第2180話、わたくし、今期夏アニメ、いよいよ本番突入ですの☆(その38)
ちょい悪令嬢「ウタああああああああああああああ──」
メリーさん太「クマああああああああああああああ──」
ちょい悪令嬢&メリーさん太「「アラあああああああああああああシ!!!」」
ちょい悪令嬢「さて今回も、アニメ界に『透明な革命の嵐』を巻き起こす、革新的リアル系百合アニメ、『ウタ熊嵐』こと『うたごえはミルフ○ーユ』最新話の、詳細解説を行いますよ!」
メリーさん太「御本家の『ユ○熊嵐』のほうは、『俺は、新時代の百合アニメをつくってみせる!』と息巻いたはいいが、いつもの幾○邦彦作品の例に漏れず、内容が難解過ぎたせいで、基本的に思考が単純な『百合厨』たちの共感を得ることができず、『知る人ぞ知る作品』のレベルで落ち着いてしまったけど、それに比べて『ウタ熊嵐』は違いますよね⁉」
ちょい悪令嬢「もうね、『百合』と言うよりも、めちゃくちゃ『リアル』な『ボッチ』の女の子同士の『友情物語』って感じで、ガチで刺さりましたわ♫」
メリーさん太「……何かさあ、今期夏アニメにおける某『百合系目玉作品』もそうだったけど、中学生まで『ボッチ』だった女の子が、高校デビューした途端、男女を問わずクラスの最上級『カースト』のやつらから、モテモテになるはず無いんだよな」
ちょい悪令嬢「いくらそうしないと話が始まらないとはいえ、あまりにワンパターン過ぎると、もうその時点でその作品を見ようと言う気が失せますよね」
メリーさん太「『百合作家』を自認しているうちの作者が、例の某『百合アニメ』について、一度も言及しないのも、そのせいなんだよな」
ちょい悪令嬢「あんな美少女で、しかも『女慣れ(?)』しているのなら、むしろ中学時代も『モテモテゆりゆり』で無いとおかしいでしょう」
メリーさん太「その点、『ウタ熊嵐』のほうはいいよな、『百合』と言うよりも『ボッチ同士の友情』を、非常にリアルに描いていて、好感度マックスだぜ!」
ちょい悪令嬢「そもそも真のボッチであれば、少々の『成功体験』で図に乗ったりしないんですよね。『……自分なんかが天狗になったら、生意気だと思われて、むしろ嫌われてしまう』とか言った、『自虐的思考』に染まりきっていますからw」
メリーさん太「せっかくの夏祭りを初めてできた友達と行くのにも、両方共に『普段着』であるところなんか、制作陣としては『芸が細かい』よな」
ちょい悪令嬢「その理由が、『私みたいなのが浴衣を着ていると、調子こいているように見えるから』と言う、『被害妄想』はスタンダードとして、そんな『ボッチ理論』は当然両者共弁えているから、実際に普段着で来たものの、実はそこには『もしも片方だけ浴衣を着ていたら、あいつら実は仲が悪いのかと、思われるのが嫌だから』と言う、『ボッチならではの拗れっぷり』を、さも『当然の理論』みたいに、二人で口を揃えて言い出すところで、もう駄目でした★」
メリーさん太「……ホント、どこまで『自虐的』なんだ、あの二人ってば」
ちょい悪令嬢「──でもね、むしろそこがいいんですよ、『百合ウオッチャー』としては!」
メリーさん太「うんうん、わかるわかる♫」
ちょい悪令嬢「もちろん本人同士は恋愛感情なんか無く、『百合』と言うよりもただの『友情』に過ぎないのですが、まるで小動物同士のじゃれないみたいに、ボッチ同士が友情と相互理解を深めていく様は、むちゃくちゃ微笑ましくていいんですよね♡」
メリーさん太「『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』で言えば、高松と○りちゃんが二人いるようなものだよな」
ちょい悪令嬢「──おおっ、それってマジで『言い得て妙』ですわね、ナイス!」
メリーさん太「つまり『うた○ル』においても『MyG○』同様に、明確に『百合』と言うわけでは無く、一応『友情の延長線上』と見なすべきだろうな」
ちょい悪令嬢「……第三者に『共依存』の関係にあることを見抜かれた、上級生組は?」
メリーさん太「あの方たちは、『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』の領分と言うことでw」
ちょい悪令嬢「──と言うことは、『ガチ百合嵐』的な展開も有り得るってことでは⁉ 例えば、○歌ちゃんとお姉さんの『愛憎』入り乱れた、『姉妹百合』とかね♫」
メリーさん太「あんた、そればっかりだな⁉ そんなに好きなのか、『姉妹百合』⁉」
ちょい悪令嬢「お姉さんのほうはその気なのに、妹のほうは他の女性が好きなパターンとか、大好物です!」
メリーさん太「──あんたも拗れてるな⁉」
ちょい悪令嬢「まあ、冗談はその辺にして、『うた○ル』最新話は、やはり熊○ちゃんの『覚醒』が見物だったですわね」
メリーさん太「ああ、あのトレードマークの『目隠れ』をやめて前髪を上げて、完璧な『美少女』に変身して、宮崎ウ○ルちゃんに直談判しに行ったシーンか?」
ちょい悪令嬢「これまで『コンプレックス』を拗らせて、なるべく他者と交わろうとしなかった熊○ちゃんが、むしろ自分から積極的に関わろうとしているのだから、並々ならぬ『決意』のもとでの行動でしょうね」
メリーさん太「これが本当の、『ボッチの覚醒』シーンだよな。安易な『なし崩し的な高校デビュー』しか描けないクリエーターの皆様には、是非見習って欲しいものだわ」
ちょい悪令嬢「その点については、『MyG○』が先鞭をつけてくれたんですけどね」
メリーさん太「いいところは存分に見習えばいいし、後は『方向性の違い』を明確にすればいいだけだしな」
ちょい悪令嬢「──とまあ、前回に引き続いての『うたごえはミルフ○ーユ』の、最新第7話に対する考察も一段落ついたことですし、ここからは『告知』を行いたいかと存じます!」
メリーさん太「全世界50億(推定)の『百合アニメファン』の方におかれましては、もうご存じかと思いますが、現在動画サイトの『ア○マTV』様において、かの知る人ぞ知るカルト的百合アニメである『ユ○熊嵐』が、全話一挙無料公開されております!」
ちょい悪令嬢「この作品が無料配信されるのは、非常に珍しいことなので、『百合アニメファン』なのに未見の方は、是非とも必見ですよ!」
メリーさん太「既にご覧の方も、内容が非常に難解だったために、今一つ楽しめなかったと言う意見も少なく無いでしょうが、この機会に見直すことで、理解を深められるかも知れませんので、よろしければどうぞご視聴のほどを!」
ちょい悪令嬢「実はうちの作者も、今回が初視聴なんですよ」
メリーさん太「ええっ、あいつ自分自身『百合作家』のくせに、『ユ○熊嵐』を見たこと無かったのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「さっきから申しているように、かの鬼才幾○邦彦監督の作品の中でも、カルト中のカルトですし、そもそもこの七年の間だけでも、一度も無料配信されたことの無かったほどの、希少な作品ですからね。その存在自体は知っていたものの、実際に見る機会が無かったのですよ」
メリーさん太「同じ幾○監督のBL系カルトアニメの『さらざ○まい』のほうは、結構各動画サイト様で無料配信されているのにな」
ちょい悪令嬢「まあとにかく、このような機会を与えてくださった『ア○マTV』様に、心から感謝しながら、幾○風『革新的百合アニメ』を、存分に堪能しようじゃありませんか! がうがう♡」
メリーさん太「……何か聞くところによると、こうしていきなり『全話無料配信』が始まったのも、【続編】の制作が予定されているからとかの、情報も有るらしいぞ?」
ちょい悪令嬢「──ええっ、初耳なんですけど、それがホントなら、うちの作者大歓喜ですわ!」