第2130話、【Turk○y!】わたくし、今期夏アニメ最大の『ダークホース』を見つけましたの☆
ちょい悪令嬢「──いやあ、今期夏アニメも、やるものですなあ⁉ この段階で早くも、既にネットで話題騒然の、『超問題作』の登場ですわ☆」
メリーさん太「ええっ、これまで紹介した作品て、ぶっちゃけ『イマイチ』のばかりだったから、てっきり今年の夏は『スロースターター』だと思っていたのに、いきなり『フルスロットル』をカマしやがったのが出てきたのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「ふっふっふっ、しかも何と、『勇気爆発バーンブ○イバーン』のパターンだったりして」
メリーさん太「……うん? 今期夏アニメに、『ロボットアニメ』なんて有ったっけ?」
ちょい悪令嬢「『Turk○y!』ですよ、『Turk○y!』」
メリーさん太「『Turk○y!』って………………ああっ、あの『ボウリング』アニメか⁉ それが一体、どうしたって言うんだ?」
ちょい悪令嬢「ですからそれこそが、『ブ○イバーン』パターンだったのです」
メリーさん太「……と言うことはつまり、最初の公式サイトやPVとかは、全部嘘っぱちで、第1話の放映後に、衝撃の『真のサイトやPV』を公開するってパターンか?」
ちょい悪令嬢「ええ、いかにも『うら若きJKたちが、マイナースポーツのボウリングに打ち込んでいく、いつものやつ』と思わせる、サイトのメインビジュアルや、キャラ紹介や、PVだったのが、第1話の終了と同時に、『世界観自体がまったく異なる』ものへと、一新されてしまいました!」
メリーさん太「『世界観自体がまったく異なる』って、いったいどういうふうに?」
ちょい悪令嬢「……う〜ん、この時点でネタバレしても構わないのか、悩むところですが、公式さんとしても少しでも話題になったほうがよろしいかと思いますので、大丈夫でしょうかね?」
メリーさん太「──そんなにヤバいやつなの⁉ 実は主人公のJKたちがみんな、『老○』だったり『BE○A』だったり、するんじゃ無いだろうな⁉」
ちょい悪令嬢「そのネタは、もういいから!」
メリーさん太「だったら何だよ、まさかボウリングやっていたら、いきなり異世界に飛ばされたとかじゃ無いだろうな?」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「………」
ちょい悪令嬢「………」
メリーさん太「──おいおいおい、まさか本当にそうなのかよ⁉」
ちょい悪令嬢「厳密には、ちょっと違いますけどね」
メリーさん太「……どう違うんだよ」
ちょい悪令嬢「どうやら異世界では無く、『戦国時代へのタイムスリップ』のようなのです★」
メリーさん太「同じことじゃん⁉ 立派に『なろう系』の範疇だよ! 既に似たような作品が、ごまんと有るよ!」
ちょい悪令嬢「まあまあ、落ち着いてください。話はまだこれからなんですから」
メリーさん太「……何だと?」
ちょい悪令嬢「主人公のJKたちですが、それぞれの名字が、『音無』と『五代』と『一ノ瀬』と『三鷹』と『二階堂』と言うそうです」
メリーさん太「えっ」
ちょい悪令嬢「追加された戦国時代の女性陣の『中の人』は、『日○のり子』さんに『皆○裕子』さんに『井○喜久子』さんに『伊○美紀』さんに『佐○間レイ』さんだそうです」
メリーさん太「ええっ」
ちょい悪令嬢「実際に視聴した方のご意見としては、『ブ○イバーン』や『マブ○ヴ』や『喰○ー零ー』に似ていると言うのが、大勢を占めてましたが、私としてはぶっちゃけ『JKの戦国時代へのタイムスリップ』と言うことで、『犬○叉』のプロトタイプとも言われている、『炎トリ○パー』の影響が大きいのでは無いかと思っております」
メリーさん太「と言うことは、ガチで『高○留美子作品』のフォロワーじゃん⁉ JKたちの名字は『め○ん一刻』の登場人物と同じだし、『日○のり子』さんと『井○喜久子』さんと『佐○間レイ』さんは、アニメ版『ら○ま½』に出演されていたし、『犬○叉』はもちろん『炎トリ○パー』なんて、知る人ぞ知る『高○SF作品』の超目玉作品じゃんか⁉」
ちょい悪令嬢「どうです、スタッフの皆様がここまで『こだわった』作品が、そんじょそこらの奇をてらった『出オチ』作品で終わると思いますか?」
メリーさん太「……うん、これからの展開も、けして『ありきたり』なんかじゃ無く、かなり『ひねって』来ることが、十分予想できるよな」
ちょい悪令嬢「高○ワールド』と言うことで、各種宇宙人が攻めてきたり、死神が現れたりと言うのも、予想できますしね☆」
メリーさん太「──『戦国時代へのタイムスリップ』が既に実現しているので、絶対に否定できないけど、そこまでやったら世界観がむちゃくちゃになってしまうだろうが⁉」
ちょい悪令嬢「だったら、何とJKたちのボウリング技術は、超能力じみていて、一投するだけで、百万の軍団をなぎ倒したりして」
メリーさん太「──『テニヌ』かよ⁉」
ちょい悪令嬢「……いや、実はですねえ、それどころでは無く、ボウリングの腕が水準以上有るのは、五人中二人だけだったりして」
メリーさん太「へ?……………………って、はあああああ⁉ そんなので、『戦国時代サバイバル』をやっていけるのか⁉」
ちょい悪令嬢「別にボウリングの腕で、サバイバルする必要なんて無いでしょう?」
メリーさん太「──うッ⁉」
ちょい悪令嬢「例えばメンバーの中に、いかにも『博識』そうな眼鏡キャラがいるのですが、彼女に『戦国時代』や『現代の科学知識』等の、『サバイバル』に役立ちそうな知識が有れば、戦国時代にはあまり役に立ちそうの無いボウリングの技術なんかよりも、余程有用なのでは?」
メリーさん太「──ううッ⁉」
ちょい悪令嬢「しかも新PVを見るに、主人公たちは『人の死なない戦』を目指しているようで、別にボウリングを戦闘技術として用いる気は無く、彼女たちは彼女たちで、ただ『できること』をするだけなのでは無いでしょうか?」
メリーさん太「──うううッ⁉」
ちょい悪令嬢「それに、新たに登場した戦国組のキャラ設定をよく見ると気づくのですが、髪の毛と瞳の色が、JK組と『対』になっているんですよね。ネット上では早速『御先祖様か?』とか言った考察が出ていますけど、おそらくは現代人のJKたちが獅子奮迅の大活躍をして、戦国時代のしがらみに雁字搦めとなっていた、当時の(武家の)女性たちを解放し、『自由な未来』を掴み取らせてあげようと言うのが、おおよその筋書きなのでは無いでしょうか?」
メリーさん太「なるほど、別にボウリング技術を戦闘に使ったり、未来の知識で時代そのものを改変させたりするのでは無く、あくまでもできる範囲でできることをするために、ボウリングの技術や未来の知識を活用するわけか?」
ちょい悪令嬢「実際にどのように使うのかは、現段階ではまったく不明ですけどね」
メリーさん太「そう言うふうに言われると、何だかこれからの展開が楽しみになってきたな」
ちょい悪令嬢「──と言うわけで、今のところどう転ぶか定かでは無い、今期最大の『ダークホース』作品である、『Turk○y!』でございますが、少しでも『変わった作品』をご所望の方は、一見する価値は十分に有ると太鼓判を押させていただきますわ♡」
メリーさん太「……今回やけに、字数が少ないな?」
ちょい悪令嬢「いや本当は別の作品の考察をする予定だったのですが、真夜中になって仮眠を取った後で明け方の三時頃に起床したところ、ネットが大騒ぎになっていたので、既に無料配信されていた『Turk○y!』を視聴してから、この文章を書いているところなのですよ」
メリーさん太「なるほど、だからいつもよりも、いかにも『書きなぐった』感じなのか?」
ちょい悪令嬢「もうね、この衝撃と感動を、一秒でも早く読者様に伝えようと、居ても立ってもおられず、急遽予定を変更したと言った次第ですの☆」