第2295話、わたくし、『国民の感情をコントロールすべき』などと言い出したら、『クメール・ルージュ』の始まりだと断言しますの★
「──灯○ちゃんどういうことなの⁉ 『このションハイ租界』を始めとして、ゆくゆくは東エイジア大陸に住んでいる、すべての『国民の感情をコントロール』するなんて⁉」
「言葉通りよ、い○はお姉様。『魔女』でも『魔法少女』でも無い、大陸の愚鈍な人民どもは、私たちのような優れた存在が導いてやらなければならないの。あいつらには、自分で自分のことを決める意思なんて持たないのだから、むしろ喜んで従ってくれるわ。このことは社会学者のエーリヒ=フロムが提唱する、『自由からの逃走』理論で証明されているのよ」
「何が社会学よ! 『感情のコントロール』なんて言葉でごまかしているけど、要は『洗脳』や『扇動』に過ぎず、自国民を意のままに操ろうとしているだけじゃ無いの⁉」
「そうよ、それこそが『政治』であり、『為政者』のなすべきことなのよ! この東エイジア大陸は、私たち『マギ○スの翼』に支配されたほうが、みんな幸せになれるのだから!」
「そんな幸せなんか、まやかしよ! 真の意味で国民の幸せを願っていない『洗脳』や『扇動』なんて、いつかは解けるわ! 国民が大挙して灯○ちゃんたち支配層に反逆を起こしたら、どうするつもりなの⁉」
「……え、そりゃあ、『大量虐殺』するに、決まっているでしょう?」
「──なッ⁉ 元は大陸人とはいえ、既に支配下において守るべき国民にしたと言うのに、大量虐殺をするなんて、何を考えているの⁉」
「? 共産主義の支配者が、自国民を大量虐殺をするなんて、常識じゃ無いの? カンボ○アの『クメール・ルージュ』しかり、中○人民共和国の『大躍進政策』や『文化大革命』しかり」
「──『マギ○スの翼』って、共産主義だったの⁉」
「とにかく! 私は本国の『魔女』のお母様たちのように、甘くは無いわ! 先の大戦における敗戦によって、『九条の結界』に閉じ込められたからって、『平和主義』に日和るなんて、『暴虐の具現』たる魔女失格よ! 愚鈍な大陸人どもなんて、『恐怖』によって従わせればいいの! この私の『マギ○スの翼』こそが、大陸人どもに再び、魔女や魔法少女の『恐怖』を思い出させて差し上げますわ!」
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ちょい悪令嬢「……『国民の感情をコントロールしなければいけない』なんて、現職の政治家が言ったりしたら、絶対に駄目だろ?」
メリーさん太「これってまさしく、『共産主義』を隠れ蓑にした、『全体主義国家の独裁者』の本音を、ポロリと漏らしたようなものじゃんか?」
ちょい悪令嬢「ぶっちゃけ高○総理の『存立危機事態』発言なんかよりも、よほどこっちのほうが『問題発言』でしょうが?」
メリーさん太「文字通り『国民感情を逆撫でにコントロール』しでかしたわけだから、『リッケンバッカー党』はすぐさま除名処分にして、某野党議員本人も、自ら議員を辞任すべきだよな」
ちょい悪令嬢「……何が恐いかと言えば、これって『自然に』口をついて出た台詞でしかないんですよねえ」
メリーさん太「つまり『共産主義者』って、こういうことを『極当たり前』だと思っているわけだ」
ちょい悪令嬢「この台詞、自○党の議員が言っていたのなら、今頃野党もマスゴミも市民団体(国籍不肖)も大騒ぎして、首相クラスの大物政治家であろうとも、辞職に追い込んでいたことでしょう」
メリーさん太「──何が問題だと言うんだい? 君たちの大好きな中○様の現在の国家体制こそが、常に『人民の感情のコントロール』を完璧にやりこなしていて、まさに某野党議員の理想とするところじゃ無いか?」
ちょい悪令嬢「実家のスーパーマーケットチェーンも、次々に新装開店させてもらって、さぞや『中○様々』なのではないでしょうか」
メリーさん太「……しかしホント、共産主義者って、思考そのものが恐いよな。他人の感情をコントロールすることがさも当然のように考えているなんて、うちの作者が毛嫌いするわけだ」
ちょい悪令嬢「何言っているんですか、『洗脳や扇動による国民感情のコントロール』なんて、まだ序の口ですよ。『共産主義的独裁者』の真の恐怖は、その後に控えている、『自国民の大量虐殺』なんですからね★」
メリーさん太「──自分が守るべき国民を大量虐殺するなんて、いくら共産主義的独裁者だからって、そんな馬鹿な⁉」
ちょい悪令嬢「メリーさん、暴力革命で政権を奪取した独裁者が、一番恐れるものは何だと思います?」
メリーさん太「……そりゃあ、自分が権力を奪った、王侯貴族や大資本家たちが、政権奪還を企てることだろう?」
ちょい悪令嬢「いえいえ、『革命家』が恐れているのはあくまでも、『革命家』なのですよ」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「某野党議員の歪んだ選民思想を鑑みるまでも無く、得てして共産主義者を始めとする『左翼』どもときたら、支配者にふさわしい知能や知性が有るのは自分たちだけで、崇高なる共産主義を理解できないその他の者たちは、支配し教え導かねば生きていけない愚か者だと決めつけているのですよ。それはこれまでちゃんと平和に国家を支えてきた、王侯貴族や大資本家であろうとも同様で、その人たちがどんなに優秀で人徳家であろうとも、なぜか『恐るるに足らず』と見くびっているのです」
メリーさん太「……じゃあ、共産主義者が恐れているのって、一体何なんだよ?」
ちょい悪令嬢「当然、自分たちよりも『頭のいい』者たちですよ」
メリーさん太「へ?」
ちょい悪令嬢「共産主義者って、中○や旧ソ連のような国家的政権内でも、末端のテロ組織内でも、『内ゲバ』が日常茶飯事でしょ? あれって馬鹿どもが、勝手に自分と同じ馬鹿な共産主義者を、『自分に匹敵するお利口さん』だと思い込んで、自分の現在の地位を賭けて潰し合いをしていると言う、むしろ『愚かさの極み』でしかないのですよ」
メリーさん太「自分たち共産主義者しか『お利口さん』はいないと信じ込んでいるからこそ、共産主義者同士で潰し合いをしているなんて、どんだけ無駄に自己評価が高いんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「そして国内の共産主義者の頂点である、『独裁者』となってしまって以降は、どうなると思います?」
メリーさん太「……まあ、歪んではいるものの、一応『お利口さん勝ち抜き戦』は終わったんだから、平和な治世が始まるんじゃないのか?」
ちょい悪令嬢「いえいえ、独裁者の権力に対する執着心は並々ならぬものが有って、いつか自分自身が革命のターゲットになってしまうんじゃないかと、夜も眠れないほど恐怖し続けているのです」
メリーさん太「でも、自分のライバルとなり得る『自称お利口さんの共産主義者』たちは、すべて粛正してしまったんだろう?」
ちょい悪令嬢「忘れてはなりません、本作のテーマは『未来には無限の可能性があり得る』とする、『量子論』であることを。確かに『権力闘争』が決着した現時点では、一見安泰のようですけど、ほんの数年後でも、現政権を覆す可能性が十分に有る、自称お利口さんの『スーパーインテリ共産主義者』が、国民の中から生まれるかも知れないではありませんか?」
メリーさん太「──そ、それって⁉」
ちょい悪令嬢「そうです、かつての共産主義カンボ○アの『クメール・ルージュ』による、国内の『インテリ層』を中心とした、大量虐殺ですよ」
メリーさん太「──ッ」
ちょい悪令嬢「国内の学者や教師や医者等の、無くてはならない人たちを、『インテリ層』だと言う理由だけで、すべて抹殺したのを始めとして、結局『何らかの思想を有しているはずだ』とか言った、それこそ『頭の狂った危険思想=原始共産主義』によって、一定の年齢以上の大人たちを皆殺しにして、一時期カンボ○アには若年層しかいなくなったと言う、『人類の負の歴史』そのものですよ。──いやあ、『共産主義者による独裁国家』って、本当に恐いですねえ」
メリーさん太「……いやもうそれって、『共産主義』の範疇を飛び越えていないか?」
ちょい悪令嬢「いえいえ、ポル=ポトの理想とする『原始共産主義』のお手本となったのは、他でも無く中○の国父毛沢東国家主席の、『大躍進政策』と『文化大革命』なんですからね」
メリーさん太「──モロ、中○共産党礼賛主義者じゃんか⁉」
ちょい悪令嬢「とにかく、『国民の感情をコントロールすべき』などと言う、『妄言』をほざく政治家なんぞを放置していると、そいつらの支持者が某国の後押しを得て、日本をかつての『キリング・フィールド』へと陥らせてしまいかねないのです! すべてのマスコミが某国の傀儡宣伝機関では無いと言うのなら、高○総理に発言撤回や辞任を迫る前に、この不届き者の野党議員こそを、政界追放させるための一大キャンペーンを展開するべきでしょう!」




