第2280話、わたくし、実は『昔がたきの共産主義者』の方は、ガチで尊敬しておりますの★
ちょい悪令嬢「──今回は、ここ最近の連載についての『反省点』として、中○政府そのものはもちろん、駐日大使館や総領事館や、人民解○軍のやつらときたら、あまりにも馬鹿げたことを言ったりやったりしているので、容赦なく論理的に全否定しても構わないとはいえ、その際にあいつらのことを、『この共産主義者めが!』とか、『やっぱ共産主義者は、地球のゴミだわッ!』とか、『共産主義者は消毒だあッ! ヒャッハー!』とか、あろうことか『特定の思想に対して、一方的に誹謗中傷する』などと言った、表現者として言語道断の言動に及んだことに関しては、少々言い過ぎたとも思っております」
メリーさん太「──『少々』⁉」
ちょい悪令嬢「まあとにかく、うちの作者自身が、反省しているのは確かです」
メリーさん太「……ホントか?」
ちょい悪令嬢「実を言うと本作の作者は、『共産主義』自体に対しては、それ程悪感情は抱いておらず、むしろ『有益な考え方』とも思っておりますのよ?」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「──それでは今回は、これまでのお詫びもかねて、『共産主義がどんなに素晴らしいか』をテーマに、進行していきたいかと存じます★」
メリーさん太「──うちの作者ってば、両親をどこかの国に、人質にでも取られたんじゃないだろうな⁉」
ちょい悪令嬢「……本作の作者の両親は、どちらとも他界しております。ちなみに今月末が、父親の一回忌だったりします」
メリーさん太「あ。(──ヤバい! 地雷を踏んだか⁉)」
ちょい悪令嬢「ご安心を、別に本作の作者は、日本国内外の台○侵略者やその擁護者どもに、懐柔されたわけでも脅されたわけでも無く、あくまでも中立的立場として、『本来の共産主義の素晴らしさ』をお伝えしようとしているだけです」
メリーさん太「『本来の共産主義』って?………『原始共産主義』のことか?」
ちょい悪令嬢「そもそも『共産主義』とは、『ジャンル』的に何だったのかを、思い出して欲しいのです」
メリーさん太「共産主義の、『ジャンル』だと?」
ちょい悪令嬢「──ヒント、共産主義の始祖と言えば、工場経営者のフリードリヒ=エンゲルス氏と、彼を巧妙な話術で丸め込んで、自分が理想とする『経営実験』をしでかした、カール=マルクス氏であることは、異論が無いものと思われます」
メリーさん太「──ああ、『経営論』か⁉」
ちょい悪令嬢「ええ、『経営論』と、その延長としての、『経済論』ですわね」
メリーさん太「学問としての共産主義と言えば、何と言ってもマルクス&エンゲルスによる『資本論』だしな」
ちょい悪令嬢「つまり、現在においても『マルクス経済学』なるものは、実際の共産主義諸国の『救いようのない体たらく』とは無関係に、純粋な学問として、依然その『有用性』を誇っているのです」
メリーさん太「……『マル経』の有用性だと? そもそも今どきの大学の経済学部で、『マルクス経済学』を教えている所なんて有るのか?」
ちょい悪令嬢「もしかしたら、基礎科目である『経済原論』については、既に『近代経済学』一択となり、『マル経』は『お役目御免』になっているかも知れませんね」
メリーさん太「──駄目じゃん⁉」
ちょい悪令嬢「いえいえ、基本的に一回生の時履修する『経済原論』は、それ程重要では無く、肝心なのは各『選択講義』のほうなのですよ」
メリーさん太「と、言うと?」
ちょい悪令嬢「少なくとも日本の大学においては、『マル経』は落ち目ですけど、だからと言って『マル経派』の教授や准教授たちが、消えて無くなったりはしませんよね」
メリーさん太「あ」
ちょい悪令嬢「なぜだか『インテリ』であればあるほど、『マルクス経済学』に惹かれるようで、しかも現実の共産国家である旧ソビエトや中○は、あくまでも純粋な学者から見れば、『マルクス経済学の何たるかもわかっていない偽物ども』でしかないので、変な『反国家的思想』なんかにかぶれたりはしておらず、非常にためになる講義をしてくださる、優秀なる方々も少なく無いのです」
メリーさん太「ああ、それはわかる。今でも『パヨク』側の論客って、妙に『知識人』ぶるやつが多いしな」
ちょい悪令嬢「そのような俗物とは違って、別にテレビに出て偏向的なコメンテーターなんかをしていない、純粋な学者さんだったら、ある意味中立的でイデオロギーに関わらない、非常にためになる『アドバイス』をご披露してくださるのですよ」
メリーさん太「……具体的には、例えば?」
ちょい悪令嬢「本作の作者が在籍していた関西の某有名私立大学に、『国際経済学』の講義を教えに来ていた、京都大学の先生がおられたんですけど、いきなり講義中に、『天皇陛下の在位記念金貨を買いなさい』とか言い出したのです」
メリーさん太「『マル経』の学者が、陛下の記念金貨を買えって、確かにイデオロギーを超越しているな⁉」
ちょい悪令嬢「ここで重要なのは、『何の記念か』では無く、『金貨』そのものなのです」
メリーさん太「へ?」
ちょい悪令嬢「『金』と言えば、現金はもちろん、株等の『債券』なんかよりも、非常に価値の有る特殊なものなので、普通なら購入するのに手間がかかり、税金関係も複雑ですから、一般庶民がおいそれと手出しできるものでは無いのです。──ただし、記念金貨、それも畏くも天皇陛下に関わるものであれば、広く庶民が手に入れやすいものであるべきなので、比較的購入しやすく、額面が十万円のある記念金貨においては、十万人以上も購入したそうです」
メリーさん太「それって、多いのか少ないのかわからないけど、そもそもそう言った記念金貨って、純粋に『金』としてのグラム数的には、十万円と言う額面通りの価値は無く、そんなことやるやつは少ないだろうけど、地金にして売ろうとしたら、十万円を大きく下回ることになるから、『資産価値』はあまり無いんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、当時学生だった本作の作者も、そもそも十万円なんておいそれと出せるわけが無く、今メリーさんがおっしゃったのと同じような考えに至って、せっかく勧めてもらったと言うのに、購入はしなかったのです」
メリーさん太「だったらその教授だか准教授だかの先生は、どうして学生相手に、いきなり金貨の購入を勧めたんだ?」
ちょい悪令嬢「そりゃあ当然、金の相場には『流動性』が有り、発行当時には額面以下の四、五万円ほどの価値しか無かろうとも、世界的な金の相場の変動によっては、その十倍の価値を生み出すことだって、十分有り得るのです。──まさしく、『現在の金相場』のようにね☆」
メリーさん太「──‼」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、例えば現在における『昭和天皇の在位60年記念金貨』については、最低でも四十万、場合によっては五、六十万円以上の、買い取り価格が付けられているのです」
メリーさん太「──ほとんど十倍じゃ無いか⁉ うちの作者ってば、何で親に借金をしてでも、その時金貨を買わなかったんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「ホントにねえ、まさか金相場がこんなに高騰するなんて、当時の一学生ごときには、予想だにできませんでしたからねえ」
メリーさん太「……逆に言えば、その京大の先生って、よく数十年後の未来のことを、完璧に的中することができたよな」
ちょい悪令嬢「別に『予想』なんてしていませんよ、重要なのはあくまでも、経済学者としての『考え方』なのです」
メリーさん太「『考え方』、だと?」
ちょい悪令嬢「何せ、たとえ京大の先生であろうとも、未来を予測することなぞできず、『この株を買えば確実に資産を殖やせる』なんて、間違っても断言できないのですからね」
メリーさん太「……でも、金価格が高騰することは、ズバリ当てたじゃ無いか? それはどうしてなんだ?」
ちょい悪令嬢「何言っているんですか、本作の最大のテーマである、『未来には無限の可能性が有る』と言う、『量子論に則った根本的真理』のことを、忘れてしまったのですか?」
メリーさん太「? 何でここで、『量子論』なんかが出てくるんだよ?」
ちょい悪令嬢「一言で言うと、最も近い未来である『明日』にでも、金の価格が『大暴落』する可能性すらも、けして否定できないってことですよ」
メリーさん太「──なッ⁉」
ちょい悪令嬢「言ったでしょう、『資産形成には是非とも金を買うべき』なのは、何よりも『流動性』が有るからと」
メリーさん太「大暴落の可能性も有るってことは、確かに『流動性』によるものだけど、つまり金を持っていても大損するかも知れないってわけで、別に『メリット』は無いじゃん?」
ちょい悪令嬢「確かに大暴落する可能性はいつでも有り得ますが、それで金の価値が『固定』されるわけでは無く、また高騰する可能性だって有るのだから、その時になって売れば、十分メリットが有ったと申せましょう」
メリーさん太「……あれ? お説ごもっともだけど、それだったら『株』でもいいんじゃないの? 最近『こども支援NI○A』とか言うやつも登場したことだし、庶民がより手軽に資産形成できるようになったんじゃないのか?」
ちょい悪令嬢「違いますよ! 全然違います! むしろ株と比べてこそ、金資産のメリットが、より際立つと言うものなのです!」
メリーさん太「どう違うんだよ?」
ちょい悪令嬢「株券なんて暴落すれば、『何の価値も無いただの紙切れ』になる──どころか、『途方もないマイナス額』にすらなりかねないのです! 自称『敏腕トレーダー』の能無しどもが、仮に一文無しになろうとも、証券会社への手数料や、儲かっていた時の税金等々、『莫大なる負債』を抱えることになって、人生が『ジ・エンド』ともなりかねないのです!」
メリーさん太「──ッ」
(※次回に続きます)




