権力を強めていた武装貴族達の不満が爆発して

帝国領地への侵攻許可が下りなければ我らの防衛の義務を破棄する。と国王に進言

国王には却下されたが、武装貴族達は皇太子を担ぎ上げて彼を味方にして国王の反対を押し切り帝国に侵攻、しかし侵攻に失敗した上に皇太子は捕虜になる始末

さらに、逆に王国の領土が侵攻されてしまった王国の黒歴史の事だ

「じゃあ、その砦から送られた波動にラジオが反応してるんですか?もう100年も前なのに…」

「考えられるとしたら、魂が彷徨っているんだろうな」

「それって…ゴースト…」

「おそらくな…ともかくこの地図の砦跡に今日早向かう」


誤字脱字、その他何かありましたらご連絡ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ