第2308話、わたくし、『サタンに身を渡し、聖女の夢見るぜ!』ですの☆
「──ふははははははははは! 死ね! 死ね! 死ね! 異教徒どもは、全員死ね! 我が『聖レーン教』に服さぬ蛆虫どもなぞ、この魔法少女『セイレーンサターン』様が、背徳の都『カラスの巣』もろとも、焼き尽くしてくれるわ! 特に独裁者を始めとして、『共産主義』などと言う、史上最悪の邪教にかぶれている輩は、生きながら地獄の苦しみを味わわせてやる! 『良い共産主義者は、死んだ共産主義者だけ』だ! 今日こそ『共産主義の終焉の日』にしてやるから、覚悟しろ!」
そう言って、数百メートルほど上空に浮かんで、漆黒のドレスに金糸をふんだんに施した、いかにもきらびやかな美少女は、10歳ほどの幼い体躯内の、膨大なる魔力量を惜しみなく使って、地上に向かって盛大なる魔法攻撃をぶちかました。
主に政府機関や軍事施設を攻撃対象にしているものの、民間人にいくら犠牲者が出ようが、お構いなしの傍若無人ぶりであった。
「……セイレーンムーンの姉さん、こいつはヤバいですぜえ。あっしも相当なものだと自覚していますが、ただ純粋に『暴れたいから暴れている』だけであって、それに対してこいつのほうは、『宗教的狂気』がビンビン感じられます。おそらく『異教徒』に対しては、老若男女にかかわらず、皆殺しにしても構わないと思っているでしょう」
何と、あのセイレーンマーズが、ドン退きしているとは。
それも、無理は無かった。
セイレーンマーズのほうが、怪獣がただ単にビル街で暴れているだけで、その巻き添えを食らって人間たちが死んでいるのに対して、
セイレーンサターンのほうは、明確に冷徹な殺意を持って、無数の人間たちを、虫けらのように殺しているのだ。
……私のように、『普段の彼女』を知っている者からしたら、とても信じられやしなかったのである。
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「──皆さん、慌てずに並んでくださいね。食糧のほうは、たっぷりと有りますから」
魔法少女たちによる、二度目のベネチェリア共和国強襲作戦終了後、大統領夫妻が拉致されて以降も共産主義政権を存続させようとした副大統領一派も、ついに折れて、ホワンロン王国軍地上部隊の進駐を許し、現在は瓦礫と化した首都『カラスの巣』において、聖レーン教団の聖職者たちによる、被災民たちに対する食糧配布が行われていた。
その中心となっていたのが、教団が誇る当代の『聖女』様である、セガ=ドリーム=サートゥルヌス嬢であった。
私アルテミス=ツクヨミ=セレルーナや、同級生のイシュタル=アプロディーテ嬢と同年代の、十代半ばの年頃だと言うのに、ただ単に大人びているだけでは無く、慈愛に満ちあふれており、その膨大な聖なる力によって、多数の重傷者を含む怪我人たちに回復魔法を施したばかりだと言うのに、少しも疲れを見せず、今は自ら炊き出しに参加して、ベネチェリアの人民一人一人に食糧を手渡していた。
……これがあの『セイレーンサターン』と名乗る魔法少女で、この国に誰よりも甚大な被害をもたらした張本人だとは、到底信じられまい。
もちろんこれは、『無償の奉仕』と言うわけでは無かった。
何よりも彼女が属する『聖レーン教団』に入信することこそが、救済の条件で、頑なに別の宗派からの改宗を拒む者は、食糧を与えられないどころか、教団の異端審問官によって、秘密裏に拷問を行って改宗を迫ったり、それでも首に縦に振らない場合は『始末』していたのだ。
中でも、この国の独裁政権をこれまで支え続けてきた、世界最悪の邪教である『共産主義』を信奉する者に対する弾圧は、苛烈を極め、まず食糧配布の前に、老若男女を問わずすべての者に対して、『マルクス』と『レーニン』と『毛○東』を描いた『踏み絵』を踏ませることにし、頑なに踏もうとはしない者は、やはり異端審問官に引き渡して、彼女にとっての唯一の『良い共産主義者』にして差し上げたのであった。
……いや、別に魔法少女に変身しなくても、こいつ普段からあまり変わらないんじゃないの?
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メリーさん太「……ええと、今回の【突発短編】は、一体どういったコンセプトなんでしょうか? 相も変わらず内容が、むちゃくちゃヤバかったんですけど⁉」
ちょい悪令嬢「この完全新作シリーズの【試作版】は、高校生ぐらいの年頃の『悪役令嬢』が、まったく違う姿の『ロリ魔法少女』に変化すると言った方向性で考えているのですが、それならいっそのこと、『悪役令嬢』に限らずに、他の属性を有する『なろう系美少女キャラ』たちも、魔法少女化させたら面白いんじゃないかと思い立ちまして」
メリーさん太「ああ、以前本作内で連載していた『魔法令嬢シリーズ』は、全員『悪役令嬢』だったしな。それがこの新シリーズでは、『百合のお嬢様』や『聖女様』なんかも変身させることにしたのか」
ちょい悪令嬢「その際の重要ポイントが、何と言っても『ギャップ萌え』なんですよ!」
メリーさん太「……『ギャップ萌え』って、つまりは変身前後では、姿形だけでは無く、『中身』も変わってしまうわけか?」
ちょい悪令嬢「『悪役令嬢』の場合は、主に外見のギャップのみを強調しておりましたが、『百合系の公爵令嬢』は『さも好戦的なチンピラ』に、『聖女』に至っては『狂信的な大量殺戮者』にと、変身前後では『正反対』と言っていいほどの変わりようにしてみました」
メリーさん太「……それって、『ギャップ萌え』レベルの話で済ませていいのか?」
ちょい悪令嬢「これに関しては、最近大いに感銘を受けた、『こ○すば』こと『この素晴らしい世界○祝福を!』における、『ク○スちゃん=エ○ス様』ネタの影響も有るのですよ☆」
メリーさん太「ああ、あれには心底驚かされたよな」
ちょい悪令嬢「それこそ変身前後で、まったく『キャラ属性』が違っていて、すっかり騙されましたわ」
メリーさん太「まあ、いろいろな作品の刺激を受けることで、新作案の構想が順調なのは喜ばしいところだけど、今回の【突発短編】は、いつにも増してヤバ過ぎるんじゃねえのか?」
ちょい悪令嬢「ほう、どの辺がでしょうか?」
メリーさん太「──『共産主義』に対する扱いだよ⁉ 現在日本においては、『思想』や『政治結社』に関しては、全面的に自由が認められているんだから、特定の政治思想を悪し様に言うのは、非常にマズいんじゃ無いのか⁉」
ちょい悪令嬢「それは日本のほうの共産主義者でしょ? 今回モデルにしたのは一応、『中○共産党』の皆様ですけど?」
メリーさん太「──それだってヤバいだろ⁉ むしろ外国人である分、『差別問題』にもなりかねないぞ⁉」
ちょい悪令嬢「──何が『差別』だ! 二言目には『差別』などとほざくことで、『言論弾圧』しようとするな! ここは中○のような独裁国家では無く、自由民主主義国家日本だぞ⁉ しかもこれ以上留学生を始めとする在日中○人による、反社会的行為を野放しにしていると、それこそ『存立危機事態』になりかねないんだぞ⁉」
メリーさん太「──ひいッ、うちの作者ってば、ガチで怒ってやがる⁉」
ちょい悪令嬢「……信じられるか? 今大阪を始めとする関西では、これまで平穏に暮らしていた集合住宅において、オーナーが中○人に変わった途端、『ここは民泊施設にするから、日本人住民は全員出て行け』と、いきなり退去勧告を突きつけられるんだぞ⁉」
メリーさん太「──なッ⁉」
ちょい悪令嬢「しかも迷惑を被るのは、その建物の住民だけでは無く、中○人専用の民泊施設に変わって以降は、周りの無関係の住民たちも、『騒音』や『無分別なゴミ出し』や『各種犯罪行為の横行』等々と、平穏な生活が脅かされるどころか、命の危機すら有り得るんだぞ⁉」
メリーさん太「──ななッ⁉」
ちょい悪令嬢「更には現在大阪においては、中○人名義の実態の無いペーパーカンパニーが数千社規模で乱立していたり、首都圏の『火葬場』をほとんど買い占められて、火葬料金が数倍に跳ね上がったり、九州では最初から中○人専用の巨大な住宅施設を、何十棟も建設しようとしていたりと、もはや日本そのものを『乗っ取ろう』としているかの勢いなんだぞ!」
メリーさん太「──なななッ⁉」
ちょい悪令嬢「……別に本作の作者は中○と事を構えるつもりは有りませんし、台○を武力で併合するつもりなら、『同族殺しの鬼畜』として見下げ果てるものの、もちろん止め立てする術なぞ無いので、『どうぞ御勝手に』と言うしかございませんが、高○首相の国会答弁によって日中関係が悪化するのは望むところだし、加えてついにトラ○プ大統領が、お膝元の南北アメリカ大陸から、中○共産党の影響を武力での排除に乗り出したことだし、これに全面的に賛意を表明しつつ、一刻も早く神聖なる日本国から、共産主義者の中○人を、一人残らずたたき出したいかと存じます★」




