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第2238話、わたくし、『ダン○ち』最新刊は全人類が読むべき超傑作だと断言しますの☆【感想編①】

ちょい悪令嬢「──前回は調子に乗って、本来前座に過ぎない【突発短編】だけで字数を使い切ってしまいましたから、今回こそ本格的に、『ダン○ち』こと『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の最新21巻の、詳細なる感想を述べさせていただきますよ☆」




メリーさん太「おおっ、ついに前巻の続きが出たのか、待ちかねたぞ!」




ちょい悪令嬢「第20巻は、とんでもないところで終わりましたので、この数ヶ月間、気が気じゃ無かったですからねえ」


メリーさん太「一応、第20巻のラストで壊滅状態となったのが明らかになった、ロ○・ファミリアに『何が起こったのか?』については、同時に発売された外伝の『ソード・オラト○ア』の第15巻で詳細に述べられていたけど、この絶望的状況を『どのように解決するのか?』については、今回の新刊で語られることになるわけだからな」


ちょい悪令嬢「ファンの皆様は、このおよそ十ヶ月の間、悶々とするとともに、いろいろとその後の展開を予想していたでしょうね」


メリーさん太「ちなみにうちの作者は、どんな予想をしていたんだ?」


ちょい悪令嬢「『オラ○オ』の最強派閥の双璧をなす『ロ○・ファミリア』が壊滅状態なのだから、当然主人公のベ○君とともに救出に向かうのは、同じく双璧をなす『フレ○ヤ・ファミリア』の幹部たちと、個人的には世界最強の冒険者の一人であるレ○ン先生と言う、『ドリームチーム』が結成されるものと思っていたのですが、実際には、そんなものじゃ無かったのです!」


メリーさん太「と、言うと?」




ちょい悪令嬢「オラ○オのすべてのファミリアの冒険者はもちろん、更には『学区』の学生までも、全員招集されたのです!」




メリーさん太「──はあああああああああああ⁉ そんな馬鹿な!」




ちょい悪令嬢「うん、その気持ちは良くわかりますが、一応『どうしてですか?』と伺いましょうか」




メリーさん太「まず、そんなことを冒険者や学生の全員に強制して、素直に従わせることができるのか? そもそも数が多ければいいと言うものでは無く、一度に大勢を閉鎖空間であるダンジョンにぶち込むと、収拾がつかなくなるんじゃないのか? 特に軍隊運用の基本中の基本である、そんなに大勢の人員の食糧等の兵站はどう間に合わせるのか? そんなに大勢の人員をどう完璧にコントロールするのか? すべてのファミリアと言うことで、『ガネ○シャ・ファミリア』も動員するのなら、作戦中のオラ○オ内の治安維持はどうするのか? 同様に、オラ○オの『戦力』である冒険者を全員徴用してしまうのなら、外国勢力の武力侵攻等にどう対処するのか?──等々、枚挙にいとまが有りゃしないがな」




ちょい悪令嬢「あ、いろいろ挙げてもらって恐縮ですが、『ネタバレ』になりますので、いちいちお答えできませんよ?」




メリーさん太「──おまえええええええええええええええ!!!」




ちょい悪令嬢「まあ詳しくは述べられませんけど、『全体的な回答』ならできます」


メリーさん太「は?」




ちょい悪令嬢「まず、実際に事件の現場の『60階層』に向かうのは、大方の予想通り、ベ○君とフレ○ヤ・ファミリアの幹部とレ○ン先生と言う、いわゆる『少数精鋭』だけで、そもそも『ヴ○レン何某さんが穢れた精霊に完全に取り込まれる』までに、救出を完了しなければならないと言う、『タイムリミット』が有るので、作戦期間自体が文字通り『一両日以内』に限られているわけで、この二つの点を勘案すれば、メリーさんのご疑問はあらかた解消されるでしょう」




メリーさん太「……なるほど、オラ○オの全人員投入と言っても、その大部分は『補助的作業』を行うだけだし、そもそも『短期決戦』なんだから、あたしの疑問点である、『強制徴用への拒否』や、『大勢の兵隊のコントロール』や、『兵站』や、都市の『治安維持&防衛』等々は、さほど問題にならないってことか」


ちょい悪令嬢「ご納得いただいたところで、これよりはいよいよ、最新刊における具体的な『見所』について、述べることにいたしましょう☆」


メリーさん太「──おおっ、待ってました!」




ちょい悪令嬢「まず何よりも『望外の喜び』そのものだったのが、本作の作者の『ゲキ推しキャラ』の一人である、『フレ○ヤ・ファミリア』随一の苦労人であり、アニメ化することで『超絶美少女』であることが世間に知られながらも、天才ヒーラーにして鬼軍曹でもあって、(お色気)サービス精神も旺盛と言う、作品きっての『属性てんこ盛り』ヒロインである、『満○す煤者達(アンドフリーム○ル)』のリーダー、ヘ○ズ=ベルベット嬢が、今回予想外の大活躍をしてくださると同時に、何とベ○君に対して、『ヤンデレ気味の執着心』を吐露なされたのでした♡♡♡」




メリーさん太「ええっ、ヘ○ズさんに、まだそんな活躍シーンが有ったのかよ⁉ しかもそれって、ベ○君に対する『ヒロイン宣言』にも等しいのでは⁉」


ちょい悪令嬢「アニメ化によって、人気が爆発しましたからね。それで無くとも、元々原作者様のお気に入りだったみたいだし」


メリーさん太「え、そうなの?」




ちょい悪令嬢「以前から、フレ○ヤ様に対する『狂神者』の筆頭で、あのヘ○ンさんですら手のひらの上で転がす『したたか者』って感じでしたが、実は何とフレ○ヤ様の『分身むすめ』と言う意味では、ヘ○ンさんと『表裏一体』の関係にあって、ベ○君に対する感情も、『愛憎相半ばする』と言った感じであることが、今回判明したのです!」




メリーさん太「──重い! 重すぎる! フレ○ヤファミリアの女性陣て、そんなのばっかりじゃんか⁉」




ちょい悪令嬢「せっかくの貴重な、『良識が有って恋愛感情抜きで親切にしてくれる美人のお姉さん』枠だったのに、並み居る凄腕の第一級冒険者たちさえも、退いてしまうような豹変をしてしまうとはw」


メリーさん太「……元々ヘ○ズさん推しで、『ヤンデレ上等☆』なうちの作者は、さぞや狂喜乱舞していることだろうなw」


ちょい悪令嬢「でもですねえ、ヘ○ズさんがそのように『拗れて』しまったのは、ベ○君のほうにも責任が有るのですよ」


メリーさん太「へ?」


ちょい悪令嬢「何とベ○君てば、今回限定とはいえ、文字通り『無敵モード』になりやがったのです!」


メリーさん太「──なッ⁉」




ちょい悪令嬢「全シリーズにおける最高傑作である【豊○の女神篇】において、『愛と豊穣の女神』であるフレ○ヤ様の、鉄壁の『魅了』の力に耐えきったベ○君には、『魅惑《ヴァナデ○ー》○抗(ス・テヴェレ)』と言う、『対魅了特化スキル』が発現して、魔術や呪術によって『魅了』を仕掛けられた場合、全能力値(アビリティ)が常時カンストして、体力や精神力や魔力量も常時MAX状態を維持し、更にはどのような攻撃を受けようとも、致死直前の状態から短時間で自動回復オート・ヒールし、永遠に疲れ知らずで普段よりも強大なる力を振るいながら、戦い続けることができるのです!」




メリーさん太「──ガチで、『無敵モード』じゃねえか⁉ いくら主人公とはいえ、そんなのアリか⁉」


ちょい悪令嬢「まあ、戦闘時において常に魅了を仕掛けられている状況なんて、今回のように特殊な場合のみですから、いつでも好きな時に『無敵モード』になれるわけじゃ無いですけどね」


メリーさん太「……それで、そんなベ○君のとんでもない新スキルが、ヘ○ズさんがヤンデレ化したことと、どう関係するって言うんだよ?」




ちょい悪令嬢「いいですか、この状態のベ○君て文字通りに、『敵を排除する勇士たる暴力』と、『死の淵から何度も蘇る不滅の光』を有していて、崇高なる主神フレ○ヤ様を守り、その寵愛を得ている至上の存在、『強靱○勇士(エインヘリ○ル)』そのものなんですよ? これってまさしく、ヘ○ズさんにとって、フレ○ヤ様の絶対的崇拝者として『欲しかったもの』を、すべて獲得しているも同然なのです☆」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「これほど彼女にとって、妬ましくて愛おしい存在は無いことでしょう」


メリーさん太「……た、確かに」




ちょい悪令嬢「とまあ、本作の作者の個人的な『最もお気に入りなシーン』は、ここに決定なのですが、もちろん他にも『目玉シーン』はたくさん有りますよ!」


メリーさん太「ほう、例えば?」




ちょい悪令嬢「こちらも個人的な『推しヒロイン』の一人である、テ○オナさんの救出シーンです!」




メリーさん太「──ああっ、そうだ、彼女も外伝のほうの『ソード・オラト○ア』の前巻のラストで、腕だか脚だかをもがれて生死不明の状態だったっけ⁉ やっぱり生きていたのか⁉」







(※次回に続きます)

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