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第2126話、わたくし、『神○市建設中。』は、『マギ○コ』な『アベム○カ』だと思いますの♫

幼いラ○ァさん「──僕と契約して、一生バンドをやろうよ!」


アンノウン「私がギターを弾いていることは、クラスのみんなには内緒だよ☆」


黒髪ロング「……駄目だ、何度世界をやり返しても、ピンクが死んでしまうッ!」


な春や「──だって、みんな死ぬしか無いじゃないッ⁉」


オーナーの孫「抹茶パフェ、食うかい?」




神様令嬢「……そんな、『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』が実は、『マギアレコ○ド』であるだけでは無く、『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』のほうも、『魔法少女ま○か☆マギカ』でしたのッ⁉」




   ☀     ◑     ☀     ◑     ☀     ◑




メリーさん太「……何だ、これ?」




ちょい悪令嬢「いやあ、大豊作だった本年度の春アニメ作品もすべて終了して、うちの作者ってば、この上なき『喪失感』に囚われそうになっていたのですが、そんなダウナーな感情なんていっぺんで吹っ飛ぶ、超注目の新作が御目見得したのですよ!」




メリーさん太「『新作』と言うことは、ようやく放映や配信が始まったばかりの『夏アニメ』か? 何かめぼしい作品でも有ったのか?」


ちょい悪令嬢「わたくしも完全に『ノーマーク』だったのですが、とんでもない『隠し球』が有ったのですよ!」


メリーさん太「『隠し球』、だと?」


ちょい悪令嬢「『神○市建設中。』と言う、大災厄後の復興都市を舞台にした、アポカリプス系のSFファンタジー作品でございます!」


メリーさん太「……『神○市建設中。』って、聞いたことが無いなあ」


ちょい悪令嬢「わたくしも不勉強で存じませんでしたが、結構力の入ったメディアミックスらしくて、2019年から始動している『オリジナルIPプロジェクト』だそうです」


メリーさん太「それがいよいよ今期において、アニメ作品の放映と配信を開始したってわけか?」




ちょい悪令嬢「──舞台はもちろん、『神○市』です」




メリーさん太「う、うん」




ちょい悪令嬢「主人公の女の子は、前髪パッツンのピンクヘアです」




メリーさん太「うん?」




ちょい悪令嬢「実は『魔女の娘』と呼ばれていて、特殊な能力を持っています」




メリーさん太「んんん?」




ちょい悪令嬢「監督とシリーズ構成は、かの『BanG Dre○m! ITS MyG○!!!!!』と『BanG Dre○m! Ave Muj○ca』で、その名を轟かせた、柿○広大氏です!」




メリーさん太「──『マギ○コ』じゃん⁉ 世界観や主人公のルックスや『魔女』と言うメインモチーフはもちろん、『神○市』と言う名称も、『マギ○コ』のフォロワー作品であること、間違いなしじゃん⁉」




ちょい悪令嬢「おやおや、どうして現在の『バン○リ!』シリーズの最高責任者であられる、柿○監督が手がけられているのに、『マギ○コ』になってしまうのでしょうか?」




メリーさん太「しらばっくれるんじゃ無いよ⁉ 『Ave Muj○ca』においては、『巨大人形型モーテ○ス』が『ド○ペル』そのものだったり、初○ちゃんがいきなり『一人芝居』を始めたり、祥○ちゃんの父親の借金が168(いろは)億円だったりと、いかにも『マギ○コ』を彷彿とさせるネタをちりばめていたじゃ無いか⁉」




ちょい悪令嬢「うふふ、実はそうなんですよね。以前本作においては、そのような『Ave Muj○ca』と『マギ○コ』の共通性を、ことさら強調したのですが、誰にも相手にされず、単なる『ガセネタ』扱いで終わったんですよね」


メリーさん太「……それがまさか、今更になって、柿○監督御自身が、新作で証明してくださるとはな」


ちょい悪令嬢「ただまあ、確かに初期設定的には共通点が見られますが、本格的にスタートした際に、ストーリー展開や主人公を始めとする各キャラの言動が、『マギ○コ』と同様になるとは限りませんけどね」


メリーさん太「そりゃそうだろ、たとえ『マギ○コみたいな作品を創りたい!』と志していたとしても、単なる『劣化コピー』では話にならず、いわゆる『これが俺のマギ○コだ!』と言わんばかりの、あくまでも『オリジナル作品』にしなければ、プロのクリエーターとは言えないだろう」




ちょい悪令嬢「もちろん、柿○作品における『オリジナリティ』と言えば、何はさておき『歌』ですよね♫」




メリーさん太「へ? 『歌』、って……」




ちょい悪令嬢「どうやら、ヒロインを始めとする5人ほどいる『魔女の娘』たちは、歌うことで特殊な力を発揮するそうです」


メリーさん太「『戦姫絶唱シンフ○ギア』とか、『ク○スアンジュ 天使と竜の輪舞』とか、『超時空要塞マク○ス』とか、結構有りがちな『ネタ』だな⁉」




ちょい悪令嬢「とはいえ、あの柿○監督ですよ? これまで『バン○リ』シリーズにおいて、『音楽』が有する『力』をまざまざと見せつけてこられたのだから、今回の『神○市建設中。』においても、大いに期待できるのではないでしょうか?」




メリーさん太「ああ、まあなあ。『MyG○』の第10話や『Ave Muj○ca』の最終話で、ガールズバンドアニメにおける『ライブ』の凄まじさを、『これでもか』と見せつけてくれた柿○監督なら、これまでに無い『歌う魔女っ子』を実現してみせるかも知れないよな。──それで、実際のネット上の評判は、どうなっているんだ?」







ちょい悪令嬢「はっきり言って、『最悪』ですわね」







メリーさん太「──駄目じゃん⁉」







ちょい悪令嬢「全編3DCGだったのが、人を選んだようです」


メリーさん太「……何でだよ、『MyG○』も『Ave Muj○ca』も、むちゃくちゃ良かったじゃんか?」


ちょい悪令嬢「それが実は、『サンジ○ン』様とは別の制作会社様が、担当なされているのですよ」


メリーさん太「え、そうなの?」


ちょい悪令嬢「確かに業界最高峰の『サンジ○ン』様の手による『MyG○』や『Ave Muj○ca』とまではいきませんが、わたくしの所見ではそれほど気にならず、特にヒロインの造形は十分可愛いかと思いましたけどね」


メリーさん太「でも、メインの5人の『魔女の娘』たちって、プロの声優さんじゃ無く、このプロジェクト用にデビューした専属さんたちだから、演技的にも問題が有るんじゃないのか?」


ちょい悪令嬢「それを言ったら、『バン○リ!』や『アイ○ス』も、同様なのでは?」


メリーさん太「あ、そうか」




ちょい悪令嬢「本作の作者の個人的感想を申せば、まだまだストーリー自体はどう転ぶかはわかりませんが、『過去の大災害』の影響なのか、復興途中の神○市は、新しさと古さが同居したいわゆる『レトロフューチャー』の趣に満ちあふれていて、昔がたきのSFファンにとっては非常に魅力的であり、当分は視聴継続しようと思っております」




メリーさん太「まだ一話を見ただけなのに、すげえ高評価だな⁉」


ちょい悪令嬢「『MyG○』と『Ave Muj○ca』の監督さんの最新作と言うことも、有りますけどね☆」




メリーさん太「(ボソッ)…………『菜なれ花○れ』」




ちょい悪令嬢「──アーアー、聞こえなーい! 一体何のことでしょうか?」




メリーさん太「……こ、こいつ、『なれ○れ』のことを、すっかり無かったことにしてやがるッ⁉」


ちょい悪令嬢「大丈夫ですって、『神○市建設中。』は、単にアニメだけでは無く、様々なジャンルを網羅した、一大メディアミックスプロジェクトなのですから、『なれ○れ』のように初期案の話数を半減されて、思うように物語づくりができなくなるようなことは無いはずですから!」


メリーさん太「え、『なれ○れ』には、そんな裏話が有ったわけ?」


ちょい悪令嬢「1クールにしては、登場人物が異様に多かったでしょ?」


メリーさん太「そ、そういえばッ⁉」




ちょい悪令嬢「実は柿○監督って、『Ave Muj○ca』で最も物議を呼んだ、『モーテ○ス関連』のエピソードのように、本格的な『SF』や『ファンタジー』作品を、思いっきり創りたいと思ってらっしゃるのでは無いでしょうか?」




メリーさん太「彼の初期の代表作である、『刀使○巫女』なんて、まさにその系統だしな」


ちょい悪令嬢「そうなると、今作は『百合』方面でも、期待できたりして♡」


メリーさん太「た、確かに……」




ちょい悪令嬢「──と言うわけで、いろいろな意味で期待大である『神○市建設中。』でございますが、現在のネット上の不評なぞ気にすること無く、全力で応援していきたいかと存じます☆」

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