第2174話、わたくし、今期夏アニメ、いよいよ本番突入ですの☆(その32)
ちょい悪令嬢「──うわあああああああ! 駄目だ! うちの作者は到底、『声オタ』にはなれねえ! またしても、『雨○天トラップ』に引っかかってしまった!」
メリーさん太「……は? な、何だよ、『雨○天トラップ』って? それに『声オタになれない』って、一体何がどうしたんだ?」
ちょい悪令嬢「以前お伝えしように、うちの作者ってば今更になって、『青春ブ○野郎シリーズ』にハマってしまって、丁度『ア○マTV』様で全話一挙無料配信を行ってくださっている、今期夏アニメの最新作の『青春ブ○野郎はサンタクロースの夢を見ない』の第1話から見ていたら、主人公の『青春ブ○野郎』こと梓川咲○君の大学での同級生であり、アイドルグループの一番人気の子でもある、いかにもコミュ力抜群の陽キャの女子大生の広川卯○ちゃんが、まず最初の『エピソードヒロイン』として登場するのですが、いつも元気でキャピキャピしていて、まあ普通に『好感度抜群だなあ』と言った感想しか浮かばないまま、EDを見たのです」
メリーさん太「ふむふむ」
ちょい悪令嬢「──そう、EDを見るまでは、まったく気がつかなかったのです! 何と『中の人』が、雨○天さんだったことに!」
メリーさん太「まあた、そのパターンかよおおおおおおおおおおお⁉」
ちょい悪令嬢「いやだって、いかにも『今どきのティーンエイジャーの女の子』そのまんまのキャラだったんですよ⁉ 裏表無さそうな純真無垢さ100%だし、とても雨○さんが『中の人』を演っておられるとは思わないじゃ無いですか⁉」
メリーさん太「──まるで雨○さんが、『純真無垢な今どきの女の子』を演るには、不似合いな声優さんみたいに言うなよ⁉」
ちょい悪令嬢「て言うか、演技の幅が、異様に広過ぎるんですよ⁉ 丁度今同じく『ア○マTV』様で全話一挙無料配信されている、『マギアレ○ード 魔法少女ま○か☆マギカ外伝』においても、同じ女子大生である七海や○よさんを演じておられますけど、キャラ的に全然違うじゃないですか⁉」
メリーさん太「……確かにや○よさんは大人っぽかったけど、それとは別に以前にちゃんと、『女子高生』役とかも演っておられただろうが⁉ 『響け!ユーフ○ニアム』の主役の黄前久○子ちゃんの後輩の、久石か○でちゃんとか⁉」
ちょい悪令嬢「か○でちゃんは一見キャピキャピしていて陽キャで、いかにも今どきのJKですが、実は『腹黒キャラ』であることは周知の事実であり、『青ブ○』の卯○ちゃんとはむしろ正反対のキャラと申せましょう」
メリーさん太「──て言うか、『キャラの属性』が違い過ぎるから、気がつかなかったんじゃ無く、『声質』そのものを完璧に使い分けていたので、気がつかなかったわけだから、これはもう雨○天と言う声優の、卓越した『演技力』自体を認めざるを得ないんじゃ無いのか⁉」
ちょい悪令嬢「……ホント、そうですわね。とにかく本編中は、完全にその『役』になり切って熱演して、視聴しているこちらには、『……声優さんは誰なんだろう?』なんて、余計なことを考える暇も与えないまま、EDに突入してみれば、何と雨○天さんだったと言う。──いやはや、メリーさんじゃ無いけど、このパターンで、一体何度びっくりさせられたことやら」
メリーさん太「うちの作者って、雨○さんの単なるファンと言うよりも、『一目置いている』って感じで、もはや『崇拝』すらしているよな」
ちょい悪令嬢「それが『声オタ的な崇拝』ならまだしも、『雨○さんの演じているキャラをすべて把握してやる!』とか言った熱量なんて微塵も無いし、純粋にその『テクニック』に完全に脱帽しているだけなんですよね」
メリーさん太「何かうちの作者はいかにも、『アニメのことなら何でも熟知しているぜ!』と言わんばかりなのに、『声優』方面は『鬼門』なのかよ? これじゃ『声オタ』はもちろん、完璧な意味での『アニオタ』にもなれないんじゃ無いのかwww」
ちょい悪令嬢「……そうなんですよ、せっかく非常にわかりやすい『ヒント』が有ったと言うのにッ!」
メリーさん太「へ? 声質やキャラ属性が、全然普段の雨○さんと結びつかないのに、『わかりやすいヒント』だと?」
ちょい悪令嬢「そのアイドルグループって五人組なんですけど、雨○さんの役の子ばかりに単独の仕事が来て、解散の危機が噂されるほど、五人の人気度が偏っているんですよ」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「それは先ほど申しました、『マギ○コ』のや○よさんも同様で、人気モデルとしていろいろとユニットを組むけれど、生き残るのは必ずや○よさんだけで、今となっては、他の子たちの名前どころかユニット名すらも、誰も覚えていないと言う」
メリーさん太「──そ、それがどうして、『中の人』が雨○天さんであることの『ヒント』に繋がるのか、あたしにはさっぱりわかりませんなあ⁉」
ちょい悪令嬢「恐ろしいのは、あくまでもこれは『偶然』に過ぎないってことなんですよ。『マギ○コ』の原作ソシャゲ版で、や○よさんの声を初めて当てたのは遙か昔だし、今期夏アニメの最新作とはいえ、『青ブ○』シリーズで該当キャラの声を当てたのも、やはり数年前の第1期からですしね」
メリーさん太「──反応に困る話を引っ張るのは、もうその辺にしてくださいッ!」
ちょい悪令嬢「はいはいw ──それで『話変わって』と言うか、むしろ『そのまま続行』と言うかは、少々悩むところですけど、現在数年ぶりに視聴中の、『マギ○コ』全話一挙無料配信についてですが、やはり本作の作者の予想通り、未見の方にも視聴済みの方にも、『一見の価値』が有るようですよ?」
メリーさん太「『視聴済み』でも一見の価値が有るって…………もしかして、やはり『マギ○コ』も『ま○マギ』同様に、全面的に『円盤レベル』に差し替えられたとか⁉」
ちょい悪令嬢「それに関しては『ま○マギ』とは違って、公式様の正式な発表が無いので確証は有りませんが、エピソードによっては全体的かつ大幅に修正されているのも、事実でございます」
メリーさん太「……エピソードが丸ごと修正されているって、何話の話だよ?」
ちょい悪令嬢「第2期の第6話でございます」
メリーさん太「ああ、あの『作画崩壊』回か⁉ ──いやでも、あれって初放映後すぐに修正が加えられて、Web配信版においても、そっちのほうが使われていたんじゃ無いのか?」
ちょい悪令嬢「本作の作者が昨日見たばかりのやつは、作画面の更なる修正はもちろん、話の繋がりも非常にスムーズになっており、以前までの配信では首を傾げた箇所や不満に思った箇所も、すべて解消されていたのです!」
メリーさん太「一目見ただけで違いがわかるほど、大改良されていたわけか⁉」
ちょい悪令嬢「たぶんこれが『円盤』同様の、『最終修正ヴァージョン』でしょう」
メリーさん太「……と言うことは、別に第2期の第6話だけでは無く、全シリーズの全エピソードが、円盤レベルに修正されていると見ていいんじゃないのか?」
ちょい悪令嬢「ですから、それについては確証が無いのですよ。もちろん他のエピソードも確認済みですが、第2期の第6話のように、確実に修正されているとまでは断言できないし、それどころか『円盤との相違点』すら見つけてしまったのです」
メリーさん太「な、何だよ、『円盤との相違点』て?」
ちょい悪令嬢「第三期の【Final SEAS○N】のOPですけど、最後のほうで主役の環い○はちゃんが電車の中で座っているシートの周りにいるキャラたちが、どんどんと増えていき、最後には『全員集合』の体になってしまうはずなのに、私が見た限りでは、そうはならなかったのです」
メリーさん太「──あ、何かそれ、まとめサイトか何かで見た覚えがあるけど、『コラ画像』じゃ無かったのか?」
ちょい悪令嬢「……その可能性も否定できないのですが、とにかく今回の配信版では、第2期同様に、最大三名で打ち止めとなっておりました」
メリーさん太「う〜ん、それだと確かに、『円盤』と同じかどうかは、明言できないな?」
ちょい悪令嬢「──とはいえ、『マギアレ○ード』は初放映時点で既に、当時の『シ○フト』様が誇る最高のスタッフによって創り上げられており、一部とはいえ『円盤』レベルの修正が加えられているのは間違いありませんので、これをお読みになって興味を惹かれたのなら、今回の無料配信期間中に、是非とも視聴なさってみてください☆」