第2214話、わたくし、今年度夏アニメ『私的覇権賞』&各『部門賞』、ついに決定ですの☆【前編】
ちょい悪令嬢「──近年希に見る大豊作だった『前期春アニメ』にも匹敵する、傑作&良作揃いで大いに盛り上がった『今年度夏アニメ』ですが、ついにこれまで本作の作者が推していた作品のすべてが、それぞれめでたく最終回を迎えましたので、今回は『私的覇権作品賞』及び、各種『優秀作品賞』に、その他『主演女優賞』や『助演男優賞』等々の、各賞を発表したいかと存じます☆」
メリーさん太「おおっ、ついにこの時が来たか⁉ 待ちかねたぞ!」
ちょい悪令嬢「今回も前置きは一切無しに、まずは各賞の発表から参りたいかと存じます!」
メリーさん太「う、うむ(ゴクリ)」
ちょい悪令嬢「──パンパカパーン!(……愛宕か?)
◎【トップ3】
○最優秀私的覇権賞、『Summer P○ckets』
○最優秀アオハル賞、『うたごえはミルフ○ーユ』
○最優秀アニメ版制作スタッフ賞、『タ○ピーの原罪』
◎【ジャンル別優秀作品賞】
○ダークファンタジー賞、『クレバ○スー魔○の王と赤子と屍の勇者ー』
○ジェンダーフリー賞、『その着せ替○人形は恋をする』
○なろう系なのにハーレム無しの硬派賞、『追○者食堂へようこそ!』
○賛否両論だけど、オチは秀逸で賞、『9ーnineー Rulers Cr○wn』
◎【十分楽しめたで賞】
『異世界黙示録マイノグ○ラ~破滅の文明で始める世界征服~』
『青○ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』
『盾の勇者○成り上がり』
『New PANTY&ST○CKING with GARTERBELT』
『怪○8号』
『ぷ○るはかわいいスライム』
『強くてニュ○サーガ』
『転生したら第七○子だったので、気ままに魔術を極めます』
『水属性の魔○使い』
『勇者パーティーを追放された白魔○師、Sランク冒険者に拾われる ~この白魔○師が規格外すぎる~』
『公女殿下の家○教師』
◎【各キャラクター賞】
○主演女優賞、『加藤う○』
○助演女優賞、
『繭○結』
『エ○フール姉妹』&『エ○ル』
『アト○エ』
○主演男優賞、『クレバ○ス(ク○ン)』
○助演男優賞、『五条新○』
○ジェンダーフリー賞、『姫野あ○ね』
◎【残念賞】
○実写系フェミ女脚本家はもうたくさん!賞、『Turk○y!』
○時間を返せ!賞、『神○市建設中。』
○ブーメランがぶっ刺さって、むしろおまえがノイズ賞、
『ぼ○ち・ざ・ろっく』&『前橋ウ○ッチーズ』の実写系フェミ女脚本家
──てな、感じですね☆」
メリーさん太「……うん、概ね妥当だけど、各賞の選考理由については、これから詳細に説明をしてくれるんだろうな?」
ちょい悪令嬢「もちろんです! まずはめでたくも、今年度夏アニメの『最優秀私的覇権賞』に輝いた、『サマ○ケ』こと『Summer P○ckets』についてですが、これは何度も当座談会で語り尽くしたように、前期春アニメとしてスタートして、丸々二クール分も費やして、じっくりと重厚なる物語を描ききったことを始めとして、何と言っても本作の作者の大好物の『サマードリーム』モノであり、『ファンタジー』や『ホラー』の皮を被った『本格的SF』でもあって、しかも数々の謎がちりばめられた『ミステリィ』テイストすらも加味されていると言う、多彩なる魅力に満ちあふれていて、様々なジャンルの愛好家を呼び込んだことは特筆に値し、中でも『ギャルゲ嫌い』を常日頃から公言していた本作の作者をも、完全に魅了した力業には、最大限の賛辞を送りたいかと存じます♡」
メリーさん太「──手放しの大絶賛じゃ無いか⁉ さすがは『夏アニメ覇権作』!」
ちょい悪令嬢「しかも『サマ○ケ』と言えば、何よりも魅力的な『ヒロイン』たちですが、中でも本作の作者の大のお気に入りは、めでたくも『主演女優賞』を獲得した、加藤(鷹原)う○ちゃんです☆」
メリーさん太「結局、『ロリキャラ推し』かよ⁉」
ちょい悪令嬢「いえいえ、う○ちゃんは単なる『ロリキャラ』なんかじゃ無く、むしろ『サマ○ケ』アニメ版と言う作品そのものを、ありきたりな『ギャルゲ』なんかでは無くした、うちの作者にとっての最大の『功労者』なのですから♫」
メリーさん太「は?」
ちょい悪令嬢「『ギャルゲアニメ』の例に漏れず、前半部においては各ヒロインのシナリオルートを積み重ねていく、『オムニバス形式』と思わせておいて、後半部に突入するや、実はいかにも幼く『攻略対象外の妹分』と思われていたう○ちゃんが、『攻略ヒロイン』どころか『主人公』となり、何とこれまでのヒロインルートのすべてが、過去の時点に自分の精神のみを跳躍させることのできる、彼女の『ループの繰り返し』であることが発覚し、物語は一気に『ギャルゲの化けの皮』を剥がされて、本作の作者の大好物の『SF風味のサマードリーム』モノと一変したのでした☆」
メリーさん太「──ッ」
ちょい悪令嬢「しかも時間遡行の目的が、自分を出産するとともに身罷った、過去の母親と『親子として夏休みを過ごすこと』であって、究極的には、母親を『不幸な未来の運命』から解き放つために、自分自身の存在そのものが消滅することを知りながら、母親が『鳴瀬家の呪いの力』に目覚めるのを阻止すると言う、『自己犠牲精神』に満ちあふれた『切なさ』全開のストーリー展開は、かの名作『幸福な王子』を思い起こさせて、涙無しには見ることはできませんでした!」
メリーさん太「──聞けば聞くほど、『超感動作』じゃねえか⁉ これに文句をつけているのが、よりによって『原作ゲーム勢』なのが、信じられないぜ!」
ちょい悪令嬢「あいつらって、もはや手遅れの『ギャルゲ脳』だから、後半に突入してからの『親子の愛情物語』などと言った、ヒューマン路線にはついていけないのですよwww」
メリーさん太「おっと、何だか『愚痴っぽく』なってきたから、そろそろ別の作品に話を移すことにしようぜ!(汗)」
ちょい悪令嬢「最優秀アオハル賞の『うたごえはミルフ○ーユ』と、『最優秀アニメ版制作スタッフ賞』の『タ○ピーの原罪』は、前々から申しておりますが、『最優秀私的覇権賞』の『サマ○ケ』と同格であり、ある意味今期は『覇権作が三つも有る』と言っても過言ではありません。まず『うた○ル』については、『当たり前のことを当たり前にやる』ことによって、あれだけ魅力的な作品を実現したことは、すべてのアニメ制作者が見習うべきで、本作の作者のイチ推し作品である『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』と比べると、どうしても『こぢんまり』しているものの、いい意味で『同じ方向性を目指して』いて、けして『劣化コピー』なんかでは無い『同傾向の作品』が、こんなに早く現れてくれて、感無量でございます♫」
メリーさん太「まったくノーマークだったところに、『サマ○ケ』とはまた違った意味で、本作の作者の『大好物』な作品が現れたものだから、文字通り『望外の喜び』だったよな」
ちょい悪令嬢「次に『タ○ピーの原罪』についてですが、以前も申しましたように、元々原作漫画版自体が賛否両論で扱いが難しく、『アニメ化は相当困難』と思われていたところ、作画面においても、キャラ描写においても、脚本構成においても、最も肝心な演出においても、原作漫画版の魅力を余すところなく再現するのみならず、『アニメとしての面白さ』のほうもちゃんと実現してくれると言う、まさに『100点満点中の200点』とも言い得る出来で、作品としては『覇権賞』である『サマ○ケ』と同格と見なすとともに、アニメ版制作スタッフの皆様には、惜しみない拍手を送りたいかと存じます!」
メリーさん太「ホント、よくあの作品をアニメ化できたよな? しかも原作のテイストを失わずに、アニメとしても上々の出来ってのが、凄いよな☆」
(※次回に続きます)




