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第2172話、わたくし、今期夏アニメ、いよいよ本番突入ですの☆(その31)

ちょい悪令嬢「──うおおおおおおおおお! やりました! 『うたごえはミルフ○ーユ』最新第6話は、期待通りに『新展開』を、やってくださいましたよ!」




メリーさん太「……いやあまさか、あれ程の『アニオリ』をやってくれるとは、期待以上だったな?」




ちょい悪令嬢「そもそも『オリジナルアニメ』である『うた○ル』に、『アニオリ』も何も無いだろうと思われるかも知れませんが、実は数年前から公式Y○uTubeチャンネルにおいては、【オーディオドラマ版】がアニメ本編の該当部分だけでも、全21話も公開されているのですよ」


メリーさん太「そっちのほうも、学校の全校集会後の音楽系部活の余興における、初コンサートまでが一区切りだったんだけど、その顛末を大きく変えてきましたねえ」


ちょい悪令嬢「人見知りであがり症のリードボーカルにして、主人公の小牧○歌ちゃんが、どうにか一曲全部歌いきって、生徒たちのウケも良くて、部員のほとんどが『大成功だったね♫』と、大喜びしたところまでは同じだったんですけどね」


メリーさん太「て言うか、【オーディオドラマ版】のほうは、初コンサートが無難に終了することによって、いかにも『本編の終了』と言った感じになっていたよな」


ちょい悪令嬢「それが【アニメ版】のほうでは、○歌ちゃんたち初参加組も、先輩たち経験者組も、みんなが手放しで喜んでいたと言うのに、いきなり新入生だけど声楽経験者のム○ブちゃんが、『大発狂』し始めたんですよ!」


メリーさん太「……いや、【オーディオドラマ版】と変えてくるとは思っていたけど、まさかここまで劇的に変えてくるとはな」


ちょい悪令嬢「これまで【アニメ版】においても、事あるごとに『ギスギス』しそうでありながらも、どうにか抑えてきたところ、一気に『大爆発』したって感じですわね」


メリーさん太「むしろ今にして思えば、今回の『ギスギス大噴火』のためにこそ、これまで溜めに溜めに溜めてきたとも言えるかもな」


ちょい悪令嬢「ええ、まさかム○ブちゃんとウ○ルちゃんが、あれ程ガチで衝突するとは思いませんでした」


メリーさん太「あの『調和』を重んじ『空気』が読めるウ○ルちゃんが、【オーディオドラマ版】では棚上げされていた、『実はム○ブちゃんこそがズレている』ことを、本人に向かって突きつけるなんてな」


ちょい悪令嬢「あと、これも【オーディオドラマ版】ではボカされていた、『高校のアカペラ部なんかでくすぶらせておくのはもったいない天才』が、玲○先輩であることも判明しましたしね」


メリーさん太「そのように自分なんかよりも遙かに『天才』である先輩が、今回の初ライブにおいて『手を抜いて』いたことも、ム○ブちゃんの怒りの一因になったんだろうな」




ちょい悪令嬢「……しかし、今回の最新話が作品自体の『ターニングポイント』になるとは予想していましたが、まさかこれほどの衝撃的な展開になるとは思ってもみませんでしたわ」




メリーさん太「しかもこれまた本作の作者が指摘していたように、今回のエピソードの基本的な流れって、まさしくかの『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』最大の、『問題回』を彷彿とさせたよなあ」




ちょい悪令嬢「ああ、例の『春○影』の第7話ですか」




メリーさん太「初ライブが手応え十分で、みんなが『大成功だったよね!』と浮かれ回っているのに、一人だけなぜかどシリアスに『大発狂』して、お祝いムードに冷や水をぶっかけたところ、むしろ全面的に反論を食らって、部活をやめる勢いで逃げ出してしまうところなんて、一体どこの『そ○さん』かと思ったよ」




ちょい悪令嬢「──何か『箇条書きマジック』の出る幕も無く、類似点が多過ぎますよね⁉」


メリーさん太「とすると、今後の展開も読めたりしてw」


ちょい悪令嬢「コミュ障の○歌ちゃんが一念発起して、人気のライブハウスで伴奏無しのボーカルソロを切々と歌い上げて大人気を誇って、どんどんと聴衆とともにメンバーを集めていき、再結成すると言う流れですか?」


メリーさん太「──いや、アカペラなんだから、最初から『無伴奏』だよね⁉」




ちょい悪令嬢「まあ冗談はさておき、これからの展開としては、アカペラ部が再結成するにせよ、このまま分裂したまま自然消滅するにせよ、今回登場した謎の女子大生グループが、本格的に絡んでくるのは間違いないでしょうね」




メリーさん太「どうやらあちらのリーダーさんは、玲○先輩を引き抜こうとしているみたいだしな」


ちょい悪令嬢「更には、○歌ちゃんのお姉さんもいるようだし、二人の『家庭問題』も、大いに影響を及ぼしたりして」


メリーさん太「今もお互いに連絡を取り合っていて、姉妹の仲は良好みたいだけどな」




ちょい悪令嬢「わかりませんよ? ○歌ちゃんのコミュ障の一因が、かつてお姉さんから『見捨てられた』ためだったり、二人が必要以上に接触することは、離婚した両親から止められていたりして、これから二つのアカペラバンドが絡んでいく上で、大きなネックになるかもよ?」




メリーさん太「あ、有り得る……」


ちょい悪令嬢「他にも、常に泰然自若としていた古城愛○部長さんが、○歌ちゃんの何気ない一言によって、実は自分が密かに『病んでる』ことを見抜かれて、呆然となったりすると言う、とんでもない『火種』も発火しそうになりましたしね☆」


メリーさん太「──かつての『欧州の火薬庫』みたいに、第一次世界大戦でも引き起こしそうな『火種』ばかり抱えているな、このアカペラ部って⁉」


ちょい悪令嬢「まあ、『うた○ル』については、今後の展開を楽しみにするとして、そろそろもう一つの『注目作』へと話題を移しましょう!」


メリーさん太「……『もう一つの注目作』、って?」




ちょい悪令嬢「ご存じ『神○市建設中。』、でございます☆」




メリーさん太「ああ、あれも各動画サイト様においては、『うた○ル』と同日にWeb公開されてるんだっけ? ──それで、何か大きな動きでも有ったのか?」


ちょい悪令嬢「何と今回冒頭から、『ラスボス』のまくすう○るさん自ら、世界観設定をすべて、『ネタバレ』していただけましたの♫」


メリーさん太「………………………………はい?」




ちょい悪令嬢「ですから、作品中誰よりも『すべての真相』を知っているはずの、『ラスボス』さんが、盛大に『ネタバレ』をカマしてくださったのですよ

♪」




メリーさん太「──何だ、そりゃああああああああ!!!」




ちょい悪令嬢「いやいやいや、これまで散々『説明不足』だと非難してきたんだから、ここで親切にすべてを教えていただけたことに対しては、むしろ感謝すべきでしょうが?」


メリーさん太「そ、そうだな、考えてみれば、今まで謎だった設定が明らかになったとしても、これからの展開はどうなるかわからないんだから、真の意味では『ネタバレ』じゃ無いしな!」




ちょい悪令嬢「ああ、そっちのほうも、仲間の未来予知の『魔女○娘』によると、主人公格の森先化○ちゃんが、どうやら悪堕ちをして、一般市民を大量虐殺するようですよ?」




メリーさん太「──何だ、そりゃああああああああ!!!(二回目)」




ちょい悪令嬢「問題の『世界の繰り返し』についても、ラスボス自らの告白によれば、『ループ』と言うよりも『積み木崩し』みたいなもので、一つの世界線(=時間軸)の中で、街の破壊と再生を繰り返していて、最初の『ブラックアウト事件』で化○ちゃんの両親やお姉さんがお亡くなりになってから、既に『千年』が経過しているそうです」




メリーさん太「……街を再建させるのはともかく、そこに住んでいる人間までも、生死を繰り返させられているのか⁉」


ちょい悪令嬢「ラスボスさんの話では、すべては『上位的存在』による実験のようでして、人間たちはそのつど『記憶』を消去させられて、真っさらな状態で再生するそうです」


メリーさん太「──そ、それって⁉」




ちょい悪令嬢「ええ、まさに、化○ちゃんの『記憶操作の歌声』そのまんまであり、『魔女○娘』である自分が、『実験者』の正体である『魔女』そのものの存在であることに気づき、歌が歌えなくなるどころか、黒い瘴気をまき散らしながら『闇堕ち』をして、自ら都市を破壊して住民を皆殺しにしようとし始めるのです!」




メリーさん太「──完全に、『魔法少女ま○か☆マギカ』における、『魔法少女』から『魔女』へと成り代わる、シークエンスそのまんまじゃねえか⁉」




ちょい悪令嬢「よってこれまで得た情報を、本作お得意の『集合的無意識とのアクセス』方式で解説し直すと、最上級のアクセス権を有する上位存在の『魔女』は、『魔女○娘』たちを含むすべての神○市民の『記憶』を書き換えることが可能なのに対し、あくまでも一部のアクセス権しか与えられていない『魔女○娘』たちは、その歌声によって限定的に、市民の『記憶』を書き換えることができるのでは無いでしょうか?」




メリーさん太「……となると、人間がテセ○クターになるのも、『記憶』の書き換えだけでは無く、『形態情報』の書き換えも行われることによって、『変化メタモルフォーゼ』しているのかもな」




ちょい悪令嬢「いわばテセ○クターこそが、『クトゥルフ神話』で言うところの、暗黒不定形生物の『ショゴス』そのもので、人間がテセ○クターに変化メタモルフォーゼするのでは無く、神○市のすべての生物は、元々テセ○クターからつくられていたりして」




メリーさん太「──もうそれって、『実験のための実験』に過ぎず、世界観もキャラ設定も、何もかも意味が無くなってしまうんじゃないのか⁉」




ちょい悪令嬢「まあ一応、興味深い展開になってきたことだし、かの『MyG○』や『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』を創り上げた柿○広大監督が、どんな『ま○マギ』や『マギアレ○ード』のフォロワー作品を創ってくださるのか、大いに期待して見守ろうではありませんか♡」

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