表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2187/2226

第2187話、わたくし、『同性婚』や『LGBT保護』はむしろ、純粋で善良なる『同性愛者』にこそ、『害悪』だと断言しますの★【解説編】

メリーさん太「──おいッ! 前回の内容は、一体何なんだ⁉ いくら何でも『デンジャラス』過ぎるだろ⁉」


ちょい悪令嬢「何言っているんですか、このまま『圧倒的少数派』の要望をゴリ押しして、『同性婚』や『LGBTの完全保護』が実施されることになれば、普通の性的嗜好の男女はもちろん、純粋で善良なる同性愛者にとっても、『地獄の結婚生活』になってしまいかねないのですよ」


メリーさん太「はあ?」




ちょい悪令嬢「至極簡潔に申しますと、近い将来の日本においては、結婚するまでは相手の肉体的『性別』を知ることができなくなり、万一自分の意に添わない結果となっても、それを理由に離婚することすらも、絶対に許されなくなるのです」




メリーさん太「──なッ⁉ そんな馬鹿な!」




ちょい悪令嬢「だってそうでしょ? 『LGBT』に該当する者を完全に法的に保護するようになれば、生物学的に男性であろうとも、自分で勝手に『女性』であることを宣言するだけで、昔みたいに『男性のシンボル』を切除する必要も無く、完全に『女性』として扱われて、女湯だろうが女性更衣室だろうが入り放題となり、あまつさえ正真正銘男性である相手と、『同性婚』ならぬ旧来の『異性婚』すらできるようになるのですよ」




メリーさん太「──うぐぅッ⁉」




ちょい悪令嬢「それに現在の高度に洗練化された化粧技術や、補整下着を始めとする女装技術を駆使することによって、元々中性的な男性なら、実際に裸を見せない限りは、自分のことを完全に『女性』だと思い込ませて、しかもいかにも『貞淑な乙女』を演じて、『……結婚するまでは清く正しい関係でいましょう♡』などと言いくるめて、いざ結婚して初夜に及ぶや本性を現して、自分の『花婿』をバックから貪るように蹂躙したりしてね★」




メリーさん太「──いやいやいや、おまえのほうが『攻め』だったんかい⁉」




ちょい悪令嬢「もちろんノンケの男性のほうは堪ったものでは無く、すぐさま離婚しようとしたり、場合によっては裁判沙汰にしようとするでしょうが、それはけして叶いません。──なぜなら、『LGBT』の対象者が完全に保護される時代になってしまえば、相手が生物学的に男性である『トランス女性』だからと言って、それを理由に『離婚』しようとするのは、『差別』に他ならず、しかもそもそも相手が『LGBT』であることを、たとえ『夫婦』の間柄であろうが『アウティング』すること自体、絶対に許されないのだから、離婚を主張することも、裁判を起こすことすらも、完全に不可能なのです」




メリーさん太「そんな⁉ それって完全に『八方塞がり』じゃんか⁉ 『LGBTが完全に保護される世界』って、『地獄』そのものなのでは⁉」




ちょい悪令嬢「ここで誤解してもらっては困るのですが、何も『LGBT』側が絶対に『悪』であり『加害者』になり得るなどと、決めつけているわけでは無く、むしろ『逆』に、ノンケの人間が『加害者』となり、『LGBT』側が『被害者』となるケースだって、十分に考えられるのです」


メリーさん太「へ?……………………ああっ! まさに、前回取り上げたようなケースか⁉」




ちょい悪令嬢「そうです、今例に取り上げた『加害者』である、『女装が完璧な生物学的に男のトランス女』が、本当は『ノンケ』である場合は、当然その『標的ターゲット』は女性と言うことになり、しかも加害者側がカミングアウトしていない場合は、客観的には普通の『同性婚』となりますので、その相手の女性は『LGBT』で言うところの『レズビアン』と言うことになります」




メリーさん太「──『ポリコレカードバトル』的に情報量が多過ぎて、処理が追いつかないよ! なに、『トランス女』が『レズビアン』と『同性婚』するって、もう一周回って、生物学的な『男と女』が、普通に『結婚』しているだけじゃ無いの⁉」




ちょい悪令嬢「いえいえ、その自称『トランス女』にとっては、『レズビアンの女性と同性婚する』ことにこそ、意味が有るのです!」


メリーさん太「何で⁉」


ちょい悪令嬢「いわゆる『百合の間に挟まりたい男』と呼ばれる、『ロリコン』同様に、けして認められることのない、『裏のLGBT』の該当者だからです」




メリーさん太「『裏のLGBT』って、またすげえ『パワーワード』が出てきたな⁉ そもそも『LGBT』自体が、『裏』のようなものじゃ無いのか⁉」




ちょい悪令嬢「今『LGBT』業界(?)においては、もはや普通の常識では考えられないほどの、『性癖の万国博覧会』状態となっておりますものの、そんな常軌を逸した『クレイジーワールド』においても、けして認められない『性癖』が存在しているのです」


メリーさん太「……例えば、『小児性愛者ペドフィリア』とか、『屍姦愛好者ネクロフィリア』とか、『獣姦愛好家ズーフィリア』とかか?」


ちょい悪令嬢「そう言った社会通念上、とても認められないものの他に、そもそも『LGBT』自体を阻害しかねない性癖も、けして認めるわけにはいかないでしょう」


メリーさん太「ああ、それが『百合の間に挟まりたい男』のことか?」


ちょい悪令嬢「『レズビアンの女性しか性欲の対象にできない』と言うと、一瞬『LGBT百貨店デパート』の品揃えに加えてもいいように思いそうになりますが、当のレズビアンの女性にとっては堪ったものでは無く、そもそもそんなものを認めてしまえば、『女性同士の性愛』自体の全否定にもなりかねないでしょう」


メリーさん太「な、なるほど」




ちょい悪令嬢「しかし前回詳しく述べたように、もしも近い将来『同性婚』が法制化された場合、一切カミングアウトすること無く完璧に女装をやりこなしている、トランス女と同性婚してしまったレズビアンの女性が、初夜において男の本性を剥き出しにして『レ○プ』そのままの性被害を被ろうとも、それを犯罪として訴えるどころか、離婚をすることすら不可能なのです」




メリーさん太「……ど、どうして?」




ちょい悪令嬢「何せ『LGBT』の概念上、『レズビアンのトランス女』はその存在をしっかりと認められていますからね。しかも本人がカミングアウトしない限りは、その秘密は絶対に守られるので、結婚後に事実を知ったからと言って、それを理由に離婚を申し立てようものなら、自分もレズビアンでありながら、『レズビアン』や『トランス』に対する『差別行為』として、離婚が成立するどころか、『LGBT完全保護法』違反として、処罰されたり罰金を取られたりしかねないのです」




メリーさん太「ええっ、騙したほうが──実質上、『レ○プ犯』のほうが、法律で守られるわけ⁉」




ちょい悪令嬢「それどころではありません、そもそも相手が『トランス女』であること自体を、本人の許可無く、警察や裁判所すら含む、第三者にバラすことそのものが、重大なる『アウティング』行為と見なされて、処罰されたり罰金を取られたりしかねないのです」




メリーさん太「──結局こっちも八方塞がりじゃん⁉ なに⁉ 『自称トランス女』に騙されて一度正式に結婚してしまえば、本物のレズビアンの女性のほうは、望みもしない男性相手の『夫婦生活』を、一生強制され続けるわけ⁉」




ちょい悪令嬢「ですので、たとえ自分自身『同性愛者』等の『LGBT』該当者であろうと、一部の活動家による扇動工作に安易に乗せられて、自ら性急なる『LGBTの保護』や『同性婚容認』の成立を促して、取り返しのつかない状況に陥らないよう、『警鐘』を鳴らしているわけなのですよ。──『LGBT』がそうであるように、人の性的欲望には限りはございません。中には『ノンケの男を狙う同性愛者』や『レズビアンを狙うノンケの男』などと言った、相手の性癖をガン無視して己の欲望のみを叶えようとする、『歪んだ性癖の持ち主』も存在するのです。そんな慮外者の暴挙をけして許さないためにも、『普通とは異なる性癖』の社会的受容には慎重を期すべきであり、一度箍を外してしまえば二度と後戻りはできず、その際に『被害者』となるのは、他ならぬ『LGBT』の当事者かも知れないのです★」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ