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6分の3(1)
今日は曇り空の木曜日。雨が降りそうだが一週間分の情報が頭に入ってきていたということは雨は降らないのだろう。朝食を二人で食べてゆっくりと準備を済ます。すると美咲さんが
「今日の放課後この街を案内してくれない?」
と言った。不思議に思い
「え?美咲さんはこの街出身じゃ無いんですか?」
と訪ねた。
「中2まではここに住んでたんだけど引っ越してね~、私がいない間にどれだけのお店が変わったり残ったりしてるのか気になるのさ!」
「今はどちらにお住まいなんですか?」
「んーとねー、結構田舎の方!電車で一時間位!」
遠いとこに住んでいることに驚いたというよりは何で一人暮らしなのにそんな遠いとこに住んでいるかが気になったが、下手に干渉するのは良くない。
「わかりました。放課後一緒に出掛けましょう。」
すると彼女は満面の笑みで
「やったあ!」
と答えた。不覚にもドキッとしてしまった。




