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第2324話、【こ○すば4期】わたくし、『勇者刑○処す』の女神様が『ヤンデレ』だったら面白いと思いますの☆

 ──俺の名は、カ○マ=サトウ。




 これを読んでるおまえらと同じ(?)、ゲームオタクの引きこもりだ。




 ……しかし、そんな人間失格の親不孝が祟り、ちょっとした事故であっさりと死んだかと思えば、あの世で出くわした女神様から『天罰』として、化物のような『魔王』が多数跋扈する、ダークファンタジーな異世界へと転生させられて、しかも『勇者』として永遠に戦わさせられると言う、『勇者刑』に処せられてしまったのだ。




 もちろん、数多のクソゲーを反則技チートを駆使してクリアしてきた、『ネトゲ廃人』の俺は、そんなことくらいで動揺したりせず、『ア○ア』と名乗った女神が、俺のことをあざ笑いながら、せめてものお情けとして、何でも一つだけ『チートスキル』を与えてやると言ってきたので、少しも躊躇せずに、




『女神殺し』のスキルを要求して、その場で女神を殺したのであった。




 そんな『女神殺しの勇者』と言う、忌まわしき二つ名を賜って、異世界へと転生してみれば、そこはまさしく『地獄』であった。


 特に信じられなかったのは、魔王とその配下の化物軍団に唯一対抗できるのが、俺のような他の世界から転生してきた、『チート持ちの勇者』だと言うのに、異世界人どもは余所者である俺たちのことを差別し、『最下層民』として蔑んでいたのだ。


 ──そんな中で、他の勇者たちからも嫌われていたのが、何を隠そう、この俺であった。


 実はこの世界において、唯一魔王と同等の力を持つと言われているのが、12柱ほど存在している『地上の女神』たちであり、あくまでも別種の『天界の女神』とはいえ、実際にア○アを殺した『女神殺しの勇者』である俺は、同じ勇者からしても『掟破りの外れ者』でしか無かったのだ。


 そう言うわけでしばらくの間は、勇者たちの間でも『一匹狼』を気取っていたのだが、こんな外れ者に対しても、唯一親しげに接してくれるやつがいた。


 そいつは外見に関しては凄く可愛くて、男か女かわからないほどスレンダーな体つきをしている、『ク○ス』と言う名前のやつで、どうしてそんないかにも『陽キャ』なコミュ強が、俺なんかにへつらってくるかと言うと、そいつは『盗人の勇者』と言う二つ名が示す通り、『盗賊のスキル』を与えられた転生者で、その手癖の悪さのせいで、女神ア○ア(既に死亡)を信奉する『アク○ス教団』の聖騎士たちはもちろん、同じ勇者からも敬遠されていたのだ。


 つまり、あぶれ者同士でコンビを組んだわけだが、魔王と同等の女神すら屠る戦闘力を誇る俺と、何でも盗み出すことができて、強力な武器や兵站の供給には困らない、ク○スとの『ツーマンセル』は、数多存在する勇者パーティの中でも、『最強』の名をほしいままにしていた。




 ……しかしまさか、『こんなもの』まで、盗んでくるとはな。




「おい、ク○ス、これは何だ?」


「い、いやあ、聖騎士団がいかにも大切そうに輸送していたから、どんな凄い武器かお宝かと思って盗んでみたら、







 ──まさか、『女神』様だったなんてね★(テヘペロ)」








 そうなのである。


 一見棺にも見える装飾過多の大きな長方形の宝箱の中で眠っていたのは、間違いなく『最強の人型兵器』である、一柱の女神であったのだ。


「……女神を盗んだとなると、たとえ勇者といえども、『死刑』なんじゃ無いのか?」


「でも、僕たち勇者コンビは、魔王軍の主力部隊との戦闘を命じられているんだから、女神様がいてくれたら、心強いんじゃ無いの?」


「それはそうだけど、女神の戦闘力を起動させるには、誰かが『契約』をしなければならないだろ? おまえがやってくれるのか?」


「ああ、あたしは無理だよ」


「どうして?」




「あれ、知らなかったの? あたしって実は『ホムンクルス』──言うなれば、『創られた存在』だからね」





 ──はあああああああああああああああ⁉


「そんなの初耳なんだけど⁉」




「『武』を貴ぶ『アク○ス教団』に対して、『知』を尊ぶ『エ○ス教団』において、人工的に『女神』を創り出そうとして試みたところ、結局失敗に終わったものの、その時の副産物として、『半神半勇者』のあたしが生み出されたんだよ」




 ──何と、そうだったのか⁉


「だからそんないかにも『半陰陽』っぽく、貧乳で中性的な体つきをしていたのか⁉」


「貧乳は関係無いだろ⁉ それにあたしはれっきとした女だよ! 何と言っても、女神たるエ○ス様の『現し身』だからね!」


「……『女神の現し身』、だと?」







「──そうです、たとえ女神といえども、自分の現し身とは契約できませんので、必然的に、私はあなたと契約することになるのですよ、勇者カ○マさん♡」







 気がつけば、ク○スが盗んできた『女神様』が、棺のような宝箱から身を起こしていた。


 確かにク○スの『オリジナル』らしく、髪や瞳の色を始めとする、顔の造作はよく似ていたが、いかにも神々しい雰囲気は、さすがに自他共に認める『女神様』だけあった。


「……ク○スそっくりと言うことは、あんたが『女神エ○ス』なのか? 何であんたが、俺の名前を知っているんだ?──いや、そんなことはどうでもいい。あんたは知らないだろうが、俺は『女神殺し』のチート持ちなんだから、俺とは契約しないほうが、身のためぜ?」


「知っていますよ、何せア○ア様は私の先輩女神でしたからね。これであなたのことを知る女神は、私一人だけになりました。()()()()、あなたを私のものにして見せますわ♡♡♡」


「──何で、そんなことを知っているんだ⁉ それに『今度こそ』って、どういう意味だ⁉」


「まあまあカ○マ、相手の女神がいいって言ってるんだから、これで何の問題も無くなったわけで、今すぐ『契約』してしまおうよ♫」


 こんな予想外の事態が連続する異常な状況だと言うのに、ひたすら笑顔で契約を勧めてくる、相棒の少女。


「……いやちょっと待て、女神の現し身である、ホムンクルスの『盗人の勇者』が盗んできたのが、たまたま『自分のオリジナルの女神』だったなんて、そんな偶然が有り得るのか?」


 至極当然なる疑問を呈する俺に対しても、ただニコニコと微笑みを浮かべるばかりの、瓜二つの二人。




 ──実は女神と一度契約を結べば、文字通り『死が二人を分かつまで』、けして解消することはできないのだ。




 しかも言うまでも無く、女神は『不老不死』であり、


 一方、『永遠に戦い続ける』ことを義務づけられている勇者たちは、何度死のうとエ○ス教団の秘蹟によって、甦らせられることになっていた。




 ……つまり、勇者が女神と契約を結んでしまえば、文字通り永遠にのがれることはできないのだ。




 もしかして俺って、『嵌められた』のでは?




 なんかこの女神ってば、俺に対して『前世的な因縁』が有るようなことを、口走っていたし。




 とんだ『ヤンデレ女神様』の、罠に嵌まってしまったんじゃ無いだろうな⁉




   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑




メリーさん太「……おい、これって」




ちょい悪令嬢「ええ、第2321話において、『こ○すば』こと『この素晴らしい世界○祝福を!』の、エ○ス様とク○スちゃんの独特な関係性を、オリジナルの『ヤンデレ作品』に活用できないかと、【試作版プロトタイプ】を作成してみたところ、結構いい感じだったので、今回は更にひねった設定にしてみたわけです」




メリーさん太「『ひねった』、って?」




ちょい悪令嬢「基本的には、気の置けない人懐っこい冒険者仲間の女の子が、実は自分を付け狙っていた『ヤンデレ女神様』だったと言う、『二重人格的ギャップ萌え』路線なんですけど、オリジナルの『こ○すば』の設定が素晴らしいところは、この『二重人格的ヒロイン』が、ちゃんと『二人』存在していて、だからこそより『ヤンデレ度』が跳ね上がっていることなのです!」




メリーさん太「なるほど、本来一般庶民の冒険者である主人公とは絡みっこない、女神様や女王様がヤンデレ的に執着してくると言う、いかにも『美味しい展開』に持っていくために、『ヒロインの分身』を配置するわけか?」


ちょい悪令嬢「これまた本作の作者の大好物の『ダン○ち』こと『ダンジョンに出会いを求める○は間違っているだろうか』の、フレ○ヤ様とシ○ちゃんの関係も、御同様ですしね♫(※『ダン○ち』のほうは一見ただの『二重人格』のように見せかけつつ、実は『ヘ○ンさん』と言う『別個体』がちゃんと存在しているのです)」




メリーさん太「うん、この『同一のヒロインが二人いる』と言ったパターンは、『ヤンデレ』路線はもちろん、いろいろと使い途が有りそうだな⁉」




ちょい悪令嬢「そう言うわけで、是非本作の作者としても使いこなしたいかと思いますので、『こ○すば』や『ダン○ち』、それに今回『世界観フォーマット』をお借りした『勇者刑○処す』については、これからも全力で検証していきたいかと存じます☆」

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