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第2196話、わたくし、今期夏アニメ『私的覇権レース』ラストスパートですの☆(その3)

ちょい悪令嬢「──うおおおおおおおお!」


メリーさん太「──うおおおおおおおお!」


ちょい悪令嬢「──うおおおおおおおおおおおおおおおお‼」


メリーさん太「──うおおおおおおおおおおおおおおおお‼」




ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」




ちょい悪令嬢「──皆さーん! 全世界50億以上(推定)の、『K○y制作ギャルゲのアニメ版』の、ファンの皆さーん!」


メリーさん太「特に今期夏アニメにおける最大の注目作である、『Summer P○ckets』を、今回アニメ版で初めて見たと言う、本作の作者と同じく『新参ニューカマー』の皆さーん!」




ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──超『朗報』ですよおおお!!!」」




ちょい悪令嬢「今回からの『新OP』についてなのですが、本作の作者がかねてより予想していた通り、全世界の『サマ○ケ』ファン──否、『加藤う○』ちゃんファン大歓喜の、刮目すべき変更が加えられておりましたよ!」


メリーさん太「『……どこが新OPなんだ? これまでと変わらないじゃ無いか』とおっしゃる方は、既に『ア○マTV』様等で公開されている配信動画を繰り返し再生して、ようく確認してみてください!」


ちょい悪令嬢「SNS上や各種まとめサイトにおいても、既に『比較動画』が上げられているので、それをご覧になれば一発で違いがわかりますよ!」




ちょい悪令嬢&メリーさん太「「──そう、これまでのOPでは、う○ちゃんの姿だけ水面に映っていなかった、どこか不穏で儚げなラストシーンにおいて、今回はちゃんと、彼女の姿が水面に映っていたのです!!!」」




メリーさん太「……なんか他のファンの皆さんは、別の変更点ばかりに目が行って、この『最重要変更点』にまったく気がついていないようだけど、それで本当に『K○yゲーム愛好家』を名乗ることができるのかよ?」




ちょい悪令嬢「確かに他の変更点も、大事と言えば大事ですけど、そんなもの瑣末なことに過ぎず、この新OPが一体何を伝えようとしているのかを、全然わかっていないのは、同じファンとして嘆かわしい限りでございます」




メリーさん太「それと言うのも、実は今までのOPのほうも、下手したら『AL○A編』のネタバレそのまんまと言うほどの、重要な意味が有りながらも、このシーンこそが作品の方向性を左右しかねないので、あえてそうせざるを得なかったんだしな」


ちょい悪令嬢「あのOPが初公開された際には、ネット中が大騒ぎとなったのは、記憶に新しいところですわ」


メリーさん太「何せ『AL○A編』からの真の『メインヒロイン』と目されていたう○ちゃんが、OPでいきなりあんなことになるなんて、『まさかう○ちゃん、消滅する運命なのか?』とか、『元々幽霊だから、水面に映らないのでは?』とか、とんでもない考察が飛び交ったよな」


ちょい悪令嬢「まあ原作ゲーム履修勢としては、納得の描写なんですけどね」


メリーさん太「でも、むちゃくちゃ切なくてむちゃくちゃ絶望的な、とても『ギャルゲ原作アニメ』における、『モブのロリキャラ』に対する仕打ちじゃ無いよな?」


ちょい悪令嬢「つ・ま・り、『サマ○ケ』アニメ版は、単なる『ギャルゲ原作アニメ』では無かったし、う○ちゃん自身も、単なる『モブのロリキャラ』なんかじゃ無かったと言うことですよ」


メリーさん太「と、言うと?」




ちょい悪令嬢「既にあの時点で、う○ちゃんが『魔法少女ま○か☆マギカ』におけるほ○らちゃん同様に、『時間遡行者』と言うことがわかっていましたからね。言うなれば彼女は、『AL○A編』にとっては──特に、過去の羽○里君とし○はちゃんにとっては、『ここにいてはいけない存在』であることを、あのOPのラストは象徴メタファしていたわけなのですよ」




メリーさん太「──ッ」




ちょい悪令嬢「それなのに、新OPにおいては、わざわざう○ちゃんの姿が水面に映るように変更したのは、最終章である『P○cket編』においては──すなわち、物語の『最終結論』としては、う○ちゃんは、作品そのものにとっても、未来の両親である羽○里君とし○はちゃんにとっても、『ここにいてもいい存在』となったことの、証しなのですわ♡」




メリーさん太「──おお、そうか! そういうことか‼ あの変更には、そう言う意味が込められていたのか!!!」




ちょい悪令嬢「これって、う○ちゃんたち『親子』が『ハッピーエンド』を迎えることができるのが、既に約束されているようなものなのですよ♫」




メリーさん太「……なるほど、この『約束されたハッピーエンド』が有ったからこそ、『AL○A編』のOPでは、あえてう○ちゃんの姿を水面に映らないようにしたわけなんだな?」




ちょい悪令嬢「そう言った細やかな伏線をちりばめておいて、最後にこうして回収するとともに、視聴者にむちゃくちゃ感動させることができるなんて、今回の『サマ○ケ』アニメ版制作スタッフの皆様って、原作ゲーム版への愛が有るのはもちろん、アニメ演出技術のほども、まさしく最高レベルであられると申しても過言ではありませんわね」




メリーさん太「その点に関しては、下手するとアニメ版『タ○ピーの原罪』のスタッフ様とも、匹敵するかもな」


ちょい悪令嬢「元々原作ゲーム版からして、ストーリーもキャラ設定も素晴らしいのに、アニメ化に当たっての本編演出どころか、OPのギミックまで最高なんて、もはやこの時点で、今期夏アニメの『私的覇権賞』決定ですわ!」


メリーさん太「……これまでは、『漫画やラノベやゲームをアニメ化する技術』に関しては、文句なしに『タ○ピーの原罪』が最高だと目していたけど、下手するとこの【部門賞】まで、『サマ○ケ』がかっさらいそうだぜ」


ちょい悪令嬢「いやはや、終盤に来てはっきりしましたが、今期夏アニメは、あの『大豊作』と謳われた前期春アニメに勝るとも劣らない、『超大豊作』でしたわね♫」


メリーさん太「この座談会においても、これまで全然注目していなかった、『その着せ替○人形は恋をする』や『ぷ○るはかわいいスライム』や『青春ブ○野郎シリーズ』等々が、いきなり頭角を現したかと思ったら、あたかも覇権を獲らんとするかのように、猛然と追い上げてきたからな」


ちょい悪令嬢「……低年齢層向けの『コロコ○原作』だと侮っていた『ぷ○る』が、ついに『光○死んだ夏』の本性を現して、ラストにはコタ○ー君とガチの口づけを交わして、日曜の夕方5時にお子さんと一緒に視聴していた親御さんたちを、びっくり仰天させましたしね」


メリーさん太「──いや、あんたが何を言っているのか、全然わからないよ⁉」


ちょい悪令嬢「論より証拠に、配信動画を見てください」


メリーさん太「……ホントだ、『光○死んだ夏』そのまんまだ。しかもぷ○るちゃんってば超絶美少女となって、あいつらしくない妖艶な笑みを浮かべながら、自らコタ○ー君とキスをしやがっただとお⁉」


ちょい悪令嬢「これで親御さんも、すっかり『ぷ○る』のファンですわね♡」


メリーさん太「──むしろ、お子様に視聴禁止するのでは⁉」


ちょい悪令嬢「『着○恋』のほうも、久方振りにジュジ○様姉妹が登場して、ロリコンどもが大歓喜ですしね☆」


メリーさん太「ジュジ○様は、『ロリキャラ』じゃ無いんじゃ無かったのかよ⁉」


ちょい悪令嬢「妹さんの心○ちゃんは、なぜか『声変わり』してしまったために、『男の』疑惑が有るそうですよ?」


メリーさん太「それは、当時駆け出しの新人だった『中の人』の羊○妃那さんが、その後主役級を含む数々のキャラを演じてきたので、単に元の声質とは変わってしまっただけじゃ無いのか?」


ちょい悪令嬢「だったらメリーさんとしては、『男の』と、『ララ○さん』と、『小○内さん』とでは、誰を妹にしたいでしょうか? わたくしなら『男の』一択ですけどねw」


メリーさん太「──その選択肢は、卑怯だろうが⁉ 攻めて『高○燈』ちゃんか『山田杏○』ちゃんを入れろよな⁉」




ちょい悪令嬢「冗談はさておき、『サマ○ケ』最終章『P○cket編』におきましては、もちろんOPだけでは無く本編自体も、いよいよ佳境に差しかかり、むちゃくちゃ面白くなっていますので、少しでも興味がお有りの方は、今からでも遅くは有りませんから、是非一度ご覧になってくださいませ☆」

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