表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/2361

第三十六話、わたくし、『ちょい悪令嬢』になりましたの。【ハロウィン編反省会】(その1)

ちょい悪令嬢「──はいっ、ついに自称『正義の味方』であられる、『なろう教徒』の総元締め『聖レーン転生教団』の皆様から、『悪役』として認められて、晴れて『悪役令嬢』としての面目を施した、『ちょい悪令嬢』こと『()の悪役令嬢』でございます! ──それでは今回もいつも通りに、ここ量子魔導クォンタムマジックチャットルームより、これまでの各エピソードについての解説コーナーを、張り切ってスタートいたしましょう!」




かませ犬「──ちょっと、待ったああああ‼」




ちょい悪令嬢「──と、『かませ犬』さんが何かおっしゃっているようですが、いつもの『お約束』みたいなものですので、ここは無視スルーして進めましょう! それで、本日の議題テーマなのですが──」


かませ犬「いやいや、無視スルーするんじゃないよ⁉ 一応仮想(ヴァーチャル)現実リアリティ的に映像ヴィジュアルを伴っているとはいえ、ボイスチャットの意味が無いだろうが!」


ちょい悪令嬢「……何ですか、しつこいですね、どうせまた、つまらないことなんでしょう?」


かませ犬「俺はこれまでも別に、『つまらないこと』なんて言った覚えはないよ! おまえらが何事においても、いい加減すぎるだけだよ!」


ちょい悪令嬢「それで、何だと言うのです? 一応聞いてあげますから、おっしゃってみてください」


かませ犬「……くっ、いかにも上から目線で、物を言いやがって……まあいい、言いたいことならいっぱいあるんだが、まず何と言っても、おまえの今回冒頭の発言は何だ? まるで『悪役』扱いされたのが、うれしいみたいじゃないか?」


ちょい悪令嬢「ええ、もちろん、うれしいですよ?」


かませ犬「はあ?」


ちょい悪令嬢「わたくし常々思っておりますのですが、Web小説界に『悪役令嬢』とタイトルされた作品は多々あれど、それぞれの作品を拝読させていただいたところ、ほぼすべての作品において、『悪役令嬢』的立場におられるキャラクターが、実際上は『悪役令嬢』でも何でもないように、お見受けいたしましたの」


かませ犬「うぐっ、またおまえ、ヤバいところに足を踏み入れやがって…………い、いやでも、普通そういった作品は、元来の『悪役令嬢』モノのセオリーを破ることこそに、一番のセールスポイントがあるんじゃないのか?」


ちょい悪令嬢「それは、そうなんですけど、今やその『()()()悪役令嬢』モノ的作品こそが、Web小説界では『悪役令嬢』モノそのものだと定義されてしまうほど、『悪役令嬢じゃない悪役令嬢作品』ばかりの有り様となっておりまして、ぶっちゃけて申せば、もはや『食傷』気味なんですよ」


かませ犬「……あー、それはわかる気がする。言わば『異世界転生や転移』系の作品、全体に関わる問題だよな」


ちょい悪令嬢「しかも最近読んだ作品に至っては、何十話と連載が進んでみても、『悪役令嬢』の『あ』の字も登場しなくて、『タイトル詐欺かよ⁉』と思っていたら、いきなりメインヒロインがわけのわからない理由で『悪役令嬢』を演じ始めて、『これにてタイトル回収達成!』と言わんばかりの、やっつけ仕事的展開を見せたのがありましたけど、これってどうなんですかねえ?」


かませ犬「……まあた、答えにくい質問を振りやがって……いや、それを言うなら、この作品だって似たようなものだろう? 文句をつければつけるほど、『ブーメラン』になるんじゃないのか?」


ちょい悪令嬢「この作品は構わないんですよ、何せ最初の最初にあらすじや各種ダイマにおいて、『昨今のWeb小説における「悪役令嬢」モノのセオリーを覆すことこそをテーマとする』って、ちゃんと宣言いたしておりますもの」


かませ犬「──ぐっ、た、確かに」


ちょい悪令嬢「そんな自他共に認める『アンチ悪役令嬢』作品でありながら、今回『転生教団』の皆様から、『悪役』認定をしていただいたものだから、嬉しさもひとしおってわけなんですよ♫」


かませ犬「そ、そうかあ? 俺から言わせてもらえば、まさにその『聖レーン転生教団』自体が、とても『正義』の立場にあるようには思えないんだけどなあ」




かませ犬以外の全員「「「──ほう! そうですか!」」」




かませ犬「な、何だよ、てめえら、揃いも揃って、急に瞳を輝かせやがって⁉」


ちょい悪令嬢「つまりかませ犬さんとしては、かの転生教団の最大の教義ドクトリンである、『ゲンダイニッポン人』がこの世界へと転生してくることが、けして()()()()()()と、おっしゃりたいわけですね?」


かませ犬「え? あ、いや──」


メイ道「例えば蜘蛛なんかに、人間の魂が転生したところで、どだいうまく順応するはずがないとか?」


かませ犬「のわっ⁉ そ、それって──」


真王子様「もちろん、スライムなんかは、もっての外だと?」


かませ犬「ええっ? ちょ、ちょっと──」


ジミー「筋肉も臓器も何も無いスケルトンなんかに転生して、『超越的オーバー支配者ロード』になったところで、食欲や性欲等のごく普通の人間的快楽は何一つ満たされないんだから、意味は無いと?」


かませ犬「ひいっ! よりによって、何てことを──」


妹プリンセス「しかも『事もあろうに、孵化前のドラゴンの卵に、「ゲンダイニッポン人」の魂をインストールするなんて、一体どこのマッドサイエンティストだよ⁉』と、言いたいわけですわね?」


かませ犬「ち、違う違う違う! お、俺はけして、そんなことなんて、言っていない!」




ちょい悪令嬢「──と言うことは、『何が何でも異世界転生!』こそをモットーとする、『なろう教』の総本山、『聖レーン転生教団』は絶対的正義であることを、お認めになるわけですね?」




かませ犬「認める、認めるよ! 『異世界転生』サイコー! 『なろうの女神』様、バンザーイ!」




ちょい悪令嬢「……ふっ、これでまた一人の愚か(オタク)な若者を、『なろう教』に洗脳して差し上げましたわ」


かませ犬「──おいっ、仮にもホワンロン王国第一王子に対して、何してくれちゃってるの⁉ そもそも『()の巫女姫』であるおまえは、転生教団とは敵対関係にあるんじゃないのか⁉」


ちょい悪令嬢「確かにあちらさんのほうは一方的に、当方を敵視しておられるようですけど、こちらとしては含むところは何らありませんわ。我々の敵はあくまでも、薄汚き侵略者である『転生者』それ自体なのであって、この世界の住人の方々が、『転生者』や『異世界転生』という行為そのものをいくら信奉しようが、『信教の自由』を侵す権利は、何者にもありませんもの。──もちろんそれによって当方に何らかの不利益が生じる場合は、当然『降りかかる火の粉』は払わせていただきますけどね♡(ニッコリ)」


かませ犬「──目だけが笑っていない笑顔、怖あっ! 結局、それが本音かよ? ……まあいい、俺自身も『アグネスたん♡ファンクラブ』のメンバーだから、別に積極的に教団と事を構えるつもりはないからな」




かませ犬以外の全員「「「えっ!」」」




かませ犬「またかよ⁉ 何だよ、おまえら、今度は一体、何の文句があると言うんだよ⁉」


ちょい悪令嬢「……いやむしろ、あなたご自身がおっしゃるように、ホワンロン王国第一王子が、『聖レーン転生教団』の教皇様のファンクラブに加入していること自体が、いいかがなものかと」


かませ犬「──うっ」


メイ道「しかも前回の枢機卿のどなたかの発言によると、あなた様のことは『完全に無警戒だったかませ犬』として、まったく眼中に無いようであり、教皇様ご自身にしたって、王子がファンクラブのメンバーであられることをご存じではないのでは?」


真王子様「……うわあ」


ジミー「それはまた、何とも……」


妹プリンセス「ううっ、お兄様、何と不憫な」


かませ犬「──よ、よせ! そんな哀れみの視線で、俺を見ないでくれ! ……いいんだ、別に見返りが欲しくて、応援しているわけじゃないんだから! 彼女アグネスたんが笑顔でいてくれれば、それでいいのさ!」


ちょい悪令嬢「いや、これがWeb小説に対する、読み専(ROM)の方の台詞なら、美談で済むのですけど」


メイ道「一国の王子が、特定の宗教団体の代表者に入れ込むこと自体がねえ……」


真王子様「それにアグネス聖下は、いまだ御年七、八歳ほどらしいではないか?」


ジミー「……うわあ、兄上、それはちょっと」


妹プリンセス「しかも御年十歳のアル様との、婚約を破棄しておいてですからね、更に闇が深いというか……」


かませ犬「だからそんなんじゃないって、言っているだろうが⁉ おまえらいい加減、俺をいじることで字数を稼ぐパターンはやめて、もっとちゃっちゃと解説コーナーを進めろよ⁉ 今回いまだに何一つ、まともに『解説』していないだろうが⁉ ──語るべき事柄テーマは、腐るほど山積しているというのによ!」


ちょい悪令嬢「──と、おっしゃると?」


かませ犬「いろいろあるだろうが? 『()の巫女姫』であるおまえ自身が『聖レーン転生教団』の動きを把握しすぎているのは、これが番外編的コーナーであるからまあいいとして、ちょっと前の話だと、何でこの世界では、『ゲンダイニッポン』における行事である『ハロウィン』のことを、当たり前のようにして知っているのかとか、先日話し合った『「ゲンダイニッポン」とこの世界との時間の流れのギャップ問題』は、もっとわかりやすく説明できないのかとか、唐突に『シブヤ』の街に現れた無数の『メリーさん』は、一体何だったのかとか、それにそもそも今回は、『将棋の日』を記念しての特別編を投稿するはずではなかったのかとかだよ!」


ちょい悪令嬢「……あー、確かに」


メイ道「そこら辺のところはちゃんと補足説明しておかないと、読者様に対して不親切ですよね」


真王子様「では、それぞれ簡単に説明していくことにしよう。まず最初に『ハロウィン』についてだが、この作品の作者のスタンスとしては、これだけ『小説家になろう』や『カクヨム』において異世界転生や異世界転移が行われて、現代日本の文化や風習が広められているんだから、これからのWeb小説においては、たとえ異世界を舞台にしたものであろうと、ハロウィンはもちろん、クリスマスやヴァレンタインデー等が普通に催されていても、別にいいんじゃないかってことらしいぞ」


かませ犬「……また『メタ』なことを」


真王子様「つまり、あれだ。九州銘菓の『ひよ子』が、いつの間にか東京銘菓になってしまったようなものだよ」


かませ犬「──いや、違う! 絶対その例え、間違っていると思う!」


ジミー「複数の世界間における時間の流れのギャップについては、『ゲンダイニッポン』の視点に立つ場合においては、彼らにとっての『異世界』であるこの世界のほうは、常に『停止状態』にあると思えば、話は至極簡単になるわよ?」


かませ犬「て、停止状態にあるって、そんな馬鹿な! 俺たちも、この世界自体も、ちゃんと動いているじゃないか⁉」


ジミー「だからあくまでも、『ゲンダイニッポン』を視点にしての話って言っているでしょう? いわゆるこれぞ『相対的停止論』という考え方であり、ちゃんと量子論に則った理論なのよ?」


かませ犬「量子論って、またそれかよ⁉」


ジミー「いいから、とにかく自分自身が『ゲンダイニッポン』にいる時はこの世界のほうが、この世界にいる時は『ゲンダイニッポン』のほうが停止していると考えれば、すべてがすっきりするから、一応ここは素直に聞いておきなさい。詳しい理屈のほうは、この作品の第33話を始めとして、『小説家になろう』だったら『なろう』限定作品の、『ラプラスの悪魔たち』や『最も不幸な少女キミの、最も幸福な物語』を、『カクヨム』だったら二次創作の、『うちの病室にはハルヒがいっぱい♡』や『教えて、理央先生!』あたりを参照して頂戴な」


かませ犬「いきなりちゃっかり、他の作品の宣伝かよ⁉」


妹プリンセス「……ええと次に、『メリーさんの無限増殖』に関しては、もうこれはズバリ、『ノリ』としか言いようがありませんわね」


かませ犬「の、ノリって……」


妹プリンセス「本来あのエピソードは、『PV5000アクセス突破』を記念して、ゲストキャラとして某『異世界なメリーさん』をどさくさに紛れて登場させて、アル様と絡めていろいろと騒動を起こさせるという、ギャグ主体のお遊び企画だったのですが、何か構想を練っているうちに、『ハロウィンのシブヤで無数のメリーさんが地の底から湧いてきて、無軌道な若者たちに襲いかかるってのは、ビジュアル的にもサイコーなんじゃないか?』って、アホ作者がとち狂って、ただでさえ更新が押せ押せだったというのに、急遽大幅に変更を加えてしまったわけで、あの『メリーさん』たちには、取り立てて意味なんか無いんですの」


かませ犬「本当に、その場のノリだけで創っているのかよ⁉ マジで大丈夫なのか、この作品の作者は!」


メイ道「最後の、『将棋の日』記念特別編につきましては、完全に作者自身の不手際であり、読者様に対しては大変ご迷惑をおかけしましたことを、ここに伏してお詫び申し上げます」


真王子様「聞くところによると作者は昨夜風邪ダウンしたらしいが、たとえWeb限定作品とはいえ、一度約束したことを違えるとは、創作者の風上に置けない失態と言わざるを得ないだろうな」


ジミー「……まあ、たとえ無理を押して完成させたところで、自作の『異能棋戦(バトル)血風録』の焼き直しでしかないことも、モチベーションを高められなかった理由でしょうけどね」


妹プリンセス「とはいえ、『りゅうおうのおし○と!』に引っかけて、実はお兄様が、アル様の御先祖様であり、不幸ばかりしか予知できないゆえに迫害され続けていた幼き巫女姫を保護した、当時の龍王『ホワンロン』の生まれ変わりかも知れないという、作品全体に関わる新事実が発覚するといったエピソードなんかも、こっそりと考えられていたんですけどね」


かませ犬「え、何ソレ⁉」


ちょい悪令嬢「……あ〜あ」


メイ道「おしかったですねえ」


真王子様「もしかしたらこれで、『かませ犬』を卒業して、メインキャラに昇格できたかも知れないのに」


ジミー「まあ、ここ当分の間はこれまで通り、『いじられキャラ』のままでしょうね」


妹プリンセス「むしろお兄様には、そっちのほうがお似合いですわ♡」




かませ犬「──結局最期まで、俺をいじり続けるわけかよ⁉ ほんとおまえら、大概にしとけよ! 今この瞬間だって聖レーン転生教団においては、どんな悪巧みが進行しているのか、わかったもんじゃないんだからな! 後で慌てたところで、手遅れだぞ⁉」




   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑


 ──ところ変わって、世界宗教『聖レーン転生教団』総本山、聖都『ユニセクス』、教皇庁地下最深部『(アハト)(アハト)()()()()最終計画研究所』。


 本来なら、存在自体が秘匿されているこの非人道的極秘研究施設には、常在の専属研究員の姿しか見受けられないはずであったが、この日に限っては様子が大きく違っていた。


 二階建ての民家ほどの大きさを誇る培養槽の前を陣取っている、十数名の明らかに教団の最上位の位階であることを窺わせる、絢爛豪華な祭服に身を包んだ老人たち。

 そしてその先頭には、文字通りガラスケースにかぶりつきになって中を覗いている、年の頃七、八歳ほどの、初雪のような純白の髪の毛に縁取られた精緻な人形そのままの小顔の中で、鮮血のごとき深紅の瞳を煌めかせている、妙に大人びた絶世の美少女。


「……ほう、これが孵化以前の卵の段階で、『ゲンダイニッポン人』の魂を転生インストールさせた、ドラゴンの幼生か。──くくく、たしかに聖なるモンスターには似合わぬ、いかにも狡猾そうな顔つきをしておるわ」

 まさにその時、美幼女教皇聖下のお言葉に呼応するかのようにして、培養槽の中でいかにもいびつに唇を歪める、ドラゴンの幼生。


 ──その瞬間、後ろに控える枢機卿や研究員たちの思いが、一つとなった!


『……来るぞ』


『来るぞ』


『──今こそ、あの例の、決まり文句(オヤクソク)の台詞が、来るぞ!」




「ふふっ、そうか、我の言葉がわかるか? だったら、我の命に従うが良い。いくらでも好きなだけ、暴れさせてやろうぞ。そなたももはや、肉付きの悪い死刑囚の屍肉には、飽き飽きしておるであろう? もっと新鮮な人間を──穢らわしい『異端者』どもの血肉を、喰ろうてみたくはないか?」




『グギャー!』

「そうかそうか、ういやつめが。期待せよ、すでに計画は整っておる。そなたたち『ハイブリッドドラゴン』どもを、北の大森林に解き放ち、そこに棲む無数の魔物たちの暴走を促して、教団の仕業であることを秘したまま周辺国を蹂躙し、最終的にはホワンロン王国を──すなわち()の巫女姫を、おびき出すといった算段じゃ。──のう、そうであろう、我が従順なる枢機卿たちよ」

 そう自信満々に言い放って、後ろを振り向いたところ、


 そこにはただ、いかにも不満そうな顔をした、男たちがたたずんでいるだけであった。


「な、何じゃ? 我の言葉に、何か不服があるとでも、言うつもりかや⁉」

「……ありますよ、しかも大ありですよ!」

「なっ、教皇に絶対服従の枢機卿が、いきなりこんなところにおいて、こんなどうでもいいようなタイミングで、反旗を翻した、だと?」

「そりゃあ、反旗も翻しますよ!」

「何ですか、今のお言葉は⁉」

「普通、このシーンだったら、『ケッ! 笑ってやがる』、一択でしょうが!」

「そして引き続いて、『てめえなんぞ、この世の終わりまで、この地下研究所で眠っていりゃいいんだよ』って、ニヒルにキメるところじゃないですか⁉」


「「「こんなの、『ゲンダイニッポン』においては、すでに30年以上前からの、お約束でしょうが⁉」」」


「──知るか! そなたらは『ゲンダイニッポン』にとっては異世界生まれの、しかもたった七歳ほどの我に、一体何を期待しているのだ⁉」


 どこかの量子魔導クォンタムマジックチャットルーム同様に、どうでもいいような馬鹿馬鹿しいことを、延々と言い合い続ける、世界宗教のトップ陣たち。


 ──それをただ愉快そうに見守っていたのは、この世界最強のモンスターに、『ゲンダイニッポン』最凶の人種の魂を転生させた、史上最悪の怪物だけであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ