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第2284話、わたくし、政府発行の記念金貨の額面と販売価格が著しく乖離していると、国民に対する『詐欺的搾取』も同然と思いますの(怒)

ちょい悪令嬢「……さて、今回は言うまでも無く、前回のラストに触れたことについて、本格的に『断罪』したいかと存じます★」




メリーさん太「だ、『断罪』て……」


ちょい悪令嬢「おや、メリーさん、何か異論がお有りですの?(目だけが笑っていない笑顔で)」


メリーさん太「──いえッ! 何でもありませんッ!」


ちょい悪令嬢「うふふふふ、そうでしょう、そうでしょう」


メリーさん太「──だからその、恐い笑顔はやめてッ!」




ちょい悪令嬢「とにかく、当座談会において数回にわたって全力で提言してきた、『政府発行の記念金貨こそ、弱点まったく無しの、真に理想的な金融資産』論ですが、何と当の政府自体が『全否定』しているのが発覚したことによって、本作の作者がかつて無いほど『憤激』していると言った次第であります」




メリーさん太「う、うん、全力で支持していたと言うのに、完全に面目を潰されてしまったからな」




ちょい悪令嬢「事の起こりは、『一応、現在発行中の記念金貨の有無を調べておこう』と思い立って、ネットで検索したところ、『2025年日本国際博覧会記念貨幣の1万円金貨』が、既に売り切れていたものの、最も新しいものであることが判明したのです」


メリーさん太「まあそりゃ、オリンピックに次ぐ国際的イベントだからな。記念金貨くらい出してもおかしくは無いだろう」


ちょい悪令嬢「ただし、金貨は一種類だけで、しかも額面が『1万円』であることに、最初『おや?』と思ったのです」


メリーさん太「やはり万博レベルだと、『10万円金貨』なんて売れないと思ったのかな? 全国区のオリンピックに比べたら、今回のは『関西ローカル』って感じだったし」


ちょい悪令嬢「本作の作者なんて、開催期間中だと言うのに、何かニュースにならない限りは、存在そのものを完全に忘れ去っていましたからねw」


メリーさん太「そいつは酷いw」




ちょい悪令嬢「だがしかし、実は『10万円金貨』じゃ売れないから、『1万円金貨』にしたんじゃ無かったのですよ。──何せ、額面は『1万円』でも、造幣局の公式な販売価格は、『26万8千円』もしたのですからね★」




メリーさん太「……………………はい?」







ちょい悪令嬢「そうなのです、紙幣や貨幣を公式に発行する権限を有する造幣局が、『26万8千円もする新貨幣をつくりましたよ!』と言って、庶民から大金をせしめておいて、その引き換えに渡したのが、『26万8千円』の額面の通貨では無く、そのおよそ30分の1の額面でしか無い、『1万円金貨』だったのです!」







メリーさん太「──なんかそれだけ聞いたら、『詐欺』みたいじゃんか⁉」







ちょい悪令嬢「『詐欺』どころか、『通貨偽造』レベルの重犯罪ですよ! 造幣局に正式に『両替』を頼んで、れっきとした造幣局発行の一万円札26枚と千円札8枚を渡したのに、返ってきたのが『1万円の額面』の硬貨たった一つだったのだから、とても『等価交換』とは言えず、造幣局が自らつくった『一万円札』と『千円札』の価値を、全否定したともとれるのです」




メリーさん太「……造幣局が公式に『1万円硬貨』を作成しておいて、それが実際に庶民の手に渡る際には、26万8千円の対価を要求される……………うん、どう考えてもおかしいよな?」




ちょい悪令嬢「そりゃそうですよ、『1万円硬貨』が1万円で手に入れることができなければ、それは『公的な通貨』としての意味も信用性もまったく無く、『何と公的機関である造幣局が、額面がまったく信頼できないインチキ通貨を流通させようとしている』と言うことで、下手すると日本の金融市場が大混乱に陥ってもおかしく無く、『通貨偽造罪等に準ずる、インチキ硬貨鋳造による国家騒擾罪』を適用して、関係者一同をただちに処刑してもおかしくは無いでしょう」




メリーさん太「──いやいやいや、それはいくら何でも言い過ぎだろう⁉ それにこの造幣局のやり方に対しては、理解できないことも無いし」


ちょい悪令嬢「ほう? こんな暴挙に、理解できる点が有ると?」


メリーさん太「あんた自身もたびたび言及しているように、現在金価格がかつて無いほど高騰していて、昔の『10万円記念金貨』のように、10万円の販売価格では発行できず、1万円金貨を30万円近くの値段で販売せざるを得ず、しかも買い手のほうも、金価格がより高騰する可能性が見られることも有って、文句を言うどころか喜び勇んで購入しているんだから、何も問題無いんじゃ無いのか?」







ちょい悪令嬢「──はい、期待通りの『模範解答』、ありがとうございます♫」







メリーさん太「え」




ちょい悪令嬢「ホント、世の中馬鹿ばっかりで、あきれ果てますわw」




メリーさん太「ちょ、ちょっと?」




ちょい悪令嬢「造幣局やその親玉の、東大卒キャリアの中でも更に超エリートどもの巣窟である、財務省が能無しばかりなのは言うまでも無く、『転売』目的で『馬鹿げた額面』のインチキ金貨に飛びつく愚民どもの、『強突く張り』のほども、あきれ果ててしまいますわwww」




メリーさん太「えっ、造幣局だけでは無く、庶民の皆様までディスるのかよ⁉」




ちょい悪令嬢「何度も申しておりますけど、この作品の読者様は、幸運ですわね。誰よりも正しく『世界の真実』を見極めることのできる、うちの作者の作品を読めるのだから。──別にそんなに頭脳明晰である必要は無いのです。ほんのちょっと『他人とは違う視点』を持つだけでいいのです。うちの作者はそれができる、数少ない『本物』なのです!」




メリーさん太「──何ソノ、かつて無いほどの『自画自賛』の極みは⁉」







ちょい悪令嬢「……おいおい、能無し官僚どもよ、記念金貨をつくるのに『30万円』分の金が必要と言うのなら、額面を『30万円』にすればいいじゃないの☆」







メリーさん太「へ?………………………………ああーッ⁉ 言われてみれば、その通りじゃん⁉」







ちょい悪令嬢「そうなんですよ、『たったそれだけ』のことで、すべてが解決するのです! 別に一般的に市場に流通させる新通貨では無く、あくまでも『記念金貨』なんだから、『1万円』とか『10万円』とかに限らず、『30万円』だろうが、『123万円』だろうが、『777万円』だろうが、別に構わないのですよ。しかも発行元の造幣局や政府を含めて、誰も損をしないのですからね☆」




メリーさん太「それに何と言っても、これまでの本作の連載を鑑みれば、額面と販売価格が一致していたほうが、断然いいしな!」




ちょい悪令嬢「そりゃそうですよ、この先いきなり金の大暴落が始まったとして、慌てて金融機関に泣きついて『両替』等をしてもらおうとしたところ、『この記念金貨は公式には1万円の価値しか無いので、1万円札としか交換できません』とか言われたら、差額の『25万8千円』は丸損じゃん」




メリーさん太「常識的に考えて、造幣局──ひいては政府は、国民が支払った『購買価格』は、最低限保証しなくては、『造幣』する権利自体失格だよな」




ちょい悪令嬢「そもそもあいつらの公式声明である、『これからも金価格は高騰が見込まれるので、けして損な取引では無いでしょう』なんて、完全に無責任に『転売行為』を煽っているだけじゃん? これって記念硬貨の『投機目的の購入』を推奨しているも同然で、『値段設定』自体が公序良俗に鑑みて、『不当性』が有ると糾弾されても言い訳できねえぞ⁉」




メリーさん太「……記念金貨の『転売等の投機的目的での購入』を、当局自体が推奨するなんて、もはや世も末だよな」




ちょい悪令嬢「……これでおわかりになったでしょう、日本国政府を裏で操っている、財務省を始めとする官僚どもは、一般庶民から『搾取』することしか考えていないのですよ。『1万円硬貨』を26万8千円で売りつけるなんて、差額の『25万8千円』は詐欺では無かったら『搾取』そのものですからね。これで『NI○A』なんかに手を出す方がいたら、おめでたい限りですわね。元本保証すら何も無いのに、毎月せっせと数万円も積み立てていって、官僚の癒着業者どもを太らせただけで、そのうち世界的大恐慌が起こって株価が大暴落して、手元に何も残らなかったりしてねw」




メリーさん太「……まあた、うちの作者の『NI○Aディスり』が始まったよ」




ちょい悪令嬢「とにかく、本来『政府発行の記念金貨』と言うものは、庶民にとっては唯一と言っていいほどの、デメリットがまったく無いのに、金価格の変動次第では大きな利益を得ることのできる、『真に理想的な金融資産』であったのですが、それはあくまでも『額面と販売価格が同じ』であったからであって、ただ単に素材である金の価格にばかり重きを置いたのでは、『通貨』としてのメリットが無くなるどころか、金価格の変動によっては大損すらしかねないので、もはや『金融資産』としては何の価値も無くなり、『NI○A』等の『株』同様に、一般庶民はけして手を出すべきではない、『危険な投機資産』に成り下がってしまったわけなのです! ──よって造幣局ひいては日本国政府は、これから発行する『記念金貨』については、額面と発売価格を同一にすること! 別に発行元も含めて、誰も損をしないんだから、いいだろう? さもなくば、金の暴落時等に、購入した国民だけが一方的にリスクを負うことになるので、被害者は国を相手に集団訴訟に及んでもおかしくは無いぞ(怒)」

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