第2213話、わたくし、他人の目を気にするよりも、自分の人生を楽しむべきだと思いますの♡
ちょい悪令嬢「──いやあ、さすがは矢○永吉さん、日本を代表するロック界のレジェンドですね。相変わらず『人生の格言』については、右に出る者がおりませんわ♡」
メリーさん太「……何だ、今回もまた、矢○さんの話題なのか? うちの作者って、まだニューアルバムは購入していなかったのでは?」
ちょい悪令嬢「矢○さん御自身と言うよりも、以前の『わたくし、すべての人間が『バイセクシャル』になると、差別の無い理想郷になると断言いたしますの☆』【前後編】の、補足みたいなものですね」
メリーさん太「──何で⁉ 矢○さんと『ポリコレ問題』とに、一体何の関係が⁉」
ちょい悪令嬢「ほら、現在『SNS上における誹謗中傷』について、多数の芸能人を交えて、問題になっているじゃないですか?」
メリーさん太「え、あれに矢○さんまで参戦したの? 大丈夫? イメージダウンにならない?」
ちょい悪令嬢「そこはさすがは矢○さん、一味も二味も違うんですよ」
メリーさん太「ほう」
ちょい悪令嬢「まず、SNS上で不満を募らせている人々──特に若者について、ある程度の理解を示しているのです」
メリーさん太「ほうほう」
ちょい悪令嬢「今の世の中に対して不満を抱いているのも、理解できるし、そのはけ口が有るのなら、つい愚痴ってしまうのも仕方ないとか」
メリーさん太「ほうほうほう」
ちょい悪令嬢「しかもその『原因』と『解決策』についても、的確なんですよ」
メリーさん太「え、そんなのがわかるのか?」
ちょい悪令嬢「現代はむしろ『豊か』過ぎて、しかもSNS等の『情報』があふれ過ぎていて、逆に『本気で熱中できるもの』が見えなくなっているからこそ、特に未来の有る若者たちがくすぶっているんですって」
メリーさん太「おお、確かに」
ちょい悪令嬢「その解決方法としては、ただ一言、『楽しめ』と」
メリーさん太「へ? それって、どういうこと?」
ちょい悪令嬢「こんな御時世だからこそ、逆に自分が熱中できるものを見つけることができれば、SNSで不満とか誹謗中傷とかを書き込んでる暇なんて、無くなるってことですよ。──もちろんそれは、何でもいいのです。オタク趣味そのまんまな、アニメ鑑賞&評論でも、Web小説作成でも、コスプレでもね」
メリーさん太「いやでも、むしろそれが見つからなかったり、見つけても努力が面倒くさかったりするから、大勢のやつらは楽して『承認欲求』が満たされる、SNS等に流れるんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「いえいえ、『好きこそ物の上手なれ』と言われるように、一度『これ』と言ったものさえ見つけることができれば、オタク気質の有る者ほど、『熱中』するものなのですよ」
メリーさん太「……『オタクと努力』って、一番対極的なもののように思われるんだけど?」
ちょい悪令嬢「それがそうとも言えないのですよ。何事も熱中してしまえば、努力自体も『楽しく』なるのです。本作の作者の体験談だと、たった16ページとはいえ、同人漫画を一本完成させた時の達成感は、これまで感じたことの無い『エクスタシー』すら感じましたわ♡」
メリーさん太「──それ程かよ⁉」
ちょい悪令嬢「それに実はこれこそは、自分の『アイデンティティ』に悩み続けている、『LGBT』の人たちにこそ、効果てきめんだったりするのです☆」
メリーさん太「へ?」
ちょい悪令嬢「ほら、本作の第2195話でご紹介したではないですか? 『その着せ替○人形は恋をする』と言う、某意識高い系のフェミ脚本家に言わせれば、『ノイズだらけのアニメ』の代表格そのまんまの作品の中で、自分の性別に悩んでいた少年が、姉に勧められるままに女装やコスプレに手を出したところ、『新たな自分』を見いだすとともに、『自分が男であること』を否定することなぞ必要無く、何よりも『自分らしく』生きていくべきことに気づいたでしょうが?」
メリーさん太「ああ、なるほど! 『トランスジェンダー』みたいに、自分の性別を否定するよりも、『コスプレ』とかを嗜んで、『ありのままの自分を肯定』したほうが、よほど人生を楽しめるってことか⁉」
ちょい悪令嬢「ねえ、結局人生なんて、『楽しんだほうが勝ち』でしょう?」
メリーさん太「……それは普通の若者だけじゃ無く、『トランスジェンダー』等の『性的マイノリティ』も、御同様ってわけか」
ちょい悪令嬢「これまで当座談会においては、『トランスジェンダー』に関してごちゃごちゃ申して参りましたが、この方向で論じると、話は簡単なんですよ」
メリーさん太「は? 今更になって、何を言い出すの? 『この方向』って、何のこと?」
ちょい悪令嬢「ぶっちゃけ、当人がどんなに悩んでいようと、他人からはどうでもいいのですよ。その人が『男』だろうが『女』だろうが『トランスジェンダー』だろうが、何も関係無いのです。──ですから、悩むだけ無駄だし、本当は男なのに女になろうとして、女装しようが何をしようが、あくまでも他人にとっては、無駄でしかないのですよ」
メリーさん太「本当にぶっちゃけやがった⁉ つまり、自分の『性別不合』で悩むのは、完全に無駄だと言いたいのか⁉」
ちょい悪令嬢「いえいえ、自分自身で悩まれるのは自由だし、女装をするのも勝手ですけど、だからと言って女湯や女子トイレに入ろうとするのは論外であり、学校や職場に女装していくのも、公私混同でしかないと言っているだけなのです。──よって、女装はあくまでも個人的に行うと同時に、いっそ『コスプレ』にまで発展させて、同好の士を募り、大きなイベント等で好きなだけ女装したりコスプレしたりして、大いに『楽しみ』、『新しい自分』を発見したり、『自分らしさ』と言うものを再確認すればいいのですよ」
メリーさん太「なるほど、他人の目に関しても、自分自身の問題としても、『ネガティブ』に捉えるのでは無く、むしろ『肯定的』に捉えて、自分の悩みすらも、『楽しんで』行こうってわけか?」
ちょい悪令嬢「そうです、わざわざ『トランスジェンダー宣言』なんかして、自分の人生を『生きづらく』する必要は無く、もはや自分が男であるか女であるかなんてどうでもいいって感じで、『コスプレ』なんかしてはっちゃければいいのですよ」
メリーさん太「『コスプレ』やるのに、性別なんか関係無いからな」
ちょい悪令嬢「それは実社会でも同様で、ナンパ目的でも無かったら、普通の日常的場面では、相手の性別なんて、それ程重要視しませんよ」
メリーさん太「……と言うことは、根本的問題としての、『男女差別』についても、同じことなわけなのか?」
ちょい悪令嬢「もちろんですよ、良く『男女差別』の代表例として、『国会議員の議席』とか『大学教授の男女比』とかが挙げられますが、別に男だからって理由で、国会議員や大学教授に選ばれているのでは無く、あくまでも個々人の『能力』や『人となり』を判断基準にしているのです」
メリーさん太「まあ、そりゃそうだろうな」
ちょい悪令嬢「それなのに、『男か女か』をすべての物差しにして、殊更『差別は存在する!』なんてわめき散らすのは、エネルギーの無駄でしかないのです」
メリーさん太「いや、『男女差別』がまったく無いなんてことは無いだろ⁉」
ちょい悪令嬢「誰がそんなことを言いましたか? むしろ差別なんて、無限に有りますよ」
メリーさん太「は?」
ちょい悪令嬢「学歴差別に、家柄差別に、出身地差別に、貧富差別等々、数え上げればきりがありませんよ。だけどそんなことを気にしていても始まりません。何としても他人に認められようと思えば、常に努力を怠らずに、『自分らしさ』を磨いていくしかないのです。『私は女だから』とか、『男として自信が無い』とか、『親が貧乏だから』とか、ごちゃごちゃ言っている暇なんて無いのです!」
メリーさん太「た、確かに……」
ちょい悪令嬢「そのためにも、性別すら超えた『基本属性』において、人は皆『平等に同じ』で無くてはならないのです」
メリーさん太「性別すら超えた属性って、何だよ⁉」
ちょい悪令嬢「もちろん、人類は皆、『バイセクシャル』の可能性を秘めていることですよ☆」
メリーさん太「──結局、それか⁉」
ちょい悪令嬢「そりゃそうでしょう、何せ『バイセクシャル』と言うことは、『同性愛者』(である可能性も有る)と言うことにもなりますから、いかなる言動も、『お仲間』である『LGBT』に対する、『差別』では無くなりますからね」
メリーさん太「何を言っても『LGBT』どもから『差別』扱いされるのなら、いっそ自分も『差別される側』に回ればいいと言うわけか⁉ ホントうちの作者って、『鬼謀的策士』だよな⁉」
ちょい悪令嬢「何度も申しますが、平穏が保たれている状況なのに、いきなり『LGBT』とか『フェミニズム』とか『夫婦別姓』とかを、ぶち込んでくるほうが、むしろ『新たなる差別』をつくっているようなものですからね。そんなもの『全人類バイセクシャル化』によって、完全に黙殺すればいいのですよ」
メリーさん太「……しかし、それこそ矢○永吉さんやイチ○ーさんに、『実はあなたもバイセクシャルなのですよ』とか言ったら、びっくり仰天するだろうな」
ちょい悪令嬢「いえいえ、きっとあの方たちだったら、『バイセクシャル』であることも、『楽しめる』んじゃ無いですか? この複雑怪奇で差別ばかりの世の中で大成できる人って、どんな状況でも楽しめなきゃ、やっていけませんからね♡」




