第2151話、わたくし、今期夏アニメ、いよいよ本番突入ですの☆(その12)
ちょい悪令嬢「今回は、本作の作者による今期夏アニメの『私的覇権作』についての、【中間発表】を行いたいかと思います!」
メリーさん太「……え、それ、『タ○ピーの原罪』の最終話に合わせてやったほうが、いいんじゃ無いの?」
ちょい悪令嬢「──いきなり話の腰を、折るにゃああああああああああ!!!」
メリーさん太「い、いや、悪い。そんなつもりは無かったんだけど、『タ○ピー』は全六話しか無くて、今度の土曜日が最終話で、見たら絶対感動するので、どうせ【中間発表】をするのなら、そのタイミングがいいかなと思ったわけでして」
ちょい悪令嬢「……まさに『正論』て感じですが、あなたがおっしゃる通りだからこそ、『タ○ピー』の最終話の前に、【中間発表】をしておいたほうがいいのですよ」
メリーさん太「何で?」
ちょい悪令嬢「うちの作者のことです、『タ○ピーの原罪』の最終話を見た日には、大感動のあまりその感想を全力で書き連ねて、下手すると二、三話ほど費やすかも知れず、【中間発表】なんかやっている暇が無くなる怖れが有るのです」
メリーさん太「……あ、有り得る」
ちょい悪令嬢「ですので、今のところそれ程『抜きん出た』作品が無いこのタイミングでこそ、一度【中間発表】をやっておくべきかと思うのですよ」
メリーさん太「ああ、概ねのところは納得したよ。──それで、うちの作者の今期夏アニメにおける『私的覇権作』の【中間発表】って、具体的にはどういう作品が挙がっているんだ?」
ちょい悪令嬢「まず暫定的な『最有力覇権候補』としては、『タ○ピー』と『Summer P○ckets』と『クレバ○スー魔獣の王と赤子と屍の勇者ー』が挙がりますね」
メリーさん太「おっ、やっぱり『タ○ピー』は入るのか? 他の二つも『予想外に本格的SF』だった『サマ○ケ』と、近年希に見る『本格的ダークファンタジー』の『クレバ○ス』とで、うちの作者の趣味にバッチリ合致しているよな⁉」
ちょい悪令嬢「この三作品については、現段階で既に『面白い』ことが決定していますからね。もはや視聴を切ることが無いと言う意味でも、『最有力候補』なのですよ」
メリーさん太「……その『面白さ』とやらを、具体的に説明してくれるんだよな?」
ちょい悪令嬢「もちろんです! まず『タ○ピー』については、次回の最終話は原作の時点で、『大どんでん返し』&『大感動』間違い無しなのですが、これまで『アニメならではの見せ方』を駆使することによって、『アニメならではの面白さ』を存分に実現し、ただでさえ傑作なのに更に『底上げ』してくださった制作スタッフ様が、最終話をどのように盛り上げてくださるのか、非常に楽しみでございますわ♡」
メリーさん太「作品だけでは無く、アニメスタッフ様にも、全幅の信頼を寄せているわけか?」
ちょい悪令嬢「続いて『サマ○ケ』ですが、ご存じのようにこれは二クール連続作品で、前期から見ているのですけど、最初のうちは単なる『ギャルゲアニメ』として、そのワンパターンな内容にあきれ果てて、あわや視聴を切るところだったものの、ただのサブヒロインかと思われた妹分の加藤う○ちゃんが、思わぬ行動をとり始めて、この作品が本格的なSF作品であることに気づき、視聴を継続したところ、尻上がりに面白くなっていって、次回からいよいよ『作品そのものの謎』に迫ると言うことで、展開次第では今期の『私的覇権』も有り得るかと、大いに期待しております」
メリーさん太「原作ゲーム版のファンの方の話では、次回からう○ちゃんが本格的に絡んでくるそうだしな」
ちょい悪令嬢「最後に『クレバ○ス』ですが、これは人を選ぶものの、本作の作者の大好きな『ダークファンタジー大作』なので、毎週ワクワクしながら見ており、しかも今のところ期待をまったく裏切らない展開ばかり見せていて、他の二作品とともに、最後まで覇権レースを演じてくれることでしょう」
メリーさん太「軽い作品もそれはそれで見やすくていいけど、たまには『重いやつ』も堪能したくなるよな」
ちょい悪令嬢「そして次に、『9ーn○neー Rulers Cr○wn』と『神○市建設中。』に『光○死んだ夏』の三作ついては、『覇権期待作』って感じですわね」
メリーさん太「……『有力候補』と『期待作』って、どう違うんだよ?」
ちょい悪令嬢「それぞれの作風や世界観は、うちの作者の趣味に合致しているのですが、現在のところそれ程『面白くない』ので、視聴は継続するものの、いわゆる『様子見』と言ったところなのです」
メリーさん太「要約すると、『これから面白くなりそうな作品』てこと?」
ちょい悪令嬢「まず『9ーn○neー Rulers Cr○wn』ですが、『エロゲ』原作であることにより、『サマ○ケ』とは『SF的世界観』からして似通っていて、十分『覇権』を狙えると思われるのですが、まだまだ『サマ○ケ』並みに、『アニメとして面白い』と言った領域には達していないのです」
メリーさん太「逆に言うと『サマ○ケ』がそうであったように、これから『大化け』するかも知れないよな」
ちょい悪令嬢「次に『神○市建設中。』ですが、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』や『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』を手がけた柿○広大監督が、満を持して『マギ○コ』みたいな『SFチックな魔法少女モノ』に挑んだ作品として、今期で最も期待している作品であり、できるなら『私的覇権賞』に輝いて欲しいのですけど、今のところ『アニメならではの面白さ』がほぼ皆無と言った有り様で、これまたこれからの展開に期待したいところですわね」
メリーさん太「『なれ○れ』と言う(悪しき)前例も有るから、柿○監督作品といえども、楽観はできないからな」
ちょい悪令嬢「最後に『光○死んだ夏』ですが、これも最近珍しい、本格的な『和風ダークファンタジー』で、視聴前は大いに期待していたのですが、あまりにも主役二人が『ホモ臭く』て、それがノイズになって、物語に集中できないのですよ」
メリーさん太「……あー、ネット上においても、その辺が非難囂々になっているよな」
ちょい悪令嬢「こう言うのは、『女性の視聴者』狙いと思うのですが、せっかく世界観や雰囲気はいいのに、ちょっと『ホモ描写』がやり過ぎなので、最後までこのままであれば、覇権獲得どころか、途中で視聴を切ることすら有り得るでしょう」
メリーさん太「言うなれば、『チェン○ーマン』のデ○ジ君とア○君のBL系二次創作を、地上波の公式放送で無理やり見せられているようなものだしな」
ちょい悪令嬢「後、かなり期待大なのですが、最近放映&配信が始まったばかりなので、今のところ何とも言えない作品として、『New PANTY & ST○CKING with GARTERBELT』と『うたごえはミルフ○ーユ』を挙げておきましょう」
メリーさん太「ああ、確かにその二つは、まだ二、三話ほどしか見ていないから、覇権かどうかなんて判断するのは、時期尚早過ぎるよな」
ちょい悪令嬢「特に『新パン○ト』は、前評判ほどには『面白く感じない』ので、このままの調子でいくのなら、結構早めに視聴を切ってしまうかも」
メリーさん太「ネット上の評判も、芳しくないんだっけ?」
ちょい悪令嬢「その分『うたごえはミルフ○ーユ』は、かなり期待しているんですよねえ」
メリーさん太「何せ現在の評価が、『明るく前向きな前橋ウ○ッチーズ』だもんなw」
ちょい悪令嬢「その他では、一応今のところ視聴していますが、余程の『面白い展開』を見せなければ、そのうち切ってしまう可能性の有る作品として、『公女殿下の家○教師 』と『盾の勇者の成○上がり』と『水属性の魔○使い』と『勇者パーティーを追放された白魔○師、Sランク冒険者に拾われる ~この白魔○師が規格外すぎる~』を挙げておきましょう」
メリーさん太「──見事なまでに、『なろう系』ばかりだな⁉」
ちょい悪令嬢「逆に言えば、『なろう系』にしては、結構見所が有るってことですよ♫」
メリーさん太「……それで、最後に残るのが、『アレ』か?」
ちょい悪令嬢「ええ、ご存じ『Turk○y!』です」
メリーさん太「これって散々批判ばかりしてきたけど、もう『覇権』は無理なのか?」
ちょい悪令嬢「いえ、この作品も、これからの展開次第ですわね」
メリーさん太「──あれだけ、悪口を言っていたのにぃ⁉」
ちょい悪令嬢「何と言っても今回の視聴継続作品の中で唯一の、完全新作オリジナル作品ですからね。まだ何か『隠し球』を幾つか秘めているとも思われますので、それを使った『大どんでん返し』次第では、今期の私的覇権も十分に狙えるでしょう☆」
メリーさん太「……つまり、辛口の批判も、期待の裏返しのようなものなのか?」
ちょい悪令嬢「そうなんですよ、期待しているからこそ厳しい意見になるわけで、けしてむやみやたらと悪口雑言を並び立てているのではありませんので、制作スタッフの皆様におかれましては、くれぐれも誤解無きように」
メリーさん太「──こ、こいつ、今更になって、雑に取り繕いやがったぞ⁉」




