第2127話、わたくし、今期夏アニメ、ファーストインプレッションですの☆
ちょい悪令嬢「──さて、大豊作だった『前期春アニメ』がめでたく終了して、しばらくはその余韻と一抹の喪失感に浸っていたいところでしたが、既に『今期春アニメ』の放映&配信が続々と開始されて、結構期待できる作品も有りそうですよ☆」
メリーさん太「へえ、前回紹介した『神○市建設中。』とかが、やけに気に入っているようだったけど、他にもめぼしいやつを見つけたのか?」
ちょい悪令嬢「今の段階ではとりあえず、手当たり次第見ているって感じですし、各作品共いまだ序盤でしかないので、本格的な感想では無く、文字通り『第一印象』だけを述べさせていただこうかと思います」
メリーさん太「……まあ、それが無難かもな」
ちょい悪令嬢「まずは久々の『純き○ら』作品の、『ば○どがーる』ですわね」
メリーさん太「……何だよ、『純き○ら』って?」
ちょい悪令嬢「ほら、俗に言う『き○ら系』って、実は原作漫画版の掲載雑誌が『き○ら系各誌』では無いことも、結構多いのですよ」
メリーさん太「ああ、『系』とつけるくらいだから、あくまでも『作風』が、『き○ら掲載作品っぽい』ってことか?」
ちょい悪令嬢「そんな中で、『まちカ○まぞく』以来のヒットが期待されているのが、今回の『ば○どがーる』なのです」
メリーさん太「『まちカ○まぞく』の後で、『純き○ら作品』のアニメ化って、一つも無かったのか?」
ちょい悪令嬢「一応、『星○テレパス』とか有ったようですし、前期春アニメでは『m○n○』が結構話題になったようです」
メリーさん太「前期で有ったばかりなら、『久々』では無いじゃん⁉」
ちょい悪令嬢「もしかしたら、視聴者の方が一般的に想像する『き○ら的な作品』と言う意味での、『純き○ら作品』と言うことでは無いでしょうか?」
メリーさん太「──まるで『星○テレパス』や『m○n○』が、あまり『き○ら』らしく無かったような言い方は、よせよ⁉」
ちょい悪令嬢「内容としてはまさに、一般の方が想像する『き○らアニメ』そのものでしたので、そう言うのがお好みの方には、超お薦めでございます♫」
メリーさん太「……何ソノ言い方は? うちの作者自身は、視聴継続するつもりは有るのか?」
ちょい悪令嬢「本作の作者は別に、『典型的なき○ら作品』は、好みでは有りませんので」
メリーさん太「──若干マイルドな口調で、『一話切り』を宣言するなよ⁉」
ちょい悪令嬢「続いては『9ーn○neー Rulers Cr○wn』ですが、こちらは初回『一時間スペシャル』でスタートしていて、少しでも多くの視聴者の心を掴もうとしている姿勢には、好感を覚えますわね」
メリーさん太「最近はあまり見ないようになったけど、やっぱ最初に二、三話ほど一度に公開したほうが、『見応え』が有って、作品の世界観に引き込まれて、視聴継続する可能性が高まるよな」
ちょい悪令嬢「この『9ーn○neー Rulers Cr○wn』についても、第1話の終わりで『重大事件』が起こるものの、そこで切っていたら、主人公たちの『能力』もわからずじまいだったので、続けて第2話を放映&配信したのは、大正解でしたわね」
メリーさん太「それで、肝心の中身のほうはどうだったんだ? 例えば、現在ネット上の評判とかは、どうなっているの?」
ちょい悪令嬢「いわゆる『典型的な異能バトル系エロゲ』のアニメ化版に過ぎず、キャラデザもストーリー展開も、ゼロ年代を彷彿とさせるノリだそうです」
メリーさん太「──駄目じゃん⁉」
ちょい悪令嬢「いえいえ、うちの作者に言わせると、むしろ『そこがいい♡』とのことでした」
メリーさん太「はあ?」
ちょい悪令嬢「最近の、萌え系でありながらリアルさも重要視したキャラ造形では無く、萌えエロゲならではの『シンプルな可愛さ』に特化した絵柄は、大いに安定感&安心感を覚えて、むしろ飽きが来なくてグッドだそうです」
メリーさん太「……まあ確かに、実際に見てみると、ヒロインキャラはどれも可愛いし、少なくともキャラデザに文句は無いわな」
ちょい悪令嬢「しかもそんな美少女キャラたちが次々に主人公の前に現れて、ハーレムを結成していくのだから、これからの展開も期待大ですよ!」
メリーさん太「……うん、そこはこの手の作品の、『お約束』って感じだよな」
ちょい悪令嬢「何より原作が『エロゲ』だし、それこそ『き○ら系』作品に登場してもおかしく無い、シンプルで可愛い女の子たちが、結構際どいサービスシーンをご披露してくださるので、そこら辺についても非常に楽しみですわ♡」
メリーさん太「──結局、ソレかよ⁉」
ちょい悪令嬢「いえ、やはり肝心なのは、これからのストーリー展開であり、本格的に明らかになっていく世界観のほうですね。『エロゲ』と言っても単にエロいだけでは無く、グロいまでの残酷描写が有ったり、夢も希望も無い『鬱系』だったりする可能性も有りますからね」
メリーさん太「──可愛いヒロインが実は全員『老○』だったなんて、とんでもない作品も有ったからな⁉」
ちょい悪令嬢「この作品のメインヒロインを演じられている福○美里さんも、前期春アニメの『勘違いの工○主(以下略)』において、文字通り『そのようなキャラ』を演じられていましたからね」
メリーさん太「そういやそうだったな⁉……………まさか、この作品も?」
ちょい悪令嬢「『CHA○S CHILD』の二番煎じは無いかと思われますが、少なくとも単なる『異能バトル』では無く、『カ○チャ』に匹敵するような、『衝撃の展開』を期待したいところではありますね」
メリーさん太「……『マブ○ヴ』でも有るまいし、そんな『世界観』そのものが、一変するような作品ばかり有って堪るか⁉」
ちょい悪令嬢「そういえば、『マブ○ヴ』の新作ゲームが発表されましたわね! しかも全年齢版だけでは無く、18禁版も一緒に。──きっとこの18禁版のほうは、エロいだけでは無く、とてつもなくグロかったりして★」
メリーさん太「──普通に『有り得る』予想をするのは、よせ⁉」
ちょい悪令嬢「実はあの『ブル○カ』を彷彿とさせる美少女ヒロインたちこそが、その正体が『B○TA』だったりして」
メリーさん太「だから、下手したら『ネタバレ』そのまんまなことを言うのは、やめろって!」
ちょい悪令嬢「……そうですねえ、他に期待の持てそうな新作と言えば、やはり『光○死んだ夏』でしょうか?」
メリーさん太「ああ、『サマータイムレ○ダ』や『呪術○戦』や『ひぐ○しのなく頃に』あたりと傾向が近い、『純和風系ホラー作品』か?」
ちょい悪令嬢「特に世界観の雰囲気が、本作の作者好みですので、とりあえず視聴継続ですわね」
メリーさん太「その他に、既に放映されているやつで、特にめぼしいのは無いのか?」
ちょい悪令嬢「『配信オンリー』ですので、地上波での放映はされておりませんが、前評判では話題性随一と言える、『タコピー○原罪』が、既に第2話まで公開されておりますわね」
メリーさん太「──ああっ、それが有ったか⁉」
ちょい悪令嬢「……一応本作の作者も原作を全部読んでいますので、その内容の『エゲつなさ』から、視聴を遠慮しようとも思ったのですが、実際にアニメ版を拝見したところ、やはりその独特な作風に引き込まれてしまい、とりあえず視聴継続することにいたしました」
メリーさん太「最終話はもちろん、すべてがひっくり返るクライマックスを知っていれば、序盤の『し○かちゃんメインパート』の凄絶な描写も、何とか耐え切れるってことか?」
ちょい悪令嬢「──いえいえ、あの無駄に懇切丁寧に描かれている『し○虐』は、まともに目にすることなぞできませんよ⁉ 特に無類の『犬好き』である本作の作者にとっては、『チャ○ピー』関連のシーンは、涙無しには見られませんし!」
メリーさん太「……悪い、完全に失言だったわ」
ちょい悪令嬢「まあでも、超問題作と言う意味では、『タコピー○原罪』は一見の価値が有るのは間違い有りませんので、余程『心の弱い』方以外で、興味がお有りなら、是非視聴なさってみてくださいませ☆」