表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2275/2371

第2275話、わたくし、突然中○大使館が『日本が台○を放棄した国際条約は無効だ!』とか、頭の狂ったことを言い出して、大困惑ですの⁉

 ──令和7年12月某日、深夜、


 東京都千代田区永田町、首相官邸。


 現在ここでは、全閣僚が集められて、重大なる会議が行われていた。




「「「──いや、馬鹿だ馬鹿だと思っていたけど、現在の中○共産党政権は、ここまで馬鹿だったのか⁉」」」




「……まったく、いくら何でも、『──サンフランシスコ平和条約は、無効だ!』は、無いだろ?」


「これって、中○共産党の総意なの? それとも『中○人民共和国駐日本国大使館』の暴走なの?」


「あいつらもしかして、『サンフランシスコ平和条約』のことを全然知らなくて、とにかく日本にイチャモンをつけたかっただけで、でっかい墓穴を掘って、自ら転がり落ちてしまったんじゃ無いのか?」


「二言目には、『むこーだ! むこーだ!』って、おまえらは異世界でネットスーパーでもやっているのかよ?」




「たぶんあの馬鹿ども、サンフランシスコ平和条約が存在するからこそ、日本は主権を取り戻し、国際的に認められているとでも思っているんだろうけど、あれはあくまでも『基本条約』であって、それぞれの国とは個別に『平和条約』を結ぶことによって、第二次大戦時の罪を許され、名実共に国際社会に復帰できるわけで、『北方領土』で揉めているロシアのような例外的な国家を除けば、中○人民共和国も含めて、既にほとんどの国と平和条約を結んでいるから、今更サンフランシスコ平和条約が無効になっても、日本の国際的地位は微塵も揺るがないんですけど、そんなこともわからない能無ししかいないのか、中○大使館には⁉」




「いやいや、それよりも問題は、『領土問題』だよ!」


「もうホント、大迷惑だ!」


「あいつらが墓穴を掘って自滅するのは構わないんだけど、日本を巻き込むなよ!」


「しかも、現在最大のトピックスである『台○問題』について、あんなに大々的に『オウンゴール』を決めてくれるなんて、そんな能無し、外交官なんかやっちゃ駄目だろうが⁉」


「これってロシア大使館が、『北方領土は日本のものですので、お返しいたします☆』と、宣言するようなものだよな⁉」




「──と言うのも、『サンフランシスコ平和条約』においては、日本の領土問題について、戦時中の『カイロ宣言』や『ポツダム宣言』等を踏まえて、その支配権が及ぶのは基本的に、本州・北海道・四国・九州のみとして、その他の、


 台○、


 満州、


 朝鮮半島、


 千島列島、


 南樺太──等々については、


 すべて放棄するものとする。


 ──と言うのが、『決定事項』だったからな」




「……それが無効だと、中○大使館が言っているってことは」


「他国に対して『宣戦布告』すらできる、中○の正式な外交機関が、『台○はいまだに日本の領土です☆』と、宣言したも等しくなるんですけど⁉」


「しかも、『満州』まで付けてくれるなんて、何と言う太っ腹なんだッ⁉」


「それどころじゃ無い! 朝鮮半島の南北両国なんて、れっきとした国連加盟の独立国なんだぞ⁉ それを無関係の在日中○大使館ごときが、『国際条約的には朝鮮半島の独立は無効だ』とか言い出したら、それこそ国際的に大問題になるぞ!」


「それって、数少ない同盟国である、北朝鮮に喧嘩を売っているようなものだよな⁉」


「て言うか、北方領土どころか、千島列島や南樺太の放棄も無効だって言っているんだから、ロシア激おこで、中○に対して『断交』すら有り得るんじゃ無いのか?」


「──いやだから、おまえらが数少ない『お友だち』を失うのは勝手だけど、日本を巻き込むなって、言っているんだよ⁉」


「今更台○が日本に所属するとか言われるのはもちろん、朝鮮半島なんて厄介なものを、丸ごと突っ返されたり、ただでさえ『北方領土』で揉めているのに、千島列島や南樺太まで絡んできたら、収拾がつかなくなるんだから、いい迷惑だよ⁉」




「──おいッ、独裁者気取りのヘタレ国家主席! 今すぐ在日中○大使館員全員を『粛正』しろ! 完全に中○人民共和国にとっての、『利敵行為』を働いたんだからな! こんな『反逆者』どもを野放しにしておくと、そのうち本国に多大なる損失を与えかねないぞ!」




「……あと、『サンフランシスコ平和条約』においては、日本の武力行使は、『自衛権』と、(おそらくは『日米安保条約』を踏まえたものと思われる)『集団的自衛権』だけが許されるものと、厳しく制限したわけだけど、これが無効だと他ならぬ中○様がおっしゃるのなら、核兵力すら含む、全面的な『再軍備』が可能となるのですが、そこら辺のところは大丈夫なのでしょうか?」




「──いやだから、現在の日本は世界中の国々が認める、『真の平和国家』であって、今更『アジアの火薬庫』である台○の帰属なんて望んでないし、『専守防衛』以上の(国庫を圧迫する)無駄な軍事力なんて必要ないんですけど⁉」




「……いいか、キグマ国家主席! 今回の中○大使館の発言を、まかり間違って不問に付そうものなら、『サンフランシスコ平和条約の無効』については、中○人民共和国の『総意』と見なすからな⁉ それが嫌だったら、おまえら本国の首脳部も含めて、その無駄口しかほざけない臭い口を、永遠に閉じていろッ!」




   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑




ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」


ちょい悪令嬢「………」


メリーさん太「………」




ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──いや、馬鹿だ馬鹿だと思っていたけど、現在の中○共産党政権は、ここまで馬鹿だったのか⁉」」




ちょい悪令嬢「……失礼、つい興奮のあまり、【突発短編】の冒頭部を繰り返してしまいました」


メリーさん太「でもそれ以外言うべき言葉が無いから、仕方ないよね?」


ちょい悪令嬢「三流国家の能無し大使館が、自ら墓穴を掘るのは勝手だけど、何でいきなり『サンフランシスコ平和条約』なの?」


メリーさん太「……クリスマスが近いから、日本に『台○』と『満州』をプレゼントしたくなったとか?」


ちょい悪令嬢「──すげえ迷惑な、プレゼントだな⁉」


メリーさん太「だったら、まさかとは思うけど、『日本の独立と国際社会への復帰』を宣言した『サンフランシスコ平和条約』を無効化することで、日本の国際的地位を全否定しようと思ったとか?」




ちょい悪令嬢「……………………………確かに中○政府は能無ししかいないとはいえ、いくら何でもそんなたわ言をほざくとは思いたく無いんだけど、あいつら最近『敵国条項』とか、既に『死文化』したものまで持ち出してきたからなあ」




メリーさん太「『沖縄は実は中○の属国であるのだッ!』とか、文字通りの『世迷い言』まで、マジで言い出してるしな」


ちょい悪令嬢「昔ほんの一時期だけ、かつての中○の王朝に属していたと言う『文献』が見つかったとか、わめき散らしているけど、だったら『満州』だって、事実上日本の統治下にあった『文献』なんて、山ほど存在しているんですけど、今すぐ満州を返してくださいますか?」


メリーさん太「青島も返還させて、海上自衛隊の基地をつくろうぜ!」










ちょい悪令嬢「……ところで、今回の事件によってすげえ重大なことに気づいたのですが、実はこの『サンフランシスコ平和条約』って、旧ソ連は署名および批准を一切しておらず、後継国のロシアにおいても、いまだ日本との間に、『平和条約』を結んでいないんですよねえ」




メリーさん太「それがどうした? 誰でも知っているように、『北方領土問題』が完全に解決しない限りは、『平和条約締結』なんて有り得ないってことだろうが?」


ちょい悪令嬢「いやだから、もはや『北方領土』レベルの話では無いのです」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「【突発短編】内で述べたように、サンフランシスコ平和条約においては、千島列島と南樺太の放棄を明言しているのに、ロシアが今でもこれを認めないと言うことは、この二つの広大なる領土は、いまだ日本のものであることを、ロシアも認めていることになるのです」




メリーさん太「──なッ⁉」




ちょい悪令嬢「だってそうでしょう? この二つの領土は、日本と当時のロシアの政権とが、正式に交わした取り決めによって、日本の領土となったのであり、他でも無く、その権利を放棄することを命じたサンフランシスコ平和条約を、いまだにロシアが認めていないと言うことは、当然以前の『正式な取り決め』が現在も生きていることになり、千島列島と南樺太は、れっきとした日本の固有の領土と言うことになるのですよ」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「しかも、これは今回の中○大使館の『失言』とは、まったく関係の無い、ロシアの『失態』によるものですからね。ロシアは今後も日本と平和条約を結び、サンフランシスコ平和条約を認めるつもりが無いのなら、とっとと千島列島と南樺太を、日本に明け渡すことを提言いたしますわ★」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ