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第2329話、【FG○?】わたくし、梅ヶ枝餅はできたてアツアツが美味しいのですの♡

「──行けー! ミチザネ、雷撃だッ!」


「ピカアアアアアアア──ッ‼」




「「──うぎゃあああああああああああああ!!!」」




 現代に甦った、『英霊』にして『大怨霊』である菅原道真の、渾身の雷撃により、完全に黒焦げとなって活動停止する、敵方の『育成士トレーナー』と『使役獣サヴァモン』。


「サトシ! サトシ!」


 今し方攻撃を終えたばかりの、俺の『使役獣サヴァモン』が走り寄ってくる。


 年の頃は十歳前後の『童女』と言った外見で、小柄でずんぐりむっくりした姿は非常に愛らしいが、瞳の色とお揃いの金髪の一部は、まるでそこだけ『雷』であるかのように、『ピカピカ』と閃光を放っていた。


「良くやったぞ、ミチザネ! さあご褒美の、できたてほやほやの『梅ヶ枝餅』だ!」


「うわーい! やっぱり梅ヶ枝餅は、アツアツのが一番だねッ!」


 俺が対戦の舞台となった太宰府天満宮の境内で売っていた、梅ヶ枝餅を与えると、さも嬉しそうに食べ始める『学問の神様(ただし童女)』。




 ──俺の名前は、六条(サトシ)




 ついこの前までは、ただの小学生男子だったが、半年前にその運命は激変した。


 何と、この福岡県を舞台に行われることになった、『第六次聖獣杯戦争(サヴァモンバトル)』の、『育成士トレーナー』に選ばれたのだ。


聖獣杯戦争サヴァモンバトル』とは、どんな願いも叶えてくれると言う、奇跡の願望機である『聖獣杯』を巡って、七組の『育成士トレーナー』と『使役獣サヴァモン』がペアとなって闘い合うと言う、いわゆる例の『アレ』的な『バトルロイヤル』のことであった。


 本来なら、闇の世界において高名な『魔術師』や『召喚術士』で無いと、『育成士トレーナー』に選ばれないのに、なぜ俺が選ばれたかと言うと、実は俺の遠い祖先が平安時代の『陰陽師』で、魔物の類いを自分の『式神』として使役していたと言うのだ。


 そんな六条家においては、代々『サトシ』と名付けられた者は、『雷』系の魔物と相性がいいそうだ。


 実際、俺が『育成士トレーナー』として召喚して現界したのも、『学問の神様』であり『大怨霊』でもある、『雷神』菅原道真だったからな。


 ただし、『聖獣杯戦争サヴァモンバトル』ならではの特色なのか、召喚される『使役獣サヴァモン』は多くの場合女性にTSしていて、いまだ一度も『進化』してない場合は、『ロリキャラ』となっていた。


 御多分に漏れずうちの道真も、学問の神様や大怨霊としての威厳なぞまったく無い、一見ただの『お子様』であったが、その実力の程は折り紙付きであった。


 まず雷神ならではの『雷撃』は、攻撃力として抜群であろう。


 しかも腐っても『学問の神様』だけあって、その幼く馬鹿っぽい外見とは裏腹に、結構知略に満ちた戦い方を得意としていた。


 よって、『育成士トレーナー』である俺の役割は、常に魔力を供給してやることと、戦いに勝った時は、しっかりと褒めてやることであった。


 そう言うと、いかにも阿呆らしく聞こえるかも知れないが、実はこれは大切なことなのだ。




 何と使役獣サヴァモンたちは、ちゃんと褒めてやらないと、『ポメラニアン』に退化してしまうのだ!




 もちろん、ポメラニアンに戦闘能力なぞ無く、聖獣杯戦争サヴァモンバトルなぞさせようものなら、一方的に虐殺されるだけであった。


 そのため、自分の使役獣サヴァモンがポメラニアン化した育成士トレーナーは、『引退』するのが習わしとなっていたが、平和な日常に帰って、可愛いポメラニアンと過ごすのも、ある意味『勝ち組』と言えなくも無かった。(※本作の作者は大の犬マニアですw)


 逆に、聖獣杯戦争サヴァモンバトルに勝ち続けていけば、使役獣サヴァモンたちは『進化』するのであった。


 俺の菅原道真だったら、今の『ロリ道真』から、『超絶美少女優等生JK道真』に、それから更に『セクシー女教師道真』へと、進化するらしい。


 ……いかにも勉強ができそうであるのは、やはり『学問の神様』だからであろうか。


 とはいえ、小学生男子である俺は、何よりも『バトル優先』なので、道真が美少女や美人のお姉さんに進化することには、別に興味は無かった。


 道真は現在の『童女タイプ』のままで、十分に強いので、不満は全然無いしね。


 それに──




「……むー、我は早く進化して、セクシー女教師になって、サトシに勉強を教えたいのだ。もちろん他にもいろいろと、『サービス』をしてあげたいのだ♡」




 やはり『学問の神様』だけあって、道真のほうは何かと『教えたがり』であったが、勉強なんかよりも少しでも『聖獣杯戦争サヴァモンバトル』をやっていたほうが楽しいし、それにセクシー女教師によるサービスなんて、小学生男子である俺には、何のことだか全然わからず、関心が無かった。







 ……十年後、盛大に後悔することになるとも知らずに。







   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑




メリーさん太「……何だ、これ?」




ちょい悪令嬢「メリーさん、前回とまったく同じ出だしでは、芸が無いですよ?」


メリーさん太「やかましい」




ちょい悪令嬢「いえね、今期冬アニメの大注目作の『勇者刑○処す』の最新第3話を見ていて、勇者と女神の関係が、『ポケ○ン』や『F○te str○nge Fake』を彷彿とさせたんですよ」




メリーさん太「……ああ、『Fa○e』シリーズにおける、マスターとサーヴァントの関係って、昔から『ポケ○ン』みたいだって言われていたよなw」


ちょい悪令嬢「そこで『勇者刑○処す』をネタにするのなら、サーヴァントだかポケ○ンだかに該当するのが『女神』なので、まず最初はいつものように、『こ○すば』のキャラを使おうと思ったのです」


メリーさん太「『ち○むすけ』なんかポケ○ンそのままだし、それが本体の女神に進化するとしたら、『ポケ○ン』でもあり『勇者刑○処す』でもあるからな」


ちょい悪令嬢「でもいっそ、サーヴァントを『菅原道真』にしたら面白いんじゃないかと、思いついたのですよ!」


メリーさん太「……何でそこで、道真なんだよ?」


ちょい悪令嬢「だって、『ポケ○ン』と言えばピカチ○ウだし、ピカチ○ウと言えば『電撃』じゃないですか?」


メリーさん太「おお、なるほど! 菅原道真は『雷神様』でもあるから、ピカチ○ウの擬人化でもあり、文字通りに『英霊』でもあるので、『ポケ○ン』と『Fa○e』との、両方を兼ねることができるのか!」


ちょい悪令嬢「しかも第一形態として『ロリ美少女』にして、外見と言動を『テオリ○タ』ちゃんに寄せれば、『勇者刑○処す』にもなりますからね♫」


メリーさん太「──さすがは『でっち上げ』に関しては、神懸かりなテクニックを発揮する、うちの作者の面目躍如ってところか⁉」




ちょい悪令嬢「それにこの受験シーズンの大詰めにおいて、『菅原道真』をネタにするのは、時宜にかなっていますからね♫」




メリーさん太「──実は『時事ネタ』だったわけ⁉ 新聞の四コマ漫画かよ⁉」




ちょい悪令嬢「福岡近辺にお住まいの受験生の皆さん、合格祈願に太宰府天満宮にお越しになられた際には、境内等で売られている『梅ヶ枝餅』を、忘れずに食べましょう! できたてほやほやのやつは、寒い季節の今こそ絶品ですぞ♡」







メリーさん太「……おまえ、結局それが言いたかっただけじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「ぎくうっ」







ちょい悪令嬢「あと、『ロリ道真ちゃん』の進化形としては、『ビキニ姿の鬼娘』や、『バブみの強い軍艦擬人化少女』や、『某中華ゲームの女将軍』等になると言ったパターンも、考えております☆」




メリーさん太「──こんな話を膨らませる暇が有ったら、もっとオリジナル作品で勝負しろよ⁉」

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