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第2144話、わたくし、今期夏アニメ、いよいよ本番突入ですの☆(その5)

青髪「──姫、あなたのことは必ず、このわたくしめがお守り申し上げます!」


ピンク髪「利○ちゃん、忍者だったの⁉ それに私のこと『姫』って、どういうこと⁉」


金髪「……最終動作確認試験中に、こんなトラブルに巻き込まれるとはな。だが私のアンドロイドとしての機能が、戦国時代のような極限状態において通用するのかを計るには、いい機会だ」


緑髪「タイムスリップとは、面白い。僥倖なことにも、この惑星の過去の動乱期のデータも取得できるなんて、母星の調査局本部も、さぞかし喜ぶことだろう」


紫メガネ「──死ね(即死チート)」




   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑




メリーさん太「……何だ、これ?」




ちょい悪令嬢「前回の『Turk○y!』の、『改良案』の続きですよ」




メリーさん太「──まだやるのかよ⁉ それに『改良案』て、いつからそんな話になった? 余計なお世話だろうが⁉」




ちょい悪令嬢「ほら、前回で戦国時代のお姫様たちのほうも、実は『宇宙人』だったら面白いんじゃないかって、言ってたじゃ無いですか」


メリーさん太「あ、ああ」




ちょい悪令嬢「だったらいっそのこと、現代の女子高生のほうこそ、それぞれとんでも無い正体を隠していて、ピンク髪は『未来予知の巫女姫』で、青髪はそれを密かに守ってきた『忍者の末裔』で、金髪が『アンドロイド』で、緑髪が『宇宙人』で、紫髪メガネが『即死チート』のスキル持ちだったりするのも、いいのではと思いまして☆」




メリーさん太「──『4人はそれぞれウソ○つく』かよ⁉」




ちょい悪令嬢「どちらかと言うと、『即死チ○トが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』ですけどね♫」




メリーさん太「まあ確かに、『4人はそれぞれウソ○つく』や何でもアリの『なろう系』はもちろん、既に十数年前に『涼宮ハ○ヒの憂鬱』の洗礼を受けている現代のオタクとしては、普通の女子高生がタイムスリップしただけでは、『……ふう〜ん、それがどうしたの?』くらいの反応しか示さないから、もう一ひねりは欲しいところだよな」


ちょい悪令嬢「とはいえ、まだまだ序盤ですからね。むしろ戦国時代のお姫様たちのほうこそ、何か秘密を隠しているようですので、そこは辛抱強く期待して待つことにいたしましょう!」


メリーさん太「うん、ネガティブな話はこの辺にして、前向きな話題に切り換えようぜ! 最近見た夏アニメで、何か良かったのは無いのかよ?」




ちょい悪令嬢「──有りましたよ! それも同じく、当座談会の『推し作品』の一つである、『神○市建設中。』の最新第3話です!」




メリーさん太「おお、それか⁉ でもそれって、実質的には第4話なんだよな(※最初のエピソードが『第0話』だったので)」




ちょい悪令嬢「これまでは全体的に説明不足で、世界観もキャラもどこか無機質だし、作品に入り込めないでいたのですけど、前回のラストに衝撃的展開を見せたことで、主人公たちがこれまでに無く感情的=『血の通った人間』らしくなって、今回はそれを受けて畳みかけるようにして、主要キャラの一人の凄惨なる過去を見せつけるとともに、人間を一人都市の防衛のために犠牲にしようが、平然としていた生体コンピュータである、『テセラ○ターそっくりな』復○課長が、主人公のピンク髪に詰め寄られてなじられたところ、いかにも某『キュ○べえ』そのまんまな『感情が皆無の非人間的キャラ』であるはずが、何と『美少女化』して! 主人公のピンク髪と同居して! 学園でも行動を共にして! 人間の心理と言うものを実地で学び始めると言う、驚天動地の展開となりました!」




メリーさん太「──キュ○べえが美少女化するって、一体どこの『ま○マギ』二次萌え同人漫画だよ⁉」




ちょい悪令嬢「さすがは、『MyG○』と『Ave Muj○ca』の柿○広大監督ですわね。絶対に面白くなるはずだと信じておりましたよ!」


メリーさん太「前回のオチからすると、主人公側と課長側で、当分揉めるものと思われたけど、一話も使わずに解決してしまうなんて、思い切りがいいよな」


ちょい悪令嬢「『MyG○』においても、もはやバンドは修復不可能かと思わせておいて、『第10話』のワンエピソードだけで解決してしまいましたからね。これぞ柿○監督の真骨頂ですよ!」







メリーさん太&ちょい悪令嬢「「──かと思ったら、最後の最後で前回を上回る、超衝撃的展開をぶち込んできやがって、まったく油断できないよな⁉」」







メリーさん太「……ホント、びっくりしたぜ」


ちょい悪令嬢「どうしてあんなことになったのか、詳細はわからないから、次回待ちですわね」


メリーさん太「やっぱ、視聴者様に継続的に見ていただくには、このような『次回への引き』を促す『衝撃的展開』は必要だよな!」


ちょい悪令嬢「何せ勝負の『第3話』ですものね!………………それに比べて『Turk○y!』のほうは、十分反省してください」


メリーさん太「『Turk○y!』の話は、もういいだろ⁉ それよりも、『神○市建設中。』以外の作品で、何か目につく急展開を見せてくれたのは無いのか?」




ちょい悪令嬢「有ります! それももはやすっかりお馴染みの、『サマ○ケ』こと『Summer P○ckets』の最新第16話です!」




メリーさん太「おっ、そっちにも何か、気になる動きが有ったのか?」


ちょい悪令嬢「『ギャルゲ』や『エロゲ』のアニメ版と言う意味では同じカテゴリィの、『9ーn○neー Rulers Cr○wn』に引き続いて、本作との思わぬ『シンクロ率』の高さを見せてくださったのですよ!」


メリーさん太「……うちとの『シンクロ率の高さ』って、一体何が有ったんだ?」




ちょい悪令嬢「ついに本格的に突入したメインルートにおけるメインヒロインと目されている、鳴瀬し○はちゃんが、何と『不幸な未来の予知能力』の持ち主だと判明したのです!」




メリーさん太「──まさに、本作『わたくし、悪役令嬢ですの!』における主人公である、『()の巫女姫』のあんたを始めとして、本作の作者の別作品の、『最も不幸な少女の、最も幸福な物語』や『異能棋戦血風録』や『私は、カクヨムの巫女姫、死神の使いなの。』等々の、各主人公の『固有能力ユニークスキル』そのまんまじゃねえか⁉」




ちょい悪令嬢「まさかここに来て、メインヒロイン同士の能力が、完全に一致するとは思いませんでしたよ♫」


メリーさん太「……そうなると、今後の展開が、予想できたりするわけか?」




ちょい悪令嬢「本作の作者のモットーとしては、『不幸な未来の予知能力こそ、真に幸福な未来を実現する』なので、基本的にはこの線で行くと思われます。具体的に言うと、し○はちゃんの『不幸な未来予知』を参考にして、該当する者がそれぞれ前もって対策を練ることによって、見事に不幸を回避できて、し○はちゃんがみんなの仲間として真に受け容れられると言う、ハッピーエンドを迎えるものと推測されます」




メリーさん太「……確かにそれが最も『王道的展開』かと思われるけど、そう都合良く行くかねえ?」


ちょい悪令嬢「──いい質問です! そこはあえて、『ドラマチックな展開』も見せてくれることでしょう!」


メリーさん太「『ドラマチックな展開』って?」




ちょい悪令嬢「大体の『不幸な未来』はどうにか避けることができたものの、一番重要な未来は避けることができず、し○はちゃんが深い海の底に沈んでいくことになって、『……やはり私の不幸な未来予知からは、逃げることはできないのか』と諦めようとしたところ、主人公の鷹原羽○里君が、本気で泳ぐことへのトラウマを克服して、彼女を救いに来るのですよ!」




メリーさん太「──いやもう、絶対それじゃん⁉ それ以外考えられないだろ⁉」




ちょい悪令嬢「……まあ、これはあくまでも本作の作者による素人考えですので、もし外れた場合は、どうぞ笑ってやってくださいませ♡」

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