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第2247話、わたくし、【スパイフ○ミリー】の最大の謎を解明いたしましたの⁉【解説編】

メリーさん太「……おいおい、前回の【突発短編】は、一体何なんだよ?」




ちょい悪令嬢「一見、いよいよクライマックスに突入目前の『SPY×F○MILY』の、『今後の展開』を予想したかのような内容ですが、実は本作の作者の『オリジナル新作づくり』のための、『アイディア出し』だったりします」




メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「現在アニメ版第3期の放映&配信に合わせて、原作漫画版とアニメ版1期&2期のすべてが無料公開されておりますが、うちの作者がこれ幸いと、全話を徹底検証したのですよ」


メリーさん太「──いや、もうちょっと素直に、漫画やアニメを楽しめよ⁉」


ちょい悪令嬢「でもそのお陰で、この作品の『最大の謎』を把握できたのです!」


メリーさん太「な、何だよ、『SPY×F○MILY』の『最大の謎』って?」


ちょい悪令嬢「ア○ニャちゃんから『ラスボス』と見なされている、デズモ○ド氏が、『何を考えているか』です」


メリーさん太「──ッ」


ちょい悪令嬢「最大の注目点は、デズモ○ド氏とロ○ドさんの、イ○デン校の懇親会における、『初対面』シーンで、この場面をアニメと漫画との両方で詳細に検証したところ、驚くべき事実が発覚したのですよ!」


メリーさん太「お、『驚くべき事実』、って?」




ちょい悪令嬢「何とデズモ○ド氏の側頭部に、大きな縫い目──おそらくは、何らかの手術の縫合痕が見受けられたのです!」




メリーさん太「え、そんなの有ったっけ?」


ちょい悪令嬢「漫画でもアニメでもいいから、ご自分の目でお確かめください」


メリーさん太「──おい待て! よりによって『頭部の縫合痕』って、もしかして⁉」




ちょい悪令嬢「ええ、デズモ○ド氏を中心に進められていた、『超能力研究』との関連が疑われているのですよ」




メリーさん太「──‼」


ちょい悪令嬢「つまりデズモ○ド氏は、長年の研究をもとに、自分の脳みそに何らかの施術を加えたのか、いっそのこと他人の脳みその一部か場合によっては『全部』を、移植したのでは無いかと言うのが、ネット上の大方の見解なのです」


メリーさん太「あいつ、あんなお偉いさんのくせに、自ら実験台になって、自分の脳みそをいじくらせたのか⁉」


ちょい悪令嬢「むしろ彼自身こそ、『人の心を読める』ようになりたいと、切望していたのですからね」


メリーさん太「あっ、もしかして、デズモ○ド夫人のメリ○ダさんが、『夫がある時を境に変わってしまった』と言ってたのって⁉」


ちょい悪令嬢「もしかしたら、この手術の影響かも知れませんね」


メリーさん太「……なるほど、ネットの考察も、あながち外れてはいないようだな」


ちょい悪令嬢「果たして、そうでしょうか?」


メリーさん太「はい?」


ちょい悪令嬢「ただ単に、『読心能力』が新たに付け加わっただけで、人間が『別人』に変わり果てたりするでしょうか?」


メリーさん太「……いや、実際に変わったって、誰よりも身近な奥さんが言っているんだから、そうなんじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「ここから先は、ネットの考察では無く、本作の作者自身の考えであり、単なる『SPY×F○MILY』のその後の展開の予想に留まらず、『オリジナル新作づくり』のための、あくまでも『個人的な思いつき』なのですけど、」


メリーさん太「何ソノ、いかにも『予防線』を張るかのような言いようは?」




ちょい悪令嬢「──むしろデズモ○ド氏は、移植した脳みその前の持ち主に、人格を乗っ取られてしまったのでは無いでしょうか?」




メリーさん太「なッ⁉」




ちょい悪令嬢「ほんのちょっと前までは、『心臓』や『角膜』を移植することで、何と死者すらも含めた『前の持ち主』の記憶が、移植先の人物の脳内で再現されて多大な影響を与えるなんて言う、『ミステリィ小説』や『アニメ』が流行っていましたからね。特に『脳みそ』そのものの移植だったら、人格そのものを乗っ取られることも有り得るのでは無いでしょうか?」




メリーさん太「……いやそもそも、脳みそ丸ごとの移植自体、有り得ないと思うんだけど」


ちょい悪令嬢「だったら、『読心能力』を司ると思われる、特別な器官のみを移植していたとか?」


メリーさん太「その場合でも、『人格の乗っ取り』の可能性が有るわけか?」




ちょい悪令嬢「でも、むちゃくちゃカッコいい展開だと思いません? デズモ○ド氏が初めて『テレパシー能力』を発揮して、同じ能力を持つア○ニャちゃんに語りかけてきた『心の声』が、本来の声とは似ても似つかぬ、『女性の声』だったりするなんて!」




メリーさん太「……まあ確かに、ア○ニャちゃんはもちろん、読者様や視聴者様の度肝を抜く、衝撃的展開であるのは間違い無いよな」


ちょい悪令嬢「しかもそれが、『ア○ニャちゃんの実のお母さん』であるところこそが、『キモ』なんですよ!」


メリーさん太「彼女は確か原作漫画版の【回想シーン】に登場していたから、『伏線』はちゃんと張られているわけか」




ちょい悪令嬢「とはいえ、こんな本作の作者の妄想じみた『予想』が、当たる必要は無いのですよ。要は『SPY×F○MILY』を読書&視聴することによって閃いた、この『突拍子も無いアイディア』を、いつか自作に利用できれば、それでいいのです! ──例えば、『なろう系』で良くある『魔王退治』において、勇者が最後の決戦の場で対峙した魔王が、何と勇者同じく『転生者』で、いきなり頭の中で、勇者の転生前の母親や妹や恋人の声で話し始めたりしてね☆」




メリーさん太「……うんまあ、デズモ○ド氏の中身が、実はア○ニャちゃんのお母さんだったと言うのは、ギリギリあり得なくも無い展開だけど、お母さんが一族の恨みを晴らすために、デズモ○ド氏の権力を利用して、あえて戦争を起こそうとしていると言うのは、原作的に有り得ないだろうよ」




ちょい悪令嬢「どんだけ『殺意』が高いんだよ、このお母さんw」


メリーさん太「まさしく、『ラスボス』にふさわしいかもなw」




ちょい悪令嬢「──とにかく、アニメか漫画かWeb小説かにかかわらず、他人様の作品を見て刺激を受けつつ、綿密に検証することによって、自分の作品づくりの原動力とするのは、本作の作者の創作における最大のモットーですので、原作漫画版もそのアニメ版も、むちゃくちゃ超傑作エピソードばかりの、『SPY×F○MILY』の原作者様やアニメ版制作スタッフ様には、いくら感謝してもしきれませんわ♡」




メリーさん太「……特に今期秋アニメの第3期は、本作の作者の大好物の『シリアスエピソード』が目白押しだしな」


ちょい悪令嬢「最新作では、問題の『デズモ○ド夫人との出会い』が行われたばかりなのですが、次回は何と、第3期最大のクライマックスである、『バスジャック編』に突入するようです」


メリーさん太「ええっ、『バスジャック』もうやるの⁉ てっきり3期のラストエピソードに持ってくるものと思っていたのに⁉」


ちょい悪令嬢「わたくしもそう思っていたのですが、どうやら今回の第3期は、予想以上に『シリアスメイン』でいくようです」


メリーさん太「……そりゃあ、うちの作者は諸手を挙げて大歓迎だろうけど、普段の『ファミリー向け路線』のファンの皆様は、唖然とされるんじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「そこら辺についてはまさに、原作者様やアニメ版制作スタッフ様の、『覚悟』の表れじゃ無いんですか?」


メリーさん太「……『覚悟』って?」




ちょい悪令嬢「現在全世界的に『右傾化』が進行していて、特に実際に侵略戦争を行っているロシアの脅威が高まりつつあるヨーロッパにおいては、周辺諸国の軍備増強が進められて、世界大戦規模の戦乱の機運が無視できなくなってきているので、今回のアニメ版の放映&配信においては、及ばずながら『警鐘』を鳴らそうとしているのでは無いでしょうか?」




メリーさん太「……OPからして、いつに増して『メッセージ色』が強いからな」


ちょい悪令嬢「ええ、作品全体のテーマである、戦争によって『子供が泣かなくても済む世界』の実現こそを、高らかと謳い上げていると申せましょう」


メリーさん太「こんな時代だからこそ、創作物においても積極的に、『平和』を訴えるべきだよな」




ちょい悪令嬢「平和であってこそ、自由な創作活動が可能なのです! 本作の作者自身、周辺諸国の動向から、日本の軍備増強自体には反対しませんが、その一方で戦争を完全に否定した日本国憲法の堅守に努め、日本を始めとして東アジアの平和を維持できるよう、微力ながらも創作活動において全力を尽くすことで、貢献していきたいかと存じます☆」

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